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子どもが憧れる新しい日本文化のかたち。「2040」プロジェクト

子どもが憧れる新しい日本文化のかたち。「2040」プロジェクト

「子どもに日本文化の面白さを伝えていきたい」。子どもの成長や年間行事、遊びの中に自然と受け継がれている日本文化があります。そこに目を向けると、子どもの健やかな成長を願うものだったり、長く使える工芸品だったりと日本ならではの思想や良品が身近に潜んでいることに気づきました。そんな、日本文化の面白さを伝えていく「2040」プロジェクトをはじめましたのでご紹介します。

「2040(にーまるよんまる)」プロジェクトとは

子育てメディア「teniteo」を通して気づいたこと

フリーペーパーから始まった子育て支援の情報発信メディア「teniteo」。2017年12月末に現在のWEBマガジンにリニューアルして以降、多くの方に読まれるようになりました。

多様性あふれる社会になり、子育てのやり方や考え方は環境によって変わり、今までの方法だけでは難しくなっていることを記事作りや取材を通して実感しています。

そんな中、スマホやタブレットの普及やテレビ離れから子どもにも変化が訪れています。学研ホールディングスが2019年12月24日に発表した小学生の「将来なりたい職業」の男子部門で「ユーチューバー」がついに1位になり、これまでなかった職業が増えてきているのです。

一昔前とは見えてる景色が変わってきていると感心すると同時に、時代の流れで衰退していく文化や産業があることに気づきます。その中にも日本文化があります。

これから益々、少子高齢化と人口減少が加速するため、なくなっていくものもあるでしょう。

日本の良き文化を見守るだけではなく、日本に生まれたからには日本のことをもっと知りたいと、子どもの行事や遊びを通じて強く思うようになりました。

個人的に歴史好きということもあり、知れば知るほど日本文化を面白く感じます。時代によって形は変わるかもしれないけど日本文化の思想を受け継ぎ、そして引き継きたいと考えています。

子育てをテーマにしている「teniteo」だからこそできること

モノが溢れ、選択肢も増え、グローバル社会に入った近年は益々国の文化が重宝されるようになってきます。子どもの将来なりたい職業に「着付け師」や「陶芸家」といった職種が上がってきてもいいのではないかと思うほどです。

ほんの一例ですが、日本文化に関わるお仕事をあげてみます。
  • 歌舞伎役者
  • 落語家
  • 和太鼓奏者
  • 力士
  • 柔道家
  • 将棋棋士
  • 漆芸師
  • 陶芸家
  • 染織家
  • 和紙職人
  • こけし職人
  • 和菓子職人
  • 神主
  • 書道家
  • 華道家
  • 折り紙作家
  • 盆栽職人
  • 舞妓
  • 茶道家
  • 着付け
  • マンガ
まだまだたくさんありますが、こうして並べてみるだけでも日常的に浸透しているものもありますね。日本文化といえば?と聞かれたときに人によっては「着物」「相撲」「マンガ」と普段自分が関わりあるものや興味惹かれるものをイメージするのではないでしょうか。

例えば僕ならうつわが好きなので「陶芸」や子どもの工作で関わる「折り紙」を思い浮かべます。しかし、これらを簡単に説明することはできません。

折り紙がなぜ折り紙なのか、なぜ始まったのか、など疑問にも思わないほど、当たり前に存在しているからです。それを受け継ぐ子どもも同じように「そういうものがある」と受け入れてしまうかもしれません。

逆に海外の人が日本文化に対して強い関心を抱いている傾向にあります。2020年に開催される東京オリンピックの後ろ盾もあり、今後さらに脚光を浴びることが予想されますね。

日本文化の発信を海外向けに…というものが多いですが、その前に日本人に日本文化の魅力を伝えることが、全体的な底上げに繋がるのではないかと思っています。

親が日本文化に触れることで、そのまま自然な形で子どもに受け継がれるのではないでしょうか。

これまで子育てに関わってきた「teniteo」だからこそできる「子どもが憧れる新しい日本文化のかたち」をテーマに活動するのが「2040(にーまるよんまる)」プロジェクトです。

「2040(にーまるよんまる)」で成し遂げたいこと

少子高齢化社会における後継者問題

精巧に作られる日本の伝統工芸は今でも多くの人に愛されていますが、その一方で課題になるのが後継者問題です。特に一部の地域にしか伝わっていない伝統工芸は、何代にも続いた技術の継承が少子化により途絶えることが出てきています。

後継者問題がおきる要因には時代の背景や少子化の流れが含まれているため、個人の力で解決するのが難しいところでもあります。

戦後まもなく、日本は高度経済成長に入り大量生産・大量消費時代に突入して安くて良いモノが出回るようになりました。その影響により、手作りによる製品の需要が減ってしまい、それを作る職人さんの収入も減っていきます。

収入が減ると食べていけなくなるため、職人も減っていき後継者問題に繋がるのです。少子化も重なり知名度が低い工芸品はどんどん衰退しています。また、日本伝統工芸というジャンルが高級品としてのイメージがついてしまい、僕たちの生活から遠ざかっているのも要因の一つです。

そんな光景を若い世代からみても収入的な不安が募り、工芸品作りを目指す人がいなくなってしまっているのが現状です。

海外からみた日本文化の価値

一方で海外からの支持は高く、昔ながらの思想はそのままに現在のライフスタイルに合わせた活動が広がりつつあります。特に人気なのがアニメやマンガですね。どちらも日本ならではの文化が確立されています。

急速に発達したIT技術により、働き方にも選択肢が増え「好きなことを仕事にする」という流れが若い世代の中で主流になってきている近年、日本文化の価値を改めて見直す時期に入っているのかもしれません。

大人から子どもへ。日本文化をわかりやすく

伝統工芸品の話だけになってしまいましたが、それ以外にもお正月や節分、お祭り、手まりなど身近なところにも日本文化が潜んでいます。それらを子どもに伝える前に、大人にこそ日本文化に興味を持ってもらう必要があるのではと考えます。

できることが何かと考えたときには3つのフェーズがあると思っています。

①現状を知ってもらうために伝える
②日本文化の仕事をしてる人の応援をして支える仕組みを作る
③子どもにも日本文化に触れてもらう

いずれもそんな簡単にできることではありませんが、同じことに共感できる人や日本文化が好きな人と一緒に目指していければ、新しいかたちができると信じています。

instaマガジン「2040(にーまるよんまる)」開始

「子どもが憧れる、新しい日本文化のかたち。」をテーマに「2040(にーまるよんまる)」のinstagramを始めました。

跳ねる球をイメージした「2040」のロゴには、今から未来へと日本文化が繋がっていくきっかけになる願いが込められています。

暮らしの中に飾るものや日本文化体験を、見るだけでも楽しくなるギャラリーにしていきます。

今後の予定としては日本文化を扱うお店や職人・クリエイター、体験できる場所へ取材に行き、その魅力を伝えていく予定です。

まとめ

teniteo「2040」プロジェクトはまだ始まったばかりで産まれたての赤ちゃんです。

teniteoの記事をよく読まれる方もはじめましての方も、これから「2040」が成長していく姿を一緒に見守っていただけると嬉しいです。

子どもが将来なりたい職業に日本文化に関わるお仕事が入ってくるようになることを目指して育てていきます。

答え合わせは20年後…。

これからどうぞよろしくお願いします。


次ページでは2040プロジェクトに賛同いただける方を募集しています。
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