“こども古本店”さんに聞いた読み聞かせにぴったりの絵本【vol.3】
絵本に関わるいろんな人に聞いた、子ども、大人におすすめの絵本を年齢別に紹介します。前回に引き続き、移動絵本店として絵本を販売する傍ら、イベントにて読み聞かせライブも行っている"こども古本店"の中島さんに絵本を選んでいただきました。冬、クリスマスの本などがいっぱい。
年齢から見る読み聞かせのポイント
0〜2歳の子には「親と一緒」がポイント
というのも、まだお話を理解できない小さい子どもにとって「絵本」は、読み物ではなく「モノ」としての認識しかありません。例えば、絵本を読む時に、パパやママが楽しそうに、幸せそうに読んでくれると「絵本」=「楽しいモノ」と思ってもらうことができます。そうなってしまえばしめたもの!大きくなると自分から進んで絵本を楽しむ子になってくれますよ。
今回も赤ちゃんから、大人まで楽しめるいろんな絵本を紹介します。12月ということでクリスマスの絵本も!ぜひおうちでゆっくり楽しんでみてくださいね。
0〜2歳におすすめの絵本
クリスマスのかくれんぼ
出版社:ポプラ社
大人気の「これなあに?かたぬきえほん」のスペシャル版。ツリーやトナカイなどクリスマスのいろいろがいっぱい登場します。
「みどりいろのどーなつみたい。なにかな?」型抜きとなっているページを開いてみると、「どあにかざろう りーすでした」など、クリスマスのいろんなものをあてっこして楽しむ、かたぬき絵本。まだまだ小さい子どもに、楽しくあてっこしながらクリスマスのことを伝えられますよ。
いち・にい・サンタ!
出版社:ほるぷ出版
3〜4歳におすすめの絵本
アンパンマンのサンタクロース
出版社:フレーベル館
傷ついたクマのサンタさんのかわりに大活躍のアンパンマン。クリスマスの夜を舞台にくりひろげられるアンパンマンの愛と正義の冒険物語。
クリスマスに読み聞かせをすると、不思議なくらいにこども達がこの絵本に夢中になります。アンパンマンはいつでも、こども達のヒーロー!この人気には誰もかないません。この絵本では、クリスマスの夜にアンパンマンがサンタクロースになって活躍します。とっても夢のある展開に、大人もこどももわくわく!
できるかな?あたまからつまさきまで
訳:工藤直子
出版社:偕成社
ペンギン、きりん、さる、わに。絵本の中の動物たちの動きに合わせて、一緒に体を動かしてみよう!楽しいまねっこ遊びの絵本です。
寒い季節。こどもの元気が有り余ってるけど、なかなかお外で遊べないですよね。そんな時、この絵本はいかがでしょう?「ぼくはペンギン あたまをぐるっとまわせるぞ きみはできるかな?きみはできるかな?」絵本にでてくるいろんな動物たちの動きを、子ども達がまねっこ!お部屋の中で楽しく体を温められますよ。