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スウェーデンの幼児教育を知ろう!日本との教育の違いと教育方法

スウェーデンの幼児教育を知ろう!日本との教育の違いと教育方法

教育先進国とも呼ばれる北欧の国々。今回はその中でもスウェーデンの教育に焦点を当て、日本にはない就学前クラスのこと、親の負担がほとんどない子どもの教育費の秘密、スウェーデン発祥の森のムッレについて紹介たします。

スウェーデンと日本の教育の違いについて

スウェーデンの基礎学校は9年間

スウェーデンでは7歳から基礎学校がスタートし、15歳(日本でいう中学校卒業)までが義務教育期間です。

以前は7歳から一斉に就学していましたが、保育園や幼稚園から小学校に上がったときのギャップが大きいために生じる問題を軽減するために、スウェーデンでは1996年から6歳児を対象とした就学前クラス(プレスクールクラス)がスタートしました。

ほとんどの親がこの就学前クラスに通わせることがら、もはやスウェーデンでは義務教育期間が10年だと考える人もいるくらいです。

スウェーデンでは小学校と中学校は一貫教育で、同じ校舎で学びます。その後、高校進学時は入学試験などは一切なく、希望する子どもは全員が進学できるそうです。

子どもの学習方法を大切にしている

スウェーデンでは、知識を詰め込むのではなく、学習の過程を大切にした教育方法がとられているようです。そのため、小学校6年生まで通信簿をもらうことがなく、子どもは人と比べられることがないのでのびのびと育っていきます。

授業の形式は、先生が子どもの前に立って講義をし、一斉に問題を解かせるというのが一般的ですが、スウェーデンでは自習をしたり、グループで勉強したりする時間が多いようです。スウェーデンでは、幼少期から生涯にわたって学習し続けるという考え方があります。そのため、小さい頃から学習することへの姿勢や方法などを学ばせることにも力をいれています。

また、学習のテンポもゆっくりとしているようです。休暇も多く、日本より約1ヶ月も多くとられています。

基礎学校だけではなく大学までの学費が無料

スウェーデンでは基礎学校前のプレスクールクラスの1年間、基礎学校の9年間、高校の3年間、そして大学も入学金や学費が無料です。基礎学校在学中は学費のほか、教科書代やノートやペンに至るまで基本的に無料なので、スウェーデンでは親は子どもの教育費を心配することはほとんどないようです。

基礎学校前の保育園や幼稚園は有料ですが、親の年収に応じて大幅に月謝が免除されることがあります。

大学の奨学金制度も充実しており、希望すれば全員が毎月約10,000円を受け取れるほか、返済型奨学金も約25,000円を受け取れるそうです。そのほかにも若者の一人暮らしには住宅補助制度を設けており、家賃の半額から三分の一が補助されます。

プレスクールとラーニングスタディ

1歳児から5歳児のプレスクール

プレスクールはスウェーデンの保育園のような存在です。1歳から生涯にわたって学ぶという観点から、それまで社会省の管轄だったプレスクールは1996年に教育省に移管されました。

保育者たちはプレスクールの学習指導要領に従って保育を行いますが、大まかな指針はあるものの、教育内容や保育内容は各園や自治体にまかされています。中には子どもの親が変わるがわる保育士役を担当するというユニークな園もあるようです。

子ども達の成長はファイルによって記録され、保護者や担当する保育者が変わったときなどにも情報交換として使用されます。ファイルには一人ひとりの成長の記録、日々の子どもの言葉、園で作った作品などの写真、保育者の考えなどが綴られていきます。

6歳は保育所とプレスクールクラス

6歳児には、プレスクールクラスという小学校教育への準備クラスが用意されています。このクラスは義務教育ではなく、保育所に通わせることもできますが、ほとんどの親が子どもをプレスクールクラスに通わせているようです。

プレスクールクラスは、年間525時間以上の授業が行われます。しかし、日本の小学校1年生のような勉強のみのクラスではなく、遊びの時間も多く取られており、今まで通っていたプレスクールと小学校の中間のような存在です。

子どもたちはプレスクールクラスに通うことにより、机に座って勉強する、人の話を聞くなどといいた就学に必要なルールを学んでいきます。そのため、本格的に就学が始まってからはスムーズに授業が進められるようです。

先生改革「ラーニングスタディ」とは

ラーニングスタディは、先生が保育の向上を目的として受ける研修のことです。これまで子どもを見守ることが中心であったスウェーデンの保育の現場で、「ただ見守るだけではなく、学びのチャンスを十分に活かすために、保育者が子どもとの関わり方を学ぶ必要がある」といったの声から始まりました。

特に幼児期は遊びを通して学ぶことが多く、保育者は遊びのアクティビティーの質を向上させるため、その手法などを学びます。

ラーニングスタディは保育者があらかじめ学習するポイントを決め、子ども達を観察ます。そのポイントで子どもたちが学習するときに生じる問題を保育者同士で共有し、与えられた遊具の活用方法を考えたりや保育者の関わり方などを話し合ったりするようです。
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