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赤ちゃんは冬でも散歩OK?メリットや注意点、散歩の便利アイテム

赤ちゃんは冬でも散歩OK?メリットや注意点、散歩の便利アイテム

赤ちゃんとの散歩はとても楽しいものですが、寒くなってくるにつれて「冬でも赤ちゃんを散歩させてもよいのだろうか」「どのような寒さ対策が必要なのだろうか」と不安になることもありますよね。今回はそんなパパやママのために、赤ちゃんとの冬の散歩をするときのポイントについてご紹介していきます。

赤ちゃんの冬の散歩の嬉しいメリット

ほどよい外気浴で体内のビタミンDを生成

生まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱いため、生後1カ月程度は特別な理由がない限り室内で過ごすことが推奨されています。1カ月健診を過ぎたころから少しずつ「外気浴」をして外の空気に触れていくようにするとよいでしょう。

一昔前は「骨の成長には日光浴をたくさんして紫外線にあたり、ビタミンDを生成しなければならない」といわれていましたが、栄養状況が改善した現代においては長時間の日光浴による紫外線の体への影響の方が問題だと考えられています。

しかし日光を過度に避けるのもまた活性型ビタミンD不足を引きおこし、骨が発育不良となる恐れがありますので、10分程度の短時間の外気浴やお散歩を取り入れていくことが大切です。

冷たい空気を吸うことで呼吸機能が発達

赤ちゃんとの外出の際はおむつや着替え、授乳関係のものなどが必要ですが、近所を散歩する程度であればそれほど荷物も多くなく身軽に行けるもの。積極的に毎日の生活に取り入れたいところですが、冬場の散歩はママも赤ちゃんも防寒対策をしっかりしなければならないため、つい面倒に感じてしまう場合もあるでしょう。

しかし冬の散歩はほかの季節と比べて寒暖差を肌で感じることができるため、赤ちゃんの五感を刺激したり、冷たい空気を吸い込むことで赤ちゃんの呼吸器官を刺激できたりするというメリットもあるのです。

それまで室内の暖かい空気しか知らなかった赤ちゃんにとって、「屋外の冷たい空気」を吸い込むことは肺などの呼吸機能を鍛えるよいトレーニングとなりますよ。

気温の変化に適応し自律神経が発達する

上の子のお迎えやワンオペ育児で買い物に出かけなければならないときなど、まだ免疫力の低い赤ちゃんを外に連れ出すのは不安があるかもしれません。しかし、人混みをさけて短時間外出するのであればむしろ、赤ちゃんにとってはプラスの面もあるのです。

たしかに凍てつくような寒い日には家の中に親子でこもってしまいたくなるかもしれませんが、ときには冬の澄んだ空気の中を歩いてみるのも赤ちゃんにとってよい刺激となるのです。

冷たい空気にふれることで肌や粘膜の防御反応を高めることができますし、皮膚から受け取った情報から体温を一定に保とうと自律神経が発達するきっかけにもなります。その結果として、低体温になりづらくウイルスや細菌に負けない体になりますよ。

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赤ちゃんの冬の散歩で気をつけること

お日さまが出ている時間帯に出かける

冬の散歩には、免疫力を高めたり呼吸機能を発達させたりして赤ちゃんの健康を維持する、風を感じたり音を聞いたりすることで赤ちゃんの五感を刺激する、ママも気分転換ができるなどの多くのメリットがあります。

また太陽の光を浴びることは、赤ちゃんが昼夜の区別をつけて生活リズムを整えることにも役立ちます。寒い時期の外出はつい億劫に感じてしまうかもしれませんが、赤ちゃんの体内時計を調整するためにも、ぜひ積極的に散歩に出かけるようにしましょう。

冬は日照時間が少なく、日が差さない日にはいくら防寒対策を完璧にしていたとしても風邪をひいてしまう恐れもありますよね。お日さまに当たれる9時から15時ごろの暖かい時間帯に短時間出かけてみるとよいですよ。

赤ちゃんの体調や機嫌が悪いときは控える

暖かい室内で一日中過ごしていると、気温差や昼夜のメリハリがわかりづらくなるもの。散歩をすることはママのよい気分転換になりますし、ママ友をつくるきっかけにもなるかもしれません。

空腹の状態でお散歩に出ると途中でぐずってしまいますので、授乳の20~30分後を目安に毎日の散歩に出かけるとよいでしょう。ただし赤ちゃんの体調は変わりやすいため、鼻水が出ている、熱っぽい、下痢気味である、などの症状が見られるときには無理をせず、家の中で様子を見るようにしてくださいね。

またお散歩に出かけるときには、何かあったときに医師に診てもらいやすい午前中に出かける、感染症が心配なので児童館などの子どもが集まる場所や人混みをさける、などの工夫も必要ですね。

抱っこ紐やベビーカーに合わせた防寒対策を

寒い冬の散歩に防寒対策は欠かせませんが、一口に防寒アイテムといっても帽子やケープ、ブランケット、フットマフなどがあり、どれを組み合わせればよいのか迷いますよね。まず押さえたいポイントは「赤ちゃんは意外と暑がりである」ということ。冬であっても着せすぎるとすぐに汗をかいてしまうのです。

つい冬の散歩のときにはもこもことしたものを何枚も着せたくなるかもしれませんが、抱っこ紐での散歩であれば赤ちゃんと密着するため、外側にダウンケープをプラスする程度でも十分です。

ベビーカーでの散歩の場合には抱っこ紐のようにママと密着しない分、首肩まわりが冷えやすくなります。とくに寒い日にはブランケットだけでなく、全身を覆えるボア素材のボディースーツも組み合わせましょう。
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