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2歳と楽しむおうちモンテ。水や豆の「あけ移し」で巧緻性を育もう

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「あけ移し」のねらい・おしごとの注意点

はさみや鉛筆、お箸を使う動きの土台になる

この「あけ移し」のおしごとでは、親指、人差し指、中指の三指を使う動作で行います。これらの指を使う動作は鉛筆を持ったり、はさみを使うときなど、日常生活においてとてもたくさんあります。

そのため、この三指をあけ移しで鍛えることにより、鉛筆やはさみ、お箸をうまく使うための土台となり、子どもがこれらの動作を自立してスムーズに行っていくことへつながります。

さらに発展して「色分け」を取り入れても

あけ移しの応用編として、「色分け」も取り入れることができます。2歳ころになると色の名前も覚えて言えるようになるとともに、色を見比べて「これは同じ」、「これは違う」と識別ができるようになってくるので、色分けを通して観察力や判別力を育むことができます。

まずはフェルトボールと仕切りの付いたケースとカラーポイントシール、ピンセットやお箸を用意します。

次に、ケースの各仕切りのいくつかに、フェルトボールに対応した色のシールをそれぞれ一枚ずつ貼っていきます。そして、フェルトボールを同じ色が表されている場所にピンセットで移します。

さらに難易度を上げるのであれば、ビーズなど少し掴むことが難しい物を使ってもよいと思います。

豆などの誤飲やピンセット・お箸の先に注意

豆は小さいため、誤飲には十分注意してください。また、ピンセットやお箸の先も尖っているので、顔などを傷つけないように気を付けてくださいね。

まとめ

2歳の子どもは徐々にできることが増えて、自己主張をするようになることも少なくないと思います。そんなときにぴったりで、様々な取り組み方ができる「あけ移し」のおしごと。

子どもの敏感期をちゃんと見極め、その時期を見逃さずに、成長の過程として向き合っていくことが大切なのではないでしょうか。ママは子どもに親指、人差し指、中指の三指をしっかりと使うように促して、鉛筆やはさみなどを安全にうまく使えるように、生活の中で自立していくサポートをしていきたいですね。
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