2人目の育児は歳の差でどう変わる?歳の差別メリットとデメリット
2人目の子どもを考えたときに、上の子と下の子の歳の差をどのくらい離すべきか迷う夫婦も多いのではないでしょうか。歳の差によって、育児のしやすさや兄弟の関わり方は違ってくると思います。そこで、歳の差別のメリットデメリット、歳の差ランキングをご紹介します。
歳の差が近い育児の特徴と大変なこと
1歳差のメリットとデメリットは?
デメリットは、お世話が大変なことです。妊娠中につわりがあっても、上の子の離乳食を作り食べさせなければいけませんし、産後もお風呂や抱っこなど、2人同時のお世話は大変です。子どもが少し大きくなってからも、おもちゃや三輪車などの取り合いで喧嘩も多く、同じものを二つ買えば出費もかさむでしょう。
2歳差のメリットとデメリットは?
デメリットは、上の子のイヤイヤ期に妊娠、出産がかぶるので、妊娠中のつわりや体調不良でもゆっくり休めないこともあるかもしれません。また、産後も下の子のお世話をすると、上の子が赤ちゃん返りをしやすい時期なので、下の子のお世話と赤ちゃん返りをする上の子の対応を、大変に感じてしまうこともあるようです。
3歳差のメリットとデメリットは?
デメリットとしては、3歳差でもまだ赤ちゃん返りをすることも多いので、上の子の赤ちゃん返りに対応する必要があります。また、上の子の幼稚園の行事などに、まだ小さい下の子を連れまわさなければいけません。ほかにも、学校の入学、卒業がかぶるので、受験や行事で忙しい時期が一気にきたり、大きな出費が重なったりするデメリットがあります。
歳の差が離れている育児の特徴と大変なこと
4歳差のメリットとデメリットは?
4歳差のデメリットは、妊娠中や産後に上の子の幼稚園、保育園の行事に参加することになるので、大変に感じることもあるでしょう。また、上の子が集団生活で感染症にかかると、まだ小さい下の子にもうつってしまう可能性があります。ほかにも、兄弟で遊びたいものに差がでてしまい、イベントやテーマパーク、遊び場など、同じ場所で一緒に楽しむことができない場合もあるようです。
5歳差以上のメリットとデメリットは?
5歳差以上のデメリットは、上の子を出産してから5年以上たってしまうので、上の子のときのベビーグッズが古くなり、買い替えなければならないものがあるなど、経済的に負担がかかります。また、上の子の育児が落ち着いた頃に、新生児の育児が始まるので、体力的に大変と感じることもあるでしょう。
10歳差以上のメリットとデメリットは?
また、上の子が教育でお金がかかる時期に、下の子にかかる費用が少ないので、経済的にも負担が少ないでしょう。
10歳差以上のデメリットは、育児期間が長くなり、子どもたちが自立をしたときには、もう自分たちの老後のことを考える必要があります。また、上の子を若いときに出産していても、下の子を出産するときには10年以上経っているので、ママの体に負担がかかることもあるでしょう。
1人目と2人目の歳の差ランキング
第1位「2歳差」32.0%
確かに、2歳差のメリットをママ目線で考えると、子ども同士で遊んでいる間に家事ができたり、1人目がある程度大きくなっているので、育児の負担が軽減されたりします。
また、子ども目線で考えても、小さいときは歳の近い遊び相手となり、成長してからも同じ学校に通えば、共通の話ができて、お互いがよき相談相手になることもあると思います。ママにも子どもにもメリットがあると考えて2歳差を選ぶ方が多いようです。