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パリジャンも大好きな鍋料理ポトフ! 寒い冬にリメイクもおすすめ

パリジャンも大好きな鍋料理ポトフ! 寒い冬にリメイクもおすすめ

日本でも知名度の高いフランスの家庭料理ポトフですが、日本ではソーセージで作ることが多いですよね。本場フランスでは牛のブロック肉を野菜とともに煮込むのが定番です。そこで今回は、フランス流のポトフの作り方や余ったポトフを使ったリメイク料理についてご紹介します。

ポトフは冬のフランス家庭料理の定番

フランス人にとってポトフはメイン?副菜?

夕食のメインディッシュとしてポトフを作ったことがあるママもいると思います。ポトフを作ったとき、それ以外のおかずは何を合わせたらよいのか、白いご飯と一緒に食べるのかなど悩むママもいるようです。

フランスの場合、ポトフを作ったらそれ以外のおかずを用意することはほとんどありません。特にワーキングマザー人口が高いパリの場合、何品も料理を作るのは大変なので、ポトフを作ったらそれにフランスパンを添えてシンプルに食べるのが定番です。もう一品足すとしたら、口直しのサラダぐらいでしょうか。

こう考えると、フランス人にとってポトフはメイン兼副菜と言えるのかもしれないですね。ニンジンやフランスの定番ネギであるポロネギ、じゃがいも、牛のブロック肉を数時間かけて煮込んだポトフは、これ一つで立派な冬のごちそうです。肉と野菜のエキスがたっぷりと溶け込んだスープにパンを浸して食べるのがフランス人の好きな食べ方です。

パリのスーパーでは冬になると、ポトフに必要な野菜がセットになった「ポトフセット」をよく見かけますよ。あれこれ選ぶのが面倒な人は、こういったセットを利用すれば野菜コーナーを行ったり来たりせずに済みます。

家にこもる日にじっくり作りたいポトフ

フランス流簡単ポトフの作り方

ここでフランス流のポトフの作り方についてご紹介します。家庭ではシンプルな調理を好むフランス人らしく、レシピもとっても簡単なので試してみてくださいね。ただ、煮込むのに時間がかかるので自宅で一日まったりと過ごす日などに作るのをおすすめします。
調理時間:3~4時間

【材料 4人分】 
・じゃがいも・・・中4~5個
・にんじん・・・3本
・ポロネギ・・・1.5本 (日本の長ネギで代用可)
・玉ねぎ・・・1~2個
・牛肉ブロック・・・1~1.5kg
・ブーケガルニ・・・1~2束 (ローリエを含むハーブミックスで代用可)
・塩コショウ・・・適量
・そのほかカブなどの根菜をお好みで足すのも可
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フランスでは牛の骨髄を入れて一緒に煮込む家庭も多いのですが、日本では手に入りにくいので牛の骨髄なしのレシピです。ちなみに我が家では、パパも娘も牛の骨髄が苦手なので入れずに作っています。

①牛肉ブロックを調理しやすい大きさにカットし、鍋に入れたたっぷりの水とともに火にかけます。

②調理している間にじゃがいもやニンジンの皮をむき、野菜をすべて適当な大きさにカットします。

③野菜を牛肉ブロックの入った鍋の中に入れ、すべての具材をブーケガルニと一緒に煮込みます。じゃがいもは火が通りやすいので、最後の方に入れると煮崩れが防げます。

④ときおり灰汁を取りながら、肉が柔らかくなるまでぐつぐつと中火で煮込みます。各家庭の火力や使用する鍋にもよりますが、我が家では3~4時間煮込みます。

⑤肉が柔らかくなったらできあがりです。粒入りマスタードと一緒に食べるのがおすすめです。具材とスープを分けてお皿に入れると子どもが食べやすいかもしれません。

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