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パリ在住ママが語る新型コロナウイルスの現状。子どもとの暮らしの変化

パリ在住ママが語る新型コロナウイルスの現状。子どもとの暮らしの変化

2020年1月、日本が新型コロナウィルスについて意識し始めたとき、フランスではまだ「遠い国の出来事」でした。しかしそれからあっという間にフランスでも感染が広がり、今では国民一人一人がウィルスを強く意識しています。今回は、フランスの現状や子どもとの生活の変化などについてレポートします。

フランスの新型コロナウイルス感染症の現状

現時点のフランスの状況について

2020年4月1日現在、フランスではこれまで52,128人が感染し、3,523人が死亡しています。感染者数はあくまでも病院の検査で「陽性反応」が出た件数のみであり、軽症状で自宅待機、自然治癒した患者の数は含まれておりません。そのため、実際の感染者数はもっと多いとみられています。

3月末から私の知人数人もコロナのような症状を訴え、自宅静養により回復しています。義兄のパートナーも数日間続く熱、咳、味覚と嗅覚の違和感を訴え、現在も家で療養中です。フランスではすでに病院はパンク状態、呼吸困難の症状がない限り入院はできないようです。

義弟はノルマンディーの病院で内科医として勤務しているのですが、医師たちが激務で倒れないよう数日おきに交代で休日を取りながら治療に当たっているとのことでした。

政府による具体的な対策について

フランスでは政府が具体的な対策を打ち出し、国民はそれに従って毎日を過ごしている状態です。まず、2020年3月12日に「16日から政府より新しい指示があるまで、学校機関をすべて休校にする」との発表がありました。基本的に子どもは自宅待機、医療従事者の子どものみ毎日の通学が可能となりました。

そして、3月14日夜に「3月15日午前0時よりレストランやバーを封鎖する」との発表がありました。あまりに突然の発表に、周りのフランス人が騒いでいたのを覚えています。そして追い打ちをかけるように16日夜の大統領発表で「17日正午より外出禁止令」が発令されました。

外出禁止令中も「外出証明書」があれば食品の買い物や薬局、最低限の運動などは認められています。証明書はインターネットでダウンロードおよび印刷可能、プリンターがない場合は手書きOKとなっています。

生活面に関してですが、外出禁止令が出た当初はトイレットペーパーや紙類、パスタ、パスタソースや缶詰が売り切れになり入手困難な状況でしたが、今では落ち着いてきています。スーパーは人数制限をしているため、入店するのに列を作りますが、店内では人が少なく物は豊富なので買い物しやすい状態です。消毒ハンドジェルや消毒液、マスクは手に入らない状況が続いています。

フランスでは、コロナウィルスに関しては政令が出るとその翌日には施行という早さに驚きます。でも国民に考える暇を与えないからこそ、人々が有無をいわずに素直に従わざるをえないのかなという気もしています。
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