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 離乳食初期の進め方!準備することや注意点とおすすめレシピ

離乳食初期の進め方!準備することや注意点とおすすめレシピ

育児をしていると分からないことが多いですが、特に離乳食は赤ちゃんの体の中に入るものなので、どのようにあげればよいのかと、神経を使うママは多いですよね。今回は離乳食を始める時期や、気をつけなければいけないこと、様々な食材を使った離乳食のレシピなどをいくつかご紹介します。

目次

離乳食を始める前に確認しておこう

いつから始めればいい?開始のサイン

離乳食は生後5~6カ月の頃に始めるとよいとされていますが、 赤ちゃんの成長は個人差も大きいので具体的にいつ始めればよいのか悩むママは多いです。

離乳食を開始する時期は…

1.赤ちゃんの首がしっかり据わっていること
2.自分でお座りができるまたは支えてあげると座れる
3.大人が食事していると、じっと見つめてよだれが出てくる、口をパクパクさせる
4.スプーンを赤ちゃんの口に入れても、舌で押し返したり嫌がったりしないなどの、いくつかのサインがあります。

地域の4カ月健診やママ友などに離乳食の話を聞くと、「早く始めないと」と焦ってしまう方もいますが、月齢だけにこだわって始めるのではなく、赤ちゃんの成長や様子を見ながら焦らずに始めることが大切ですね。

初期のスケジュール をイメージしよう!

離乳食を開始するにあたって、1日のスケジュールをイメージしながら「いつ離乳食をあげるのか?」を考える必要があります。離乳食の初期の頃は1日に1回食です。この時期はまだまだ母乳やミルクからほとんどの栄養を吸収しているので、離乳食をしっかり食べさせることが大切なことではなく、食べることの楽しさや、口から食事をする練習をすることがメインになります。

赤ちゃんに「食事をするのが楽しい。もっと食べたい」と思ってもらえるように、離乳食をあげる時間帯にも気をつけてあげるとよいでしょう。離乳食はなるべく、同じ時間帯にあげることをおすすめします。大人も朝・昼・夜と大体食事する時間は決まっていますよね。赤ちゃんも同じで時間帯がバラバラだと、リズムが狂ってしまいます。

事前に用意すると楽になる?必要な器具

赤ちゃんが食べる離乳食の量は大人と違って少量で、赤ちゃんの分だけ別に調理する必要があります。ですから、離乳食開始前にいくつか離乳食用に器具を揃えておくとよいかもしれません。

1.小さな鍋
おかゆ作りや野菜を茹でたり煮たりするのに大活躍します。量が少ないので小さな鍋のほうが調理しやすいです。離乳食初期の頃から使えるので便利ですね。

2.すり鉢・すりこぎ・裏ごし器
離乳食を開始から赤ちゃんの歯が生えるぐらいまでは、うまく食べ物を噛めないので食べやすいように、野菜やおかゆをすりつぶしたり裏ごししたりして与える必要があります。

3.小分けできる保存容器など
赤ちゃんが食べる離乳食の量は少ないので、1度に何回分かの離乳食を作り冷凍保存すると便利です。

離乳食初期に気をつけてほしいこと

まだまだ胃腸が未熟。与える量に注意

離乳食を始める生後5~6カ月頃の赤ちゃんは、まだまだ胃腸が未熟なので赤ちゃんの様子を見ながら離乳食を与える必要があります。赤ちゃんによっては離乳食を始めてから下痢や便秘をする子も多いので、作った分すべてを食べさせようとせずゆっくり進めていきましょう。

離乳食を始めてから赤ちゃんが下痢や便秘になった場合は、1度離乳食をお休みすることをおすすめします。離乳食初期の頃は、食べる楽しさを学んだり食べる練習をする時期なので、赤ちゃんのうんちが正常に戻るまでは、母乳やミルクをあげたほうがよいでしょう。

また、赤ちゃんの成長は個人差が大きいので離乳食を再開しても、また赤ちゃんの調子が悪くなってしまった場合は、離乳食を始める時期を1カ月程遅くしても問題ないですよ。

全てがはじめての食材。アレルギーに注意

離乳食を始めるときに、特にママが注意が必要なのがアレルギーです。離乳食を始めた赤ちゃんが口にする食べ物は、すべてがはじめて口にする食材ですよね。アレルギーは実際に食べてから分かる物が多いので、離乳食をあげているときや食べた後しばらくの間は、赤ちゃんの様子をしっかりみるようにしましょう。

アレルギーが出やすい食べ物は、25品目(特定原材料等)あると厚生労働省が発表しています。その中でも表示義務のある食べ物は、卵・小麦・えび・かに・落花生・そば・乳です。他にも通知で表示を奨励する物が、オレンジ・牛肉・さば・大豆などたくさんの食べ物がアレルギー物質を含んでいます。

アレルギーは個人差だけではなく、体調によっても発症する場合があるので注意が必要です。

あまり食べてくれない時はどうする?

「離乳食をせっかく作ったのに、赤ちゃんが全然食べてくれない」と悩むママは多いですよね。生まれてからミルクや母乳を飲んでいた赤ちゃんにとって、離乳食を食べることは大人が思っている以上に大変なことです。赤ちゃんがあまり食べてくれないと、焦ったりイライラしたりする方は多いですが、気長に進めていくことが大切です。

赤ちゃんがあまり離乳食を食べない場合、味などを工夫するとよいかもしれません。たとえば、離乳食初期はお粥をあげるのが一般的ですが、赤ちゃんによってはお粥を全然食べてくれない子もいます。そのようなときは、1度野菜のペーストなどを与えてみて、味に変化をつけてみましょう。味を工夫したことで、食べてくれると嬉しいですよね。

まずはお粥から!基本の10倍粥の作り方

おいしいお粥を食べさせたい!お鍋で炊く

離乳食を始めるときに、一般的に最初に赤ちゃんに与えるのがお粥ですよね。離乳食初期の頃は10倍粥からスタートします。

「赤ちゃんにおいしいお粥を食べさせたい 」という方はお鍋で炊く方法を選ぶとおいしくお粥が作れますよ。10倍粥はお米1に対してお水が10の割合が基本です。

1.お米の分量を計り洗ってから、お水(お米の分量の10倍)に30分ほど浸します。
2.小鍋に1のお米とお水を入れて強火で炊いていきます。このとき蓋はしなくて大丈夫です。
3.沸騰したら弱火にし、蓋をして30分ほど炊いていきます。(吹きこぼれに注意)
4.火を止めたら10分ほど蒸らしていきます。
5.粗熱がとれてから、裏ごししてペースト状にしましょう。
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