2歳と楽しむおうちモンテ。水や豆の「あけ移し」で巧緻性を育もう
子どもには自分で考えることができるようになってほしい、と思うママは少なくないのではないでしょうか。モンテッソーリ教育はそんな心を育む教育として近年注目されています。今回はお家で気軽にできるもの「おうちモンテ」の中で、「おしごと」(知育遊び)の一つである「あけ移し」をご紹介します。
2歳ってどんな時期?
いつものじゃないと嫌!秩序の敏感期
寝るときにベッドに連れていくぬいぐるみや、パジャマや洋服も、これがいいというこだわりがあります。モンテッソーリ教育では、このようにいつものやり方や順序、場所や持ち主でやりたがることを「秩序の敏感期」と呼び、2~3歳ごろに特にあらわれるものだそうです。
急いでいるときなど、ママはイライラしてしまうことがあるかも知れませんが、モンテッソーリ教育ではこれを成長の過程として受け入れ、その時期に合ったおしごとを用意します。
大人の真似が上手になる
また、大人と同じことをしたがり、おままごとやぬいぐるみの世話などの遊びをよくしています。しかし、大人の真似をしたがるといっても、はさみや縫い針など、危ないものは子どもにあまり触らせたくない気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
モンテッソーリ教育では、大人のすることをそのまま子どもでもできるように少し工夫して、やり方を丁寧に教え、おしごととして行えるように促していきます。
自分でしたいけれど手伝って欲しいときも
そのようなときは、子どもがママに手伝ってほしいというサインを出すこともあるかと思います。まだできないことは少し手助けをしつつ、基本的にはやり方を教えたら後は見守る、というのがモンテッソーリ教育の考えとされています。
例えば私の娘は、最近牛乳をコップに自分で注ぎたいと言うことがありました。しかしながらまだ上手く注げないこともあるので、今回紹介する「あけ移し」のお仕事は今の時期にぴったりではないかと思いました。
モンテッソーリ教育って何?その特徴と子どもに与えるメリット - teniteo[テニテオ]
育児雑誌などでよく目にするモンテッソーリ教育。世界中で指示され、日本でもモンテッソーリ教育を取り入れる保育園や幼稚園が増え身近なものになってきました。モンテッソーリ教育とは一体どのような教育なの?メリットや家で実践できるの?などの疑問にお答えします。
おうちモンテ「あけ移し」をやってみよう
まずは豆や水を計量カップで
同じ計量カップを二つ用意し、適当な場所にビニールテープでそれぞれ同じ位置に印をつけます。水がこぼれても大丈夫なように、床にはレジャーシートなどを敷いておくと安心です。
そして、この工程を今度は水から白花豆や小豆に移すものを変えて、同じように行います。