新生児の多くは一重まぶた。二重になる見込みや一重ならではの魅力
新生児が一重から二重になるサイン
うっすらと二重を予感させるラインができる
とくにまぶたはむくみの影響が大きい部分なので、赤ちゃんが目を開いたときに、まぶたにうっすら二重のラインができていたらそのうち二重になる可能性がとても高いといえます。むくみがなくなることでより深いラインになることが期待できますが、だからといって早くむくみを解消させようなどと考えなくて大丈夫です。
しばらくは一日ごとにラインが消えたり出たりすることもありますので、そのことに一喜一憂しないようにしましょう。自然にくっきりしてくるのを待ってくださいね。
眠いときや、寝起きのときだけ二重になる
大人でも、疲れたときにげっそりすると二重のラインが深くなったり、片方の目だけ二重になったりすることがあります。無理な力を使って二重のラインを強引に作らなくても、体調によってまぶたが変化する場合、将来的に二重になる可能性は高いと考えられます。
いつも眠いのかと思っていたら、いつの間にか常時二重になっていたなんてこともあるかもしれませんね。
発熱時や具合が悪いときに二重になる
具合の悪いときに二重になっているのは、もしかしたら脱水症状が起きているサインかもしれません。むくみでまぶたが腫れぼったくなるのとは反対に、脱水症状が起きると顔の水分も奪われまぶたが二重になったようにくぼんでしまうことがあります。
このときばかりは二重になったことに喜んでいる状況ではありません。顔つきが変わるほど具合が悪いということですので、すぐに症状を判断し、適切な治療を受けるようにしましょう。
一重、二重ということよりも、子どもの健康の方が何倍も大事です。
子どもを二重にしたい!なにか方法はある?
赤ちゃんの目に不要な力をかけるのは危険
一重を二重にするために効果的といわれるのがまぶたのマッサージや、まぶたに直接線を引くなどの裏技的な方法です。目を頻繁にこすることで二重になったという人もいるくらいなので、皮膚に直接触って効果がまったくないとはいい切れませんが、それ以上にまぶたの皮膚はとても薄くデリケートだということを頭に入れておきましょう。
とくに赤ちゃんの皮膚は大人よりもさらに薄く弱いので、ママは優しくマッサージしているつもりでも余分な力が伝わってしまうことがあります。無理な力がかかりすぎると網膜剥離や白内障、目の周りの骨の変形など、恐ろしいリスクがあることを忘れないでください。
マッサージだけでなく、ほかの方法でまぶたにクセをつけることも控えましょう。
12歳前後になるのを待ってからチャレンジ
子どもの年齢が12歳前後になって、二重の目元に憧れるような気持が子どもにも芽生えたなら、ママの知識を授けて、一緒に二重になる努力をしてみてはいかがでしょうか。12歳前後になれば、皮膚や骨もある程度強くなり、マッサージやクセをつける方法も試すことができるようになります。
アイプチなど専用の接着剤を使って二重をつくるメイク方法は、体型が変わってくる思春期に行えば二重ラインのクセをつける意味でも有効です。マッサージは間違った方法で行うと逆効果になるので、ママがしっかり手順を覚えて一緒にやってみましょう。
美容への意識が高いことは決して悪いことではありませんし、女の子なら当たり前に抱く気持ちです。ですが、一重だから美しくない、二重だから綺麗ということではありません。
思春期の女の子は美容のためについ行き過ぎてしまうこともあるので、ママがしっかり見守ってくださいね。
一重でよかった!かわいい一重の魅力
一見クールなのに笑うとかわいい
一重の男性はスマートで聡明、女性なら大人っぽくて色気があるように見られることも多いようです。子ども時代から将来の姿を想像することは難しいかも知れませんが、一重の子どもはなんともいえない素朴さがあり、親しみやすさを感じます。
にっこり笑うと目が細くなり、いつものクールなイメージとのギャップが生まれ、よりかわいさが際立つこともありますね。顔の美しさはパーツだけでなく、全体のバランスが大事です。
そして、見た目だけでなく気持ちが前向きであることも重要ですね。
一重こそアジア人を美しく特別なものにする
一重であることはアジア人の象徴ともとらえられているので、世界で活躍するアジア人のスーパーモデルも映画俳優も切れ長一重であることが多いのです。欧米人にはない個性は特別な美しさとして世界で認められています。
アジア人である日本人がそのことに気がつかないのは少し悲しいことですね。クールビューティーは一重のアジア人女性に向けてよく使われる言葉です。
聡明さや神々しさなど、そこにはいろいろな意味が込められています。明るく華やかなだけが美しさではありませんので、自分の持つ個性を大切にしましょう。
周囲の声かけでコンプレックスにしないで
「お姉ちゃんは二重なのにあなたは一重なのね」「あの子は目が大きくてかわいいね」など、何気ないひとことから子どもは一重であることがかわいさとは遠いところにあるものだと勘違いしてしまう可能性があります。
時代や国によって美の定義は変わります。二重は今の日本のブームのようなものと考えると、みんなが同じものを追いかける必要はないと分かるのではないでしょうか。
海外に出ると、一重がかわいいといわれることも多くあります。一重でよかった!と感じることもきっとあるはずです。
まとめ
夢や理想は人それぞれなので、こうなりたいという願望も自由です。ただし、親が子どもに押し付けたり、無理な方法で実現させようとしたりすることは避けたいですね。
いつか、その人の持つ個性がそのまま受け入れられ、条件ではなくそれぞれの美しさに目を向けられる世の中になるとよいですね。