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羊毛フェルトでワンポイント刺繍!世界に一つだけの小物を作ろう

羊毛フェルトでワンポイント刺繍!世界に一つだけの小物を作ろう

ちょっと空いた時間に、何かできないかな?そんなことをお考えのママがいらしたら、家族の持ち物に小さな刺繍をチクチクしてみませんか。本格的な刺繍は難しくて時間もかかりますが、羊毛フェルトなら簡単に可愛らしい刺繍を刺すことができます。今回は羊毛フェルトの刺し方や材料の購入方法などをご紹介いたします。

羊毛フェルト刺繍に挑戦してみよう!

【準備】材料と道具を揃えよう

羊毛フェルトの材料と道具は手芸屋さんで売っています。大きめの100均でも揃えられる場合がありますので、覗いてみてくださいね。

<材料>
①羊毛フェルト:今回はりんごの図案なので赤、茶色、緑を使用
小さな刺繍なので少量でOK。羊毛やアクリルなどの材質があります。アクリルのほうが丈夫に仕上がりますがお好みで選んでOKです。刺繍の図柄に必要な色を準備してください。目の黒、口の赤、葉の緑など、小さな部分の色も忘れずに!

②刺繍をする小物:今回は市販のガーゼマスクを使用

<道具>
①ニードル(フェルティングニードル)
フェルト用の針のこと。色々な太さが市販されていますが今回はレギュラータイプ(スターターキットにも入っている一般的な太さ)を使用して作成しています。

②作業用マット(フェルティングマット)
羊毛フェルトをフェルト化する作業で使います。専用マットも売っていますが、緩衝材としてついてきた厚め発泡ポリエチレンなどで代用できます。机を傷つけないように2cmほどの厚さが必要です。それより薄い場合は雑誌などの上にマットを乗せて作業しましょう。

③チャコペンシル(図案集などから写す場合はトレーシングペーパーとチャコペーパーがあると便利です)

④ハサミ

【刺繍】図柄を描き、羊毛フェルトを刺そう  

①マスクに、りんごの絵をチャコペンシルで描きます。

②それではいよいよ刺繍していきます。作業用マットの上に①のマスクを置き、りんごの下絵の実の部分に赤い羊毛フェルトを少量だけ置きます。

羊毛フェルト刺繍をするときはまず色の面積が大⇒小の順にフェルト化していくと色の面積が小さい部分が潰れてしまわず、仕上がりがキレイですよ。

③輪郭に沿って針を刺します。針は上から下に(机に対して直角になるように)刺すのがポイントです。斜めに刺すと針が折れやすいので気をつけましょう。

④次に全体を針で刺し、羊毛フェルトをフェルト化します。りんごをイメージしながら刺すと可愛らしくなります。触ってみて全体的にしっかりした感じになるまで刺しましょう。羊毛フェルトが足りない場合は追加、余ってしまった場合はハサミで切ります。

⑤りんごの実から出ている茶色の部分(かこう)と窪みを茶色の羊毛フェルトで描きます。細い線を描くときは、羊毛フェルトをほんの少しだけ手に取り、撚って細くしてから線に沿って針で刺します。

⑥最後は葉っぱです。葉っぱの絵の上に緑の羊毛フェルトをごく少量だけ置きます。最初に輪郭を、次に全体を刺します。

【仕上げ】手触りよくきれいに仕上げよう

①いよいよ仕上げです。まずは、全体の仕上がりをチェックしましょう。

②形を見て、膨らみが足りないところには新たに羊毛フェルトを少し足して刺します。また、膨らみ過ぎているところは、針で刺して膨らみを減らします。表面を滑らかに仕上げましょう。

③裏面を見ます。マスクは顔に触れるものなので、手で肌触りを確認してください。写真の感じなら何もしなくてOKです。凹凸があるときは、針で刺して表面の高さを揃えてくださいね。

④裏面が綺麗になったら、念のために表面も確認。OKなら完成です!

<お洗濯について>
羊毛フェルトは丈夫なものではないので、お洗濯の際は(洗濯機OKの小物なら)ネットをご使用ください。アクリル素材の羊毛フェルトを選ぶと、お洗濯での痛みも少なくなります。お洗濯のたびに、残念ながら少しずつ固くなっていきますが、味わいが出て、意外と長い期間楽しむことができますよ。
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