新生児の多くは一重まぶた。二重になる見込みや一重ならではの魅力
ママやパパは二重なのに、誕生した赤ちゃんは一重というケースはよくあります。この場合、成長と共に赤ちゃんの目元がどう変わるのか気になりますよね。そこで今回は、どうして新生児は一重が多いのか、二重に変わる時期やサイン、一重ならではの魅力などについてお話しします。
目次
- 新生児のほとんどが一重になっている理由
- 皮下脂肪でまぶたが埋もれているから
- 寝てばかりで顔のむくみがとれないから
- 日本人の約7割は一重!両親からの遺伝
- 新生児の一重が二重に変わる時期
- 活発に動き出し始める3カ月から1歳頃
- 自分の足で動けて体型に変化が現れる3歳頃
- 成長ホルモンによる体型変化が現れる思春期
- 新生児が一重から二重になるサイン
- うっすらと二重を予感させるラインができる
- 眠いときや、寝起きのときだけ二重になる
- 発熱時や具合が悪いときに二重になる
- 子どもを二重にしたい!なにか方法はある?
- 赤ちゃんの目に不要な力をかけるのは危険
- 12歳前後になるのを待ってからチャレンジ
- 一重でよかった!かわいい一重の魅力
- 一見クールなのに笑うとかわいい
- 一重こそアジア人を美しく特別なものにする
- 周囲の声かけでコンプレックスにしないで
- まとめ
新生児のほとんどが一重になっている理由
皮下脂肪でまぶたが埋もれているから
パパやママがぱっちりとした二重であっても赤ちゃんが一重で生まれてくることは珍しくなく、ママとしてはどうしてなのか疑問に思いますね。
遺伝が大きく影響するまぶたの形ですが、新生児期は皮下脂肪が多く、一重の遺伝子、二重の遺伝子にかかわらずまぶたが埋もれているため一重に見えることがあります。ぽっちゃりしている赤ちゃんにはよくあることですので、成長とともに変わっていく可能性はあります。
新生児期はとくに顔つきが大きく変わる時期ですので、日々の変化を楽しみましょう。
寝てばかりで顔のむくみがとれないから
赤ちゃんはお腹にいるときは水分たっぷりの羊水の中で過ごし、生まれてからも寝て過ごすことが多いので、なかなかむくみが取れない状態だと思ってみてください。
水分は上から下に流れますが、まだ立って動くことができない赤ちゃんは一日中寝てばかりなのでむくみが顔に出やすいのです。少し活動できるようになると、むくみもすっきり取れますのでそれまでしばらく待ってみましょう。
むくみによるまぶたの厚みがすっきり解消して、目元がぱっちしてくるはずです。
日本人の約7割は一重!両親からの遺伝
そして、残念なことですが二重=美しいという既成概念が生まれているのも事実です。両親からの遺伝で決まるまぶたの形ですが、一重は劣性遺伝で両親ともに一重の場合は子どもも一重に。
二重は優性遺伝なので、両親のどちらかが二重であれば遺伝する可能性が多くあります。一重でも二重でも、親の遺伝子を受け継いだ結果です。
美しさはまぶたの形状だけでは決まりません。一重であることを残念がる必要はありませんね。
新生児の一重が二重に変わる時期
活発に動き出し始める3カ月から1歳頃
まぶたの厚みやむくみが原因で一重になっている新生児期が過ぎ、お座りができるようになったり、つかまり立ち、あんよができるようになったりすると活動量が一気に増え、引き締まった体つきになりますね。
同時に顔の脂肪も減って、すっきりした顔つきになるはずです。両親のどちらかが二重の遺伝子をもっていたとしても、必ず二重になるわけではありませんし、どのタイミングで二重になるかは赤ちゃんに任せるしかありませんので、焦らず気長に待つようにしてください。
自分の足で動けて体型に変化が現れる3歳頃
背が伸びてすらっとしてくる子どももいるのではないでしょうか。自分の足で動けて体型に変化が出てくる3歳前後も一重から二重に変わることが多いとされるタイミングです。
まぶたの脂肪が一重か二重かを決める重要な要素になってきますので、肥満であることは遺伝にかかわらず二重を遠ざける原因になります。子どもの肥満は毎日の活動量だけでなく、日ごろの食生活も大きく関係しますので、バランスのよい食事を心がけましょう。
ただし、やせれば二重になるということでは決してありませんので無理なダイエットは禁物です。
成長ホルモンによる体型変化が現れる思春期
この変化の一環として、目元にも影響が出ることがあるようです。また、幼少期にぽっちゃり体型だった子どもなどは、思春期の成長にともない身長が伸び、細身の体型に変わることで隠れていた二重のラインが現れるということもあります。
二重のラインもシワの一つなので、ダイエットや加齢により顔の脂肪が減り、一重から二重に変わったという大人も多くいます。どの年代であっても二重に変わる可能性はゼロではないようですね。