気温は赤ちゃんが寝る環境にどう影響する？季節別の室内環境の整え方

2018,12,17 更新

冬にエアコンを使う際は加湿器で湿度調整を

冬は空気が乾燥しているので、朝起きたとき、のどが痛いと感じることもありますよね。エアコンを使うとますます湿度が下がって乾燥してしまいます。

湿度が低い環境は赤ちゃんの健康にとって大敵です。病気の原因となるウィルスの活動が活発となり、空気中に浮遊する時間が長くなるので、抵抗力が弱い赤ちゃんはすぐに感染してしまいます。

エアコンを使うときは、湿度にも気をつけて加湿器などで調整するようにしましょう。洗濯物を部屋干しにしたり、フローリングを雑巾がけしたりするだけでも湿度をあげることができますよ。

インフルエンザの予防には湿度50%を目安に、一般的には湿度を40%以上にするとウィルスの死滅率があがるといわれています。

1日に1回以上は部屋の空気を入れ替える

部屋の窓を閉めたままにしがちな夏や冬も、換気は忘れないようにしましょう。せっかくエアコンや加湿器を使って環境を整えたのに、窓をあけてしまっては台無し…と思ってしまうかもしれませんが、締め切った部屋の空気は想像以上に汚れているのです。

エアコンをつけて閉めきった部屋に長い時間いると、頭がぼーっとしてきたり、鼻やのどがむずむず痒くなってきたりすることはありませんか？新鮮な空気が部屋に入ってこないことで酸素不足になっていたり、見えないほこりやカビが空気中に浮遊したりしているのが原因かもしれません。

空気の入れ替えは、できれば対極にある2箇所の窓を5cm以上開けて、1日5分程度を目安にするとよいです。換気扇でも大丈夫ですよ。

まとめ

赤ちゃんが寝るときの室内環境についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

エアコンをつけたり消したりするときは、ついつい大人の体感温度に合わせてしまいそうになりますよね。でも赤ちゃんがもう少し大きくなるまでは、顔色や温湿度計をチェックしながらできるだけ赤ちゃんに合わせてあげるようにしてください。

月齢が低い赤ちゃんほど、機嫌や健康状態が寝るときの環境に左右されやすいです。快適に眠れる環境を整えて、赤ちゃんを守ってあげてくださいね。