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6歳におすすめの習い事を知ろう!決め方や系統別に習い事を紹介

6歳におすすめの習い事を知ろう!決め方や系統別に習い事を紹介

6歳は幼児期も終盤、周りを見渡すと毎日習い事に忙しい子どもたちも増えてきます。でも、どんな習い事をいくつ習えばいいのか悩んでしまうこともありますね。「そろそろうちの子にも習い事を」と考えるママに知ってほしい、6歳の習い事事情をご紹介します。

6歳にベストな習い事の数はいくつ?

子どもの習い事は3個までが限界

子どもの可能性は無限大といわれますので、あれもこれも習わせてあげたいと思うのが親心ですね。ですが、たくさんの習い事をすると、逆にすべてが中途半端になってしまうことにもなりかねません。

習い事の多くが週に1、2回はレッスンがあることを考えると、二つの習い事をしていたとしても平日の2日に1回は予定が詰まってしまうことになります。週末に習い事を入れても、余裕のある毎日を送るには3個が限界ではないでしょうか。

毎日習い事で予定が埋まることは、子どもにとって大切な遊びや家庭での時間を奪ってしまうことにつながります。子どもであっても、過密なスケジュールでは肉体的にも精神的にも疲労がたまりますので、無理のない習い事の数に収めましょう。

4個以上習いたい場合は長期休暇に

数ある習い事の中から厳選して選んだもののほかにも、どうしても試してみたい習い事がある場合、長期休暇などまとまった時間が取れるときや、特別講座など時間限定でレッスンができるものに限定して受けてみるようにしましょう。

そこで子どもが気に入ったものは続けてみる、ママの目線から将来役立つと感じたらはじめてみる、などトライアルを受ける気持ちで受講すると、実際に体験できるのでイメージだけで習い始めるより続けられる可能性が高くなります。

ただし、気に入ったからといってそのまま習い事の数が増えてしまわないように、一つ新しいことをはじめたらなにか一つをやめるなどルールを決めて、親子で話し合いながら納得のできる選択をしましょう。

習い事の数は家計と相談

「子どもの教育費には糸目をつけない」という家庭を除けば、習い事の月謝も予算のなかでやりくりする必要があるのではないでしょうか。習い事の種類によっても月謝の額は変わってきますが、数が多くなればそれだけ出費もかさみます。

習い事の多くは、毎月の月謝だけでなく必要な道具や用品をそろえなければいけないので、単に月謝だけで安い高いを判断することはできません。ものによっては、上達すればするほど専門的な道具が必要になったり、留学や特別講座に誘われたりという機会も増えてきます。

まずは、家計の中からいくら習い事に使えるかを計算して、習い事の内容や数を判断しましょう。さらに将来的に必要になる費用なども考えてみると、習い事を選ぶ基準になりますね。

6歳におすすめのスポーツ系の習い事

全身運動の「水泳」が人気

心肺機能を高め、強い身体をつくることから、幼児期に始める習い事としてもっとも人気があるのが「水泳」です。通常、屋内プールでレッスンを受けることができるので、季節や天気を気にすることなく練習ができるのがポイントです。

子どもの水泳教室では級を設けているところも多く、段階を踏んで徐々に泳げるようになるシステムやテストなどをクリアすることでモチベーションを保てるなど工夫がされています。男女を問わず、一緒に練習できるのも水泳ならではです。

泳げるようになることは、海や川での水難事故など万が一のときに役立つだけでなく、水が怖いなどの苦手意識を克服して自信がつく、小学校で始まる水泳授業に遅れずについていけるなどのメリットがあります。

積極性や協調性を学べる「サッカー」が人気

ワールドカップやJリーグなどの影響から男の子に人気のスポーツがサッカーです。大きなグラウンドの中を駆け回るため足腰が鍛えられ、チーム競技であることから積極性や、協調性なども養えます。

元サッカー選手や現役サッカー選手が教えてくれる教室などもあり、憧れのスターを目の前にして練習できることがやる気につながることも。かっこいいユニフォームを着たいから、とサッカーを選ぶ男の子も多いようです。

練習をして試合に勝つという目標がはっきりしているため、達成感だけでなく悔しい思いをすることもありますが、そこから学ぶことは子どもにとって大切なものです。最近では「なでしこジャパン」の活躍もあり、女の子のサッカーも注目を集めています。

根気強さを身につけるには「体操」が人気

身体の柔軟性を高める体操は、幼稚園でも積極的に取り入れられるなど、年齢や性別に関係なく習うことができるのが魅力です。専門性が高くなれば鉄棒や平均台などの種目も増えますが、幼児の場合は前転や倒立など基礎的な身体能力を高める練習が多くなります。

柔軟は体操の基礎ですが、根気よく続けなければ成果が出ないため、忍耐力や集中力を養うのにも適しています。身体が柔らかいとケガをしにくくなるともいわれますね。

女の子には、手具を使いながら音楽に合わせて動く新体操も人気です。きらびやかなレオタードを着て優雅に踊る新体操、力強く俊敏な動きの体操はともに大会なども頻繁に開かれているため、真剣に取りくめばオリンピックも夢ではない競技です。

6歳におすすめの学習系の習い事

考える力を養う「幼児教室」が人気

小学校入学までの幼児が対象の「幼児教室」は自分で考える能力やものごとを多角的にとらえる能力などを引き出すことを目的としています。ないものを補うのではなく、もともと子どもが持っている能力を引き出してくれるので、無理なく楽しみながら知能を伸ばすことができます。

レッスン内容は遊びの中から促される課題をクリアしていくような流れも多く、勉強という感じがしないのが特徴です。好奇心旺盛な幼い子どもでも遊んでいるうちに、思考力が養われるように工夫されています。

幼児教室というと、お受験をする子どもだけが通うもののように感じますが、実際に受験をしなくても役立つので、「はじめてよかった」と感じたママが多いようです。

小学校では必修化している「英語」が人気

語学学習は幼いころから始めた方が習得が早いといわれています。小学校では必修科目になっていますので、その前から英語に親しんでおくことが大事と考えるママも多いはず。

英語教室では子ども向けのレッスンや、子ども専用の英語教室もあり、その数はますます増えています。ネイティブの先生と歌を歌いながら行う授業など、子どもが楽しみながら英語に触れ合えるような工夫がされたレッスンが多くあるので、英語が「勉強」という意識になる前に始められます。

もはや英語が喋れることは世界の常識になってきていますので、早めにスタートすることでつまずくことなく学校の科目としても、コミュニケーションツールの一つとしても身につけることができます。

聴く力が育つ「ピアノ」が人気

音楽の基本を学べるのが「ピアノ」です。聴く力を育て、自ら音楽を奏でることができ、一生の趣味としても続けることができます。

楽譜が読めることで音楽の授業に役立つ、毎日の基礎練習を反復することで根気強さが身につく、指をバラバラに動かすことで脳の発達が促されるなど、ピアノを弾くことで得られるメリットはたくさんあります。上達すれば好きな音楽を自由に弾くこともでき、発表会やコンクールなどに出場することも目標になりますね。

レッスンは週に1回が多いようですが、ピアノ上達には毎日練習することが必要なので、継続することの大切さも学べます。「ピアノが好きだから毎日練習する」と自ら考え行動できるようになるのも習い事の効果です。

子どもが習い事を嫌がったときの対処法

行きたくない理由を一緒に考える

ママが決めた習い事、ときには子どもの希望で始めた習い事であっても「行きたくない」と訴えることがあります。幼児期はまだ気分にむらがあるので、とくに理由もなく休みたい場合もありますが、何度も習い事を嫌がるときは手を差し伸べてあげましょう。

嫌がるものを無理やり行かせてもなにも身につきませんので、そこは割り切ってお休みをしましょう。そのうえで、行きたくない理由を一緒に考えてみてください。

お友達よりできないことがくやしかったり、ママと遊ぶ時間が削られることが悲しかったり、苦手なことがあったりするかもしれません。すぐに解決は難しくても、ママに聞いてもらえたことで安心してまた習い事に向き合えることがあります。

頑張った先の結果を明確に伝える

子どもが習い事に行きたがらないのは「何のためにやっているのかわからない」からかも知れません。子どもから始めたいと言い出した習い事ではない場合、その将来や頑張った先の結果が見えないのがモチベーションがアップしない原因になります。

やらされていると感じると、大人でもやる気が沸いてこないものです。「習い事を頑張ればこんな結果が待っている」と感じられるような情報やきっかけをママが提供すると、子どもも明確なビジョンを持つことができます。

大会や試合を見に行く、展覧会や発表会に出向いてみる、映像や絵本など、習い事からつながる将来が分かるものを用意して、一緒に応援したり興味が沸いたりするように促しましょう。

小さなご褒美も頑張る力になる

6歳前後の幼児にとっては、まだ遠い将来のことよりも習い事が終わった後にもらえるキャンディーやシールの方が魅力的なのかもしれません。「レッスンを頑張ったらおいしいアイスを食べようね」というママの言葉だけでも子どものやる気はアップします。

実際に、レッスンの最後に先生がくれる小さなお菓子やシールを楽しみに通っている子どもたちがたくさんいます。食べ物やおもちゃだけでなく、習い事の帰り道に公園で30分遊ぶなども十分ご褒美として魅力があります。

ご褒美目当てで習い事を続けることは本来褒められるものではないかもしれませんが、そこをきっかけに習い事の本質を好きになり、努力を重ねていけるようになればいいですね。
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