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カブトムシを捕まえよう! 採取できる時期や場所と上手な捕まえ方

カブトムシを捕まえよう! 採取できる時期や場所と上手な捕まえ方

シロップなどの甘い液体トラップ

次に紹介するのが「甘い液体トラップ」です。樹液のかわりに、黒蜜やメープルシロップなどを木に直接塗ってトラップを仕掛けます。メープルシロップ自体が楓の樹液から作られているので、効果が期待できそうですね。

そのまま直接塗ってもよいですし、さらに匂いでおびき寄せるために、焼酎を混ぜてぬってもよいでしょう。木に塗るだけなので簡単です。

注意点として、シロップにはちみつを使うことは避けましょう。カブトムシの口には、ブラシのような毛が生えています。はちみつは糖分が高く、このブラシ部分を固めてしまうのです。そのせいで餌が食べられなくなり、死んでしまうことがあります。水で薄めると危険性が低くなるようですが、できるだけ避けた方がよいでしょう。

カブトムシの習性を利用した光トラップ

最後に紹介するのは「光トラップ」です。夜、外灯に虫が集まっていることありますよね。カブトムシの採取にも、この習性を利用します。

準備するものは、照明器具と白い大きめの布です。カブトムシがいそうな雑木林などで、白い布を照らすように照明器具を設置します。そうすると明かりに引き寄せられたカブトムシが、白い布にやってくるというわけです。照明はLEDライトのように狭い範囲を強く照らすものではなく、蛍光灯などのライトにしましょう。ライトの色は暖色よりも、青白い光のほうがよく集まるそうです。

風の強い日や月の光が明るい夜は、トラップの効果が低くなるので注意しましょう。このトラップはカブトムシだけでなく、いろいろな夜行性の虫にも有効ですよ。

まとめ

カブトムシ採りに行くときには、「危ないことをしない」「自然を汚さない」など気をつけることを子どもと一緒に確認しましょう。最近ではマダニなどの被害もありますので、長袖長ズボンなど服装にも気をつけてください。

最近ではペットショップでカブトムシを購入する家庭も増えていますが、この夏は親子でカブトムシ獲りにチャレンジしてみませんか?子どもは、自然の中でカブトムシを自分でつかまえることができれば、とても感動することでしょう。きっと忘れられないすてきな思い出になりますよ。
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