就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

【東京】職人の技が光る!美しくレトロなランドセル「土屋鞄製造所」

【東京】職人の技が光る!美しくレトロなランドセル「土屋鞄製造所」

冬も終わりだんだん春らしくなってきました。春といえば入学式。新しいランドセルを嬉しそうに背負う子どもたちを見ると春が来たなと感じます。ランドセルは6年間使う特別なもの。よいものを選んであげたいですよね。子どもたちに寄り添い、丈夫で美しいランドセルを長年作り続けてきた「土屋鞄製造所」を紹介します。

teniteo CHANNEL[テニテオ]

by teniteo

背中に、心に、優しい記憶を

今回お邪魔したのは「土屋鞄製造所 童具店・中目黒」です。1965年から続く老舗のランドセル工房で、東京には3店舗、ほかにも仙台や大阪、福岡など全国各地に店舗を構えています。

「童具店・中目黒」は一階の入口から階段を登ってお入りください。店内はベビーカーOKですが、エレベーターはないのでご注意ください。

デザイナーや研究者、多くのプロの手を介している

「土屋鞄製造所」ではデザイナーや素材を開発する人など、職人だけでなく多くの人がランドセル完成までに携わっています。

それぞれの専門の人たちの手を介することで、理想のランドセルを完成させることができるのですね。みなさん立場は違えども「子どもたちに、上質なものを届けたい」という気持ちでチーム一丸となってランドセルを作っています。

ランドセルのこだわりを見せてもらいました

シンプルなデザインがどこか懐かしく、背負っていて気持ちがよいと評判の「土屋鞄製造所」のランドセル。お店の方にこだわりを聞きました。

丈夫さの秘密はイチョウの形をしたマチ

「土屋鞄製造所」のランドセルといえばこのイチョウの葉の形をしたマチなのだとか。側面についたこのイチョウ形のマチが6年間キレイな箱型を保ち続ける秘密なんです。

中は軽くてしなやかな樹脂素材とスポンジの二重構造になっていて、大きな力がかかっても幅広の形がサポートしてくれます。大人が背負って後ろに倒れてもへたらないほど丈夫だというのだから驚きです!

手作業の圧倒的な美しさ

上の写真はランドセルの角の部分。よく見るとひだがあります。菊寄せといわれるこの作業、カーブに沿って菊の花びらのようなひだを寄せ、角に溜まった革を整えています。とてもキレイですよね。

実はこれすべて手作業で行われているんです。「土屋鞄製造所」では手作業でランドセルが作られ、職人の技により完成品は細部まですべてが美しいんです。

西新井本店では工房を見学できます

54 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ