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正産期の運動の効果と方法は?無理なく体を動かして安産に繋げよう

正産期の運動の効果と方法は?無理なく体を動かして安産に繋げよう

激しい運動は避け転倒に注意しよう

正産期には適度な運動がよいとされていますが、縄跳びやトランポリンのような上下にジャンプする運動や自転車、乗馬など転倒の危険がある運動はできるだけ避けましょう。

ジャンプの動きを使った運動は膝や腰に負担がかかりやすく、子宮に振動が伝わることが多いです。そのため子宮収縮が起きてしまい、お腹が張ったり破水してしまったりする恐れがあります。正産期だけではなく、妊娠中はできるだけ避けたほうがよいでしょう。

また、出産が近づくとママのお腹は大きくなり、妊娠前と同じようにバランスをとることは難しくなります。転倒の衝撃によって胎盤の剥離や破水を招いてしまう可能性がありますので、滑りやすい場所や激しい運動は避けて転倒しないように注意しましょう。

お腹が張る場合には無理せず医師に相談

基本的に妊娠中はお腹の張りに注意する必要がありますが、正産期の張りは陣痛の準備をしている可能性があります。お腹が張ったからといって、必ずしも危険な状態であるとは言い切れませんので焦らないでくださいね。

しかし正産期であっても、気をつけてほしい張りもあります。「激しい痛みをともない、痛みが継続的に続いている」「痛みとともに出血がある」場合は、常位胎盤早期剥離を引き起こしている可能性があります。出産前に胎盤が剥がれてしまい、母子ともに生命に危険が及ぶこともあります。

お腹が張ってきていると感じた場合は、無理をせずに休みましょう。上記のような症状があったり、休んでいても張りが治らなかったりする場合は医師に相談して指示を仰いでくださいね。

まとめ

正産期の運動には「出産に向けて体力を作る」「子宮口が開きやすくなる」「ママの気分転換になる」というメリットがあります。

ウォーキングや雑巾がけ、階段昇降などママの体調のよいときに少しずつ始めましょう。お腹が張ったり体調が悪くなったりした場合は、無理をせずに休憩してくださいね。

また妊娠前の身体とは異なりますので、万が一のトラブルに備えて携帯電話や母子手帳を持ち歩き、激しい運動を避けるよう心がけましょう。どうしても症状がよくならない場合は、かかりつけの医師に相談してくださいね。
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