
子育ては工夫で楽しくなる!共働きママが実践する家事と間取りの工夫
子育て中のママは、どんな工夫をしながら過ごしているのでしょうか。家事の段取りを工夫したり、家の間取りを工夫するだけでもっとシンプルに、もっと楽しく余裕を持って過ごせるのかも?新生児のママも、仕事と家事育児を両立している共働きママにも注目してほしい、子育て中のママにオススメの様々な工夫をご紹介します。
子育てと仕事を両立するための工夫とは?

共働き家庭の数は年々増えている
多くの働くママは様々な工夫で、大変さを乗り越えているようです。家事の効率化についてはのちに触れますが、家事や育児を夫婦で分かち合う分担も工夫の1つ。
分担というと、つい夫婦の家事分担の比率ばかりに目が行き「私の方がやっている」などと喧嘩になりやすいのですが、まずは生活にはこれだけの作業が必要という「仕事量」を共有して、歩み寄りを始めてみるのはいかがでしょうか。
家族単位で家事や育児にどのくらい仕事量があるのか認識のズレを解消してみましょう。
「段取り」と「パターン化」を取り入れる
夜寝る前に翌日のやるべきことをリスト化し、日曜日の夜にはこれから1週間のおおまかな計画をしておくだけで、重要な家事や園の提出物なども見過ごすことが少なくなります。必要なことが明確になるので、パパとの分担もスムーズになるかもしれません。
また、例えば晩御飯の調理であれば、料理のバリエーションではなく、少し調味料を工夫したりお肉の種類を変えるなど、できる限り作業をワンパターン化してしまうことで作業効率を上げるのもよい方法です。
夫婦で家事育児タスクを可視化し共有
料理だったら、献立を考える、材料をスーパーで購入する、ネット通販を注文する、お茶を作り置きする、テーブルを拭くなど、全てのタスクを書き出したら、夫婦のどちらが担当しているか色付けし、どんな仕事があるのか、リストを眺めてみましょう。もしかしたらパパが家事として捉えていない家事もあるかもしれませんし、逆にパパがママの知らない間に行っている作業があるかもしれません。
家事負担の割合が明確になることで「これだけやってくれているんだ」という感謝の心を持てたり、共有することで、どの作業を誰がやるかを冷静に話し、協力しあうきっかけになるかもしれません。
家事を時短して親子タイムを作ろう!

便利な家電は躊躇せず使うのがベスト
買うのに躊躇する価格のものもありますが、圧倒的に家事時間を短くしてくれます。私の知人は、住宅購入の時に食洗機を付けました。パパには値段を理由に反対されたそうですが、その時に「食洗機が洗ってくれる分だけ、パパが食器洗いを担当してください」といったそうです。
忙しい子育て世代にとって、便利家電は、時間を生み出す強い味方と思ってくださいね。
食事メニューを考える時間は週1にする
また、1週間の献立をあらかじめ決めておくのもおすすめです。一般的に献立を考えるのは、大体疲れている夕方の時間。買い物しながらだと迷いも出て、ついついいらないものまで買ってしまい、買い物の時間もかかります。
一気に1週間分の献立を決めてしまえば、それを想定して週末にまとめ買いもできますし、前日の夜や朝に材料を切っておくなどの下準備もでき、効率化をはかれるのでおすすめです。
洗濯物をたたむ作業を簡素化するのもアリ
ベビー用のガーゼやスタイは小さくて他の洋服やタオルに絡まりやすく、取り分けて干すときに手間取るもとになります。みなさんは下着やセーターを洗うために洗濯ネットを利用していますか?このネットは、小さなものを仕分けするのにもぴったりです。あらかじめ洗濯カゴに分けて入れ、洗うときにネットに入れて洗濯すると、干す時に仕分けしなくて済みます。
また、ベビーのものはひとつひとつ丁寧にたたんで収納するのをやめて、可愛いカゴで「入れるだけ収納」にするのもよいですね。パパのワイシャツはアイロンがけが楽になるよう、形状記憶のものに総入れ替えするのもよいでしょう。
家事動線の工夫で時間を生み出す!

家事グッズの収納場所を見直してみる
掃除道具は押し入れに追いやらずに適材適所に置くのが一番です。窓拭きセットは窓の近くに置く、粘着カーペットクリーナーのようないろんな場所で使うものは、玄関やリビングなど場所ごとに1つ置くと困りません。
また、キッチンでありがちなのは日常使いの鍋を高い棚に重ね置き、しかも他の鍋より下になっているケース。これでは鍋を出し入れするたびに上に置かれた小鍋を出し入れしなければなりません。お皿やフライパンも同様に、重ね置きはなるべくやめて、100均などでも購入できる仕分け棚をうまく利用し、立てかけ収納に変えましょう。