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世帯年収と3人家族の生活費の平均は?節約方法と生活費の内訳を紹介

世帯年収と3人家族の生活費の平均は?節約方法と生活費の内訳を紹介

共働き、専業主婦など家庭によって生活環境は様々です。「世帯収入はいくら?」「どれくらいの生活費でやりくりしているの?」「どうやって節約したらいいの?」など、いろいろと気になるのがお金のはなし。今回は、3人家族の世帯年収や生活費の平均金額と、おすすめの節約方法をご紹介します。

世帯年収と3人家族の生活費の平均金額とは

世帯年収とは生計をともにする人の合計年収

そもそも世帯年収とは何か、ご存知ないママも多いでしょう。世帯年収は、住居・生計をともにする集まりの合計年収のことをいいますが、これだけを聞くと少し分かりにくいですよね。

簡単にいうと、同じ家計で生活している人たちの合計年収です。これはパパが単身赴任で家にいない場合などでも、生活費をママが管理しているのであれば、世帯年収は同じです。また、世帯年収は手取り収入の年間合計ではなく、税金などが引かれる前の総支給額となります。

例えばパパの総支給額が400万円、ママが200万円の家庭では、世帯年収は600万円となります。家計が同じであれば子どものアルバイト代や、同居の父母の収入も世帯年収に含まれるため、思っているよりも世帯年収は多いかもしれませんね。

世帯年収の平均は約542万円

世帯年収を調べていると、「世帯年収の平均額はいくらくらいなのかな?」「自分と同じ世代はどのくらいの所得があるのかな?」といろんなことが気になってきますよね。

厚生労働省の平成29年生活基礎調査のデータでは、全世帯の平均世帯年収はおよそ551.6万円となっています。この調査では世帯主の年齢別にも集計されており、29歳以下では376.1万円なのに対し、30代で574.1万円と一気に平均値が上がっていき50代のピーク後、徐々に下降します。

気になる子育て世代の平均世帯年収はというと、18歳未満の児童がいる世帯では743.6万円と意外に高めです。とはいえ、一部の高収入世帯によって平均値が引き上げられていることは事実のようです。

3人家族の生活費の平均は月約27万円前後

平均の世帯年収を聞くよりも、実際の月収がいくらかと言われた方がイメージが湧きやすいですよね。3人家族の世帯月収は平均として、44万円前後です。

これはボーナスなどの賞与を含めた額であるため、月々の手取り収入より10万円ほど高めとなっています。また、小さな子どもがいるうちは専業主婦である家庭も多いため、ボーナスには関係なく44万円を下回る家庭も多いですよね。

その収入の中で、3人家族の一般的な生活費はというと、およそ月27万円といわれています。月数でかければ324万円となり、世帯の手取り年収が350万ほどあれば適度に貯金もしながら生活できそうですね。

もっともこれは平均値であるため、賢く節約できれば、年間300万円以内に収めることも可能でしょう。

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3人家族のそれぞれの生活費の内訳例

【20万円】10カ月の赤ちゃんがいる家庭

まずは、パパが会社勤めで手取り20万円、生後10カ月の赤ちゃんと1LDKの物件で暮らす専業主婦のAさんのケースです。

住居費・55,000円
水道光熱費・15,000円
通信費・6,000円
保険料・0円
食費・40,000円
日用品費・10,000円
娯楽費・20,000円
パパのお小遣い・20,000円
教育費・0円
貯金・34,000円

赤ちゃんがいる家庭では、おむつやミルクなど必要なものが多く、日用品費がかさむ傾向にあります。しかし、Aさんは夫婦ともに格安SIMに変更したことで、通信費を以前の半額程度に抑えて節約に努めています。

とはいえ手取り収入は月20万円と決して多くないため、保険にはお金を割かずに貯金に充てているそうですよ。

【25万円】幼稚園に通う子どもが居る家庭

続いてはIT企業勤務のパパと、3歳の子どもと3階建物件の2LDKで暮らしているBさんのケースです。

住居費・65,000円
水道光熱費・15,000円
通信費・15,000円
保険料・20,000円
食費・40,000円
日用品費・5,000円
娯楽費・30,000円
パパのお小遣い・20,000円
教育費・10,000円
貯金・30,000円

Bさんは月に5〜6回外食する代わり、普段は毎日自炊して食費を節約しています。また娯楽費が同じ収入の世帯よりもやや高めなのは、週末は家族揃ってお出かけをして、子どもに好きなことをしてほしいためだそうです。

子どもが幼稚園に通いだしてから月々の貯金額は減ったようですが、毎月しっかり貯金できているのはお見事。

【30万円】子どもが中学生の家庭

最後は区役所勤務のパパと公立中学に通う子どもと、3階建マンションに住んでいる専業主婦のCさんのケースです。

住居費・80,000円
水道光熱費・20,000円
通信費・20,000円
保険料・25,000円
食費・40,000円
日用品費・10,000円
娯楽費・20,000円
パパのお小遣い・20,000円
教育費・25,000円
貯金・40,000円

この記事で紹介する中ではもっとも高い所得帯ですが、中学生にもなると子どももスマホを持つため通信費が増大します。部活などでかかる費用も増えますし、年に数回の外食以外は自炊していても、貯金を切り崩すこともあり総額はほとんど増えていかないそうです。

生活費の見直しをする前にやること

家計簿をつけて毎月の出費を把握しよう

家計を管理する基本となるのが家計簿をつけることです。生活費を見直したい、節約をしたいと思ったとき、何にどれくらい使っているか分からなければどうしようもありませんよね。

毎月の予算はあっても、毎月同じ額を同じ項目に使っているとは限りません。1円の誤差も許さないような家計管理は息が詰まってしまいますが、いつ何に、いくら使ったのかを把握できる家計簿は大切です。

昔ながらのノートに書きこむ家計簿もよいですし、パソコンやスマホのアプリで管理している人も多くいます。大事なのは使ったらすぐ書き込むことと、毎月集計をして見直し、改善点や成果を確認することです。

最初から細かく書き込まなくてもよいので、自分に合った方法を探して継続させましょう。

貯金はライフプランニングを参考に

毎月ちょっとした赤字が続いていてもなんとか暮らしていると「貯金したいけど…」と思いつつ、実行に移せないママもいるのではないでしょうか。そんなママにぜひ作ってほしいのがライフプランニングです。

ライフプランニングとはこれからの人生、どんなことが起きるのかを推測して計画、準備していくことです。夢や目標があれば、それらも組み込んで将来の設計図を描きます。

こうして家族の未来を書き出すと、いついくら必要なのか見えるようになってきます。子どもの進学のための具体的な金額、老後の備えに必要な額などを目にすると、このペースで貯金していて大丈夫なのか考えるきっかけになるはずです。

ライフプランニングのシミュレーションができるサイトもあるので試してみましょう。

使途不明金を出さない工夫を

家計簿のつけ始めごろは、使った額と残高が合わないこともあるようです。「何に使ったか分からない」こうした使途不明金が家計を圧迫していることも多くあります。

レシートがでない店舗での購入や割り勘代など、金額が少額であればあるほど忘れてしまいがちです。しかし、塵も積もれば山となるで、毎日100円でも月になれば3,000円に、500円なら15,000円にもなりますよね。

毎回レシートをもらう癖をつけるのも大事ですが、いちいち書き込むのが面倒というママは、プリペイドカードや電子マネーを活用しましょう。使途不明金になりやすいちょこっと払い専用のお財布を作って、食費や生活費とは別にあらかじめ予算を取っておくことでも家計管理がしやすくなりますよ。
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