出産のお見舞いはどうしたらいい?お見舞いに行く時のマナーと注意点
ママを癒すプリザーブドフラワー
明るい色合いのお花は「赤ちゃんが生まれた」というお祝いの雰囲気で、ママの気持ちも晴れやかになると思います。病室はシンプルな場合が多いので、お花があるとよいですね。
飾っておくだけのアレンジメントでも生花は手入れが必要ですね。病院では、傷んだお花を処分するのも困ってしまいます。飾るだけでよいプリザーブドフラワーなら、花瓶や手入れの必要がないので、忙しい産後のママにもぴったりです。退院後も自宅に飾ってもらえるのも嬉しいですよね。
お見舞いにあまり適してない手土産
賞味期限の短い食べ物
授乳中の病院食は、一般の成人の量より多いことがほとんどです。授乳でお腹が空くとはいっても、出産後はしばらく安静が必要なため、ベッドで過ごすことが多くなると、空腹感を感じないこともあるのです。
賞味期限が短いシュークリームや和菓子などは、食べきれず余ってしまうと困ってしまいます。パン類もおやつとしては嬉しいものですが、賞味期限が短い場合がほとんどですね。最低でも常温保存で2週間程度の賞味期限があったほうがよいでしょう。
チョコレートなどが材料の甘い食べ物
小量を食べるなら問題ないと思いますが、食べ過ぎると先ほどお伝えしたように、乳腺炎を引き起こす原因になってしまうことがあります。チョコレートにはバターやクリームが多く含まれているのです。
また、チョコレートの原料になる上白糖は、体を冷やす原因になってしまうともいわれています。授乳中に体が冷えるのは心配ですね。
チョコレートにはカフェインも含まれています。妊娠中にコーヒーを控えていたママも多いと思います。授乳中もカフェインの摂取は控えたいですね。
香りが強く日持ちしないお花
入院する病院によって、授乳するときの場所も違ってくるものです。新生児室に行って授乳する、ママの入院している個室に赤ちゃんを連れてきてくれるなど様々です。赤ちゃんをママのところへ連れてきてくれる場合は、病室の臭いにも注意しておきたいですね。
いただいたものは、傷みかけていてもすぐに捨てることもできないし、困ってしまいますよね。香りの面から考えても、生花や果物などの香りが強すぎるものや、日持ちしない贈り物は控えたほうがよいといえそうです。
お見舞い時の病室でのマナーについて
病室に入る前は手洗いや消毒を忘れずに!
病院によっては、病室の入口に手にもみ込むタイプの消毒液が置いてあるところもあります。病室の入口に手洗いできる洗面台が設置されていることもあるでしょう。お見舞いのときは、清潔を心がけるのがマナーです。
お見舞いに行く人が病気に感染していなくても、手にばい菌が付いていることもあります。また、ウィルスには潜伏期間があることも考えられるので、症状がないからといって安心はできないでしょう。
赤ちゃんや産後のママにばい菌をうつさないよう、病室に入る前には、手洗いや消毒を忘れないように気をつけましょう。
長居はせず短時間で切り上げよう
ママから「もっとおしゃべりしたいな」といわれても、産後のママは疲れていることも多いので、切りのよいところで帰るほうがよいでしょう。
授乳と授乳の間に休んでいなければ疲れがたまってしまいますよね。面会のために、ママの病室へ赤ちゃんを連れてきてくれているときは、長時間になると赤ちゃんも疲れてしまうかもしれません。
仲のよい関係なら、まだ話し足りないと思うかもしれませんね。そのときは、退院後にママと赤ちゃんの生活が落ち着いたらご自宅へ遊びにうかがうほうがよいと思いますよ。ママと赤ちゃんの体調を最優先に考えるように気をつけましょう。
病院や病室での規則は守るように
病院には、順調に生まれた赤ちゃんばかりがいるとは限りません。生命の危機に直面していて、無菌状態を保っていたり、機械を使って治療していたりする赤ちゃんもいるのです。また、残念ながら流産や死産を経験したママが同じ病棟に入院している場合もあります。
順調に赤ちゃんが生まれた場合でも、静かにゆっくり休みたいと思っているママもいるかもしれません。面会時間中でも大きな声や笑い声は、ほかの患者さんの迷惑になるので気をつけてくださいね。また、面会時間を過ぎての滞在や訪問も避けるようにしましょう。