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1歳児の生活リズムはどう整える?1日の過ごし方と生活を整えるコツ

1歳児の生活リズムはどう整える?1日の過ごし方と生活を整えるコツ

1歳を過ぎても夜泣きがひどかったり、お昼寝の時間がバラバラだったり、なかなか生活リズムが整わず頭を悩ませているママも少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、生活リズムの基本知識や1歳児の理想的な生活リズム、規則的な生活リズムを整えるコツなどをご紹介します。

1歳児の生活リズムの基本知識を知ろう

1歳になると生活リズムが整ってくる  

生後間もない赤ちゃんは、頻繁に授乳を必要としますよね。日によっては、頻繁な授乳とその合間のおむつ替えなどで、赤ちゃんのお世話以外のことに手が回らず、クタクタに疲れてしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

夜泣きなどもあると、睡眠不足にもなりがちですが、休めるときにできるだけ休んで、家族の協力も得ながら、赤ちゃんと一緒にゆっくりとペースをつかんでいきましょう。

1歳を超える頃になると、離乳食のペースにも随分と慣れてきて、1日の生活リズムがだんだんと落ち着いてくる赤ちゃんが多くなってきます。

自然とペースが安定してくるこの時期に、食事、授乳、お昼寝などを含めた1日のリズムをある程度決めるようにすると、それにともなって睡眠時間も大体決まってくるようになります。

もちろん個人差はありますので、赤ちゃんが1歳を過ぎてもなかなか生活リズムが安定しない、ということもあります。ミルクをたくさん飲んで、起きている間にご機嫌なようであれば、深く考える必要はないですよ。

赤ちゃんとママのペースを大事にしてくださいね。

大人と同じ生活リズムで生活するようになる

離乳食、ミルク、昼寝、遊びの時間など1日のリズムができてくる1歳頃になると、大人とほぼ同じようなペースで1日を過ごすことができるようになってきます。

夜にまとめて睡眠を取るようになり、夜中の授乳回数がだんだん減ってくるということです。ママにとってはうれしい変化ですね。

食事やミルク、遊びや昼寝の時間をある程度決めて、それに合わせてお出かけなどの予定を立てるようにすると、赤ちゃんにとってもリズムが作りやすくなります。

リズム通りに1日を過ごしても、夜なかなか寝付いてくれない日もあるかもしれません。日々成長を続ける赤ちゃんには当然のことですから、気長にやっていきましょう。

友人のママに聞いてみたところ、彼女もやはり、毎日同じようなリズムで過ごすことに気をつけたということです。必要以外は遠出などは避け、赤ちゃんがいつも同じ時間帯に同じような状態の中で食事や昼寝ができるようにしたそうです。

また、生活リズム作りは、赤ちゃんだけでなくママにとっても、リラックスして育児のできる環境を作るのに、とてもよかったといっていました。

1歳児の理想的な1日の生活リズムとは

しっかりと遊び、食べて、寝ることが大切

満腹感や疲労感があると、人は眠くなりますよね。赤ちゃんも同じです。きちんとした食事の時間と、体を動かして遊ぶ時間を作ってあげると、朝寝と昼寝のリズムが決まります。メリハリをつけた生活をするということが大切なんですね。

健康的なメニューを心がけ、いつも大体同じような時間帯に朝、昼、晩の食事を摂るようにしましょう。また起きている時間帯には、買い物に出かけるなどすると、家事を少し片付けられますし、お散歩に出てフレッシュな外の空気を楽しむのもよいですね。

疲れているのにゆっくり休めない状態だと、赤ちゃんは逆に機嫌をそこねてしまい、うまく朝寝や昼寝ができなくなってしまいます。この時期は、外出はまだ短時間にしておくのが無難でしょう。

1歳児にはこんな生活リズムが理想的  

では具体的にどのように1日を過ごすとよいのでしょう?夜まとめて寝るようになると、午前6~7時に目覚める赤ちゃんが多いようです。離乳食とフォローアップの授乳で、まず朝の食事です。食事の後は遊んであげましょう。

ぐずり出すようであれば、短い朝寝がまだ必要かもしれません。30分~1時間ほど休ませてあげましょう。起きたら、朝晩の食事時間との兼ね合いを考えつつ、昼の食事をあげましょう。

そしてまた遊びの時間を作ります。午後3時までには昼寝を終えるようにすると、夜の睡眠時間に影響が出にくいですね。

夕食は夕方5~6時頃が理想的でしょう。その後、お風呂と遊びの時間を作ると、程よい疲労が出て、夜の寝かしつけもスムーズにいくことが多いようです。

困ったら、保育園の生活リズムを参考に   

まだわかりにくいという場合は、保育園の1日のリズムを参考にされてみてはいかがでしょうか?保育園では複数の赤ちゃんのお世話をするため、1日の生活リズムをとても大切にしていますから、役立つはずですよ!

ほとんどの保育園は、朝寝と昼寝が必要な赤ちゃん用と昼寝だけでよい赤ちゃん用の2パターンのスケジュールがあるようです。あなたのお子さんはどちらのパターンですか?

大まかにいうと、朝寝と昼寝をする赤ちゃんの場合は、その2回の睡眠時間の間に昼食、昼寝の後におやつ、というスケジュールです。たっぷり昼寝をする赤ちゃんは、午前中の間ずっと起きているので、朝食と昼食の間におやつ、お昼寝が終わったらおやつ、というのが大体の流れのようです。

1歳児の規則正しい生活リズム作りのコツ

朝と夜は毎日同じ時間に起こし、寝かせよう

何度も繰り返しますが、毎日を同じようなリズムで過ごすことが、1歳児の育児にはとても重要なことです。

それまでは、お腹がすいたらいつでもミルク、睡眠は数時間というリズムだったものが、食事や運動ができるようになり、大人と似たようなリズムで1日を過ごせるようになってきます。この時期に、きちんと習慣づけることで、その後の育児も楽になってきます。

朝、同じ時間に起きると、1日のリズムが整えやすくなります。そこから、食事、運動をこれまたリズムよくこなし、朝寝や昼寝で適度な休息を取った赤ちゃんは、夜、同じ時間に寝つきやすくなる、というよい循環が生まれます。

できるだけ毎日同じ時間に同じことをする、ということが鍵になってくるわけですね。

お昼寝は午後3時まで!2時間前後が理想

2人の娘さんを育てた友人ママさんによると、1人目のお子さんは何時間昼寝をしても夜は同じ時間に寝ついてくれたけれど、2人目のお子さんは昼寝を長くした分だけ、夜はなかなか寝ついてくれなかった、ということでした。みんなそれぞれ違いますから、こういうことはありますよね。

一般的には、昼寝は2時間前後で、午後3時頃までに終わらせるのが理想的といわれています。朝寝もする赤ちゃんの場合は、昼寝は1時間ほどになるかもしれませんね。

午後9時に寝るという考え方ではなく、昼寝から4~5時間程経っているか、昼寝の後、きちんと食事を摂り、活発に運動をしたか、ということが夜の寝かしつけをするにあたって大切になってくるということです。

午前中にしっかりと体を動かして遊ぼう  

朝食が終わって、少し落ち着いたら、天気のよい日には外へ出かけましょう。子どもの成長にとって、太陽に当たったり、外の空気に触れたりといったことも大切であることを忘れてはいけませんよね。

芝生の上でハイハイさせたり、公園の赤ちゃん用のブランコに乗せてあげたり、またベビーカーに乗ってお散歩したり、もよいですよね。まだ動きに制限のある赤ちゃんでも、外に出て太陽の光を浴びる機会を作ってあげましょう。

歩き始めの子どもであれば、転んでも大きなケガをしないように、柔らかい地面のある場所に出かけて、遊ぶ時間を作りましょう。体を動かすという目的も一つですが、自分の周りにある色々なものに興味を持たせてあげることも大切ですね。
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