誰だってエリックカール風!子どもと一緒に世界に一つの絵本を作ろう
子どもと工作やお絵描きをしていると、大人では思いつかないような発想に驚かされることばかりです。そんな子どもの感性や想像力を育むのに最適な遊びが「絵本作り」です。今回は私の好きな絵本作家・エリックカールさんの絵画技法を用いた絵の描き方、本の作り方を紹介します。
エリックカールの絵画技法を知ろう
彼の絵本作りは色紙を作るところから始まります。筆の太さを変えたり、布の端切れやスポンジなどを使ったりして、あの独創的なタッチの絵の基を作ります。色紙が出来上がったら、必要な形に切り取って貼り合わせていくのです。
このようにして、あの魅力的な色合いのあおむしが完成したようです。あのなんとも言えない世界観が長年多くの子どもたちに愛されている理由の一つなのだと思います。
『はらぺこあおむし』の作者 | エリック・カール スペシャルサイト - 偕成社
世界中で愛されている『はらぺこあおむし』の著者エリック・カールと、絵本作品を紹介。絵本ごとのコラムや、創作のひみつ、グッズ情報など。
子どもの感性が光る!手作り絵本
エリックカールタッチの絵の描き方
・画用紙
・クレヨンまたはクレパス
・絵の具
・ハサミ
・のり
・筆記用具
丸、三角、四角などの形を作ってから、何に見えるか考えてもよいですし、何を描きたいか考えてから形を切ってもよいですよ。ハサミを使わず、手でちぎると違った風合いになります。
文字は書いてもよいですし、書かずに読むときのアドリブでもOKです。
絵本の製本のやり方
最初のページと最後のページは片面を白紙にすると、本物の絵本のような仕上がりになりますよ。
難しく考えずにOK!ストーリー構成のコツ
既存の絵本や歌も参考にしてみよう
ですが、ストーリーは難しく考える必要はありません。既存の絵本のように色々な動物や食べ物が出てくる絵本でもよいですし、好きな歌を参考にしてみてもよいでしょう。
3歳ごろまでの子どもであれば、今回作り方で紹介したような、形から何に見えるか考えるような絵本が作りやすいかもしれません。
ママは子どもの感性を大切にサポートを
ですが、子どもにはそのような概念はまったくありません。これから様々な経験を通して身につけていくものです。ママは子どもの感性を大切にし、困っているときにサポートすることを意識してみてくださいね。