知っておきたい出産にともなう手続き。産後に必要な提出書類と注意点
海外で出産した場合は?
日本の会社から出張などにより海外に移住している方は、日本の健康保険の被保険者なので、その家族も被扶養者として日本の健康保険が適用されます。健康保険の海外療養費支給申請をする必要があります。健康保険療養費支給申請書、領収明細書、診療内容明細書、日本語の翻訳文、保険証、印鑑、通帳が申請に必要です。
2.日本から出産を目的に海外に行き出産、海外旅行先で急きょ出産したケース
海外で出産する目的で行く場合や、海外旅行先で急きょ出産した場合、分娩費用や診察料、入院費などは自己負担です。海外旅行中に出産した場合は、海外療養費の支給申請ができます。また、出産後は大使館に出生届を出し、赤ちゃんのパスポートを取得する必要がありますよ。
3.結婚などで長期に渡って海外に住む予定の方で、相手国に行き出産するケース
出産したママが日本の会社の健康保険に任意で加入を継続している場合や、会社を退職後6カ月以内に出産する場合、退職した会社の健康保険で海外療養費の支給を申請することができます。
まとめ
自分にはどのような手続きが必要なのかを把握して、期限内に申請することが大切です。期限を過ぎてしまうと、もらえていたはずのお金が支給されないことも…。出産してから焦らずに済むように、必要な手続きをリストに書いておくと安心ですよ。また、パパと協力すると、より手続きがスムーズに終わるでしょう。