
子どもと初めての飛行機!旅行前に知っておきたいこととは?
子どもと飛行機に初めて乗るとき、いろいろと心配になりますよね。「赤ちゃん用の貸し出しベッドがあるって本当?」「耳栓を使った方がよいの?泣かない?」「そもそも、いつから乗れるの?」「おもちゃはどれだけ持っていけばよい?」「泣いたりぐずったりしたときの対策は?」など、ここでは先輩ママの口コミも含めご紹介していきます。
いつから乗れる?飛行機基本情報

飛行機に乗れる年齢と価格は?
国内線の場合、搭乗日の年齢が生後8日~2歳は「幼児」、3歳~11歳は「小児」で、大人1名につき幼児1名が膝上で無料搭乗できます。「幼児」は大人1名につき2名まで同伴でき、1名は膝上でもう1名は座席の確保(小児として有料)が必要です。「小児」の場合は大人と同じように席予約が必要で、運賃は国内線の場合、大人の約50%程度(もしくは安価な運賃に自動適用)です。
国際線の場合、生後8日~1歳は「幼児」、2歳~11歳を「小児」の区分で、「幼児」は大人1名につき1名まで膝上で機乗が可能です。LCCは区分も、機乗価格も異なりますので注意が必要です。

機内で借りれるベッドってどんなもの?
実は一般航空会社では、子どもに向けて様々な提供品を用意しています。たとえばJALの場合、事前予約が必要ですが赤ちゃん用ベッドを貸し出しています。数や席によって用意できないケースもあるのですが、比較的小さな赤ちゃんと搭乗する場合はお問い合わせすることをおすすめします。
3歳未満で座席を確保した子どもがいる場合は、チャイルドシート貸し出しや持ち込みなども相談できます。そのほか、離乳食や幼児食、紙おむつなどの提供にも応じてくれます。予約時に相談をすることで様々な配慮をしてもらえますので、気になることは聞いておくとよいでしょう。
子どもの耳抜きはどうしてる?
まず授乳期の赤ちゃんは授乳が一番です。授乳ケープや哺乳瓶を用意しておくことよいでしょう。卒乳後は飲み物を飲むことで耳抜きできますが、機嫌が悪く飲んでくれない場合は、ラムネなどををなめてもらうと、唾を飲み込むことで耳抜きできる場合もあります。
3、4歳以降であれば事前に小児用の耳栓を用意して「ママと一緒につけてみよう」と話しておいたり「これは耳が痛くならないおまじないだからね」など、それぞれにしっかりと説明してつけてくれるようであれば、耳栓を利用するのもよいですよ。
子連れ飛行機旅行にこれはマスト!

【海外】赤ちゃんでもパスポートは必須
パスポートの発行には、戸籍謄本や住民票の写しも必要になるため、渡航予定から余裕をみて申請しておきましょう。12歳未満のパスポートを受け取るときには各種手数料として6,000円必要になりますのでご注意を。
さて、一番の問題は写真です。子どもの場合、気分や体調に左右されますよね。パスポート写真は規定も厳しいので自分で撮影するのもおすすめできません。可能であれば余裕があるときに、ご近所の写真館で「パスポート写真」の撮影をお願いするのがよいでしょう。

パスポートの申請から受領まで(初めてパスポートを申請するとき等の例) | 外務省
(注)以下は、初めてパスポートを申請するとき等の例です。パスポートについての詳細なお問い合わせは、国内での申請の場合は各都道府県のパスポート申請窓口、国外での申請の場合は各在外公館(大使館又は総領事館)までお願いします。
【海外】子連れ向けツアーとは?
温かい国であれば、着替えなど荷物も軽減できますし、日本語が通じやすいのも魅力です。様々な観光地を巡るようなツアーでは、子どもも大人も疲れてしまいますが、海やプールで遊んで、つかれたらすぐにお部屋へ戻れるリゾートライフのスタイルであれば、ママも気が楽です。
また「子連れ向けツアー」をよく見ていると、ベビーカー貸し出しや、赤ちゃん向けのお部屋予約、キッズ向けアクティビティ、託児つきの大人向けアクティビティなどをセレクトできるツアーもあります。
【国内】飛行機での旅行は子連れ向き?
友人ママは妹と3歳と1歳の子どもを連れて、名古屋~東京間で飛行機を利用したことがあるのですが、空港は大型連休を除けば比較的スムーズに搭乗でき、手続きをすませれば荷物も預かってもらえたそうです。ベビーカーの貸し出しや広々としたキッズスペースものんびり使えたそうですよ。
搭乗時も優先してくれて負担が少なく、かつ国内であれば乗っている時間も1時間程度です。格安ツアーを探せば案外新幹線と変わらない価格で利用ができますよ。