“こども古本店”さんに聞いた読み聞かせにぴったりの絵本【vol.3】
5〜6歳におすすめの絵本
ミッケ!クリスマス
文:ジーン・マルゾーロ
訳:糸井重里
出版社:小学館
もういいかい? クマはどこだ。サンタもかくれているよ。クリスマスをテーマにした写真の中から、かくれているものを探して遊ぶゲームブック。
親子で一緒に楽しむクリスマスの夜に!かくれんぼ絵本の人気シリーズ「ミッケ!」がクリスマス一色になりました。いろいろな探し物に、大人でもつい夢中になっちゃいますよ!ページを開くごとにわくわくするクリスマスの世界を楽しみながら、いよいよ近づくクリスマスに胸をおどらせましょう。
DX版新幹線のたび~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~
出版社:講談社
2014年10月、新幹線開業50周年を記念した、『新幹線のたび』豪華パノラマ日本地図付きデラックス版。パノラマの達人・コマヤスカンならではの、見たこともない角度から列島を描いた圧巻の日本地図です。
年末年始の帰省をもっと楽しみたい人におくる絵本です!青森に住むはるかちゃんは、鹿児島に住むおじいちゃんに会いに行くために、新幹線で日本縦断!「新青森駅」からはじまり、終点「鹿児島中央駅」までの新幹線のたびを、絵本の大パノラマで楽しめます。この絵本、遊び心もいっぱい。岡山にはももたろうが隠れてたり、四国にはアンパンマン列車が走ってたり、おもわずニコッとしちゃうキャラが隠れています。
大人にもおすすめの絵本
くろうまブランキー
画:堀内誠一
出版社:福音館書店
黒馬のブランキーは、主人の家をつくるために一生懸命働いても、小屋も作ってもらえません。やがて年とったブランキーは、主人に力いっぱいたたかれて、道に倒れてしまいます。その晩、サンタクロースが天からおりてきて、しずかにその首をなでると…。フランスのフレネ学校の共同創作を原作とした、静かなクリスマス絵本。絵本作家堀内誠一の第一作です。
いじわるなご主人の家で生まれてしまったブランキー。年をとるまでたくさん働かされます。クリスマスの晩、道でへばっているブランキーの前に、赤い服の老人がそうっと天からおりてきます。彼は、ブランキーに何を与えてくれるのでしょうか…?クリスマス前にゆっくり読みたい、クリスマスの優しい絵本です。
ある都市のれきし 横浜・330年
絵:内山正
出版社:福音館書店
(品切れ)
日本で2番目に人口が多い大都市「横浜」。でも、1656年の横浜は、ほんの小さな村でした。1986年まで330年間の横浜の移り変わりを見ていきます。
日本で2番目に人口の多い都市、横浜。ある時、黒船がやってくることでこの村の運命は大きく変わります。この絵本では、300年以上に渡る横浜の激動の歴史を、空から眺めていきます。まちに対する想いを伝えてくれる絵本です。
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絵本を選んでくれた人
中島英昭さん[こども古本店]
こども古本店店主。「こども古本店」は絵本と児童書の古本を専門で扱うお店。ネットショップからはいつでも清潔でクリーンなリサイクル絵本を注文することができる。愛知・岐阜の各地で移動絵本屋とともに読み聞かせライブも開催。