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カブトムシを捕まえよう! 採取できる時期や場所と上手な捕まえ方

カブトムシを捕まえよう! 採取できる時期や場所と上手な捕まえ方

昆虫界の王様「カブトムシ」。虫が好きな子どもなら、一度は「自分で捕まえてみたい」と思うのではないでしょうか。しかしやみくもに雑木林に入っても見つかるわけではありません。捕まえるためにはいくつかポイントがありますので紹介します。この夏、子どもと一緒にカブトムシを捕まえてみませんか?

カブトムシの活動時期を知っておこう!

いつぐらいの時期から採れるの?

まずはじめに、カブトムシの一生を紹介します。カブトムシの寿命は、12カ月から15カ月ぐらいです。夏の終わりに生みつけられた卵は10日ほどでふ化し、その後10カ月余り幼虫として土の中で過ごします。そして翌年の夏前に蛹(さなぎ)になり、1カ月ほどで羽化します。

時期でいうと大体6月から7月頃に、カブトムシが成虫となって地上に出てくるのです。そして1カ月から3カ月程度で寿命がつきます。

そのためカブトムシの成虫が採れる時期はというと、一般的には6月頃から8月頃、ピークは7月中旬から8月上旬となります。あまり時期が遅くなってしまうと、せっかく採っても1~2週間程度しか飼育できないという可能性もありますので、その点は注意しましょう。

時間帯は何時からがベスト?

カブトムシは基本的に夜行性の昆虫です。昼間は土の中にもぐり寝ていることが多く、日が沈むと活発に動きだします。

夕方の17時頃から翌朝の6時頃までが活動時間といわれていますが、ベストな時間帯は夜の20時以降から翌朝4時半頃までです。しかし、必ずしも夜だけしか活動しないというわけではなく、中には日中でも地上にいる個体もいるようですよ。

カブトムシは夜行性のため、多くが周りが暗い時間での採取になります。必ず大人が一緒につき添って出掛けるようにしてください。「夜更かしをさせるのはちょっと」というご家庭の場合は、早起きをして3時から4時に出掛けてみてはどうでしょう。親子でこんなに早起きすることは、新鮮で楽しいものですよ。

どんな所に生息しているの?

カブトムシの食料は木の樹液です。しかしどんな木にでもいる訳ではなく、集まる「木」があることを知っておきましょう。

カブトムシは、広葉樹に集まることが多いようです。代表的な木として、丸く大きなどんぐりができる「クヌギ」があります。またコナラやカシ、ニレの木などもカブトムシが好むようです。しかしこれらの木以外にも、場所や様々な条件によってカブトムシが集まる木は違ってきますので、注意して見てみましょう。

カブトムシは、近隣の雑木林や整備された森林公園など、条件の合う木があれば生息しているそうです。日中にカブトムシが集まりそうな木をチェックしておきましょう。カナブンや蜂などが集まっている木があれば、カブトムシも来ているかもしれませんよ。

カブトムシを探す場所のポイント

まずは木の樹液周りを確認してみよう

さて、カブトムシが好きそうな木を見つけたら、早速探してみましょう。まずは樹液周りを確認してください。

樹液は、木の表面に濡れたような跡だったり、シロップのようなどろりとした固まりだったり、白い泡になって出ていたりします。特にクヌギの蜜は煮詰まると酸っぱいような強い匂いがするので、見つけやすいでしょう。

樹液がよく出る木は、樹齢がある程度たっていて、木の表面に傷など樹液が出やすい場所があります。そして生命力にあふれた力強い木です。樹液を探すときには、木の根元も見てみましょう。根元は意外と樹液が多く出ていることがあります。また葉で隠れやすい木の上部にも、樹液が出ているところがあるのでよく探してみてくださいね。

木の根元を掘ってみよう

次に、「樹液はあるのに、カブトムシがいない」というときは、あきらめないでその木の根元も探してみましょう。蜜を食べ終わったカブトムシが、木の根元の土にもぐっていることがあります。

周りより濃い色の土が出ていたり、部分的に土が盛り上がっていたりする場所があれば、カブトムシがもぐった跡かもしれません。土の中を探すときには、優しく少しずつ掘り進めるようにしてください。

スコップなどで勢いよく差し込んでしまうと、カブトムシや木の根などを傷をつけてしまう可能性があります。注意して掘るように、子どもにも伝えましょう。掘り終わった後は、そのままにしておくのではなく、ちゃんと木の根元に掘った土を戻しましょうね。

木の穴や隙間も忘れずにチェック!

カブトムシを探すときには、木の穴や隙間も忘れずにチェックしましょう。カブトムシは体に厚みがあり、あまり細い隙間などには入れません。しかし奥まった丸い穴などがあれば、そこにひっそりとかくれている場合があります。

気になる穴や隙間があった場合、子どもはいきなり手を入れてしまうかもしれません。しかし、どんな生き物が隠れているかは分かりません。親がはじめにライトなどで中を確認するようにしましょう。小さな穴や隙間などの手では取りにくい場所は、ピンセットなどを持っていると便利ですよ。

細い隙間には、クワガタなどが隠れている場合があります。もしかするとカブトムシだけではなく、クワガタにも出会えるかもしれませんね。

効率よく捕まえられるトラップ3つ

甘い果物で誘惑トラップ

自然の樹液に集まるカブトムシを探すのも楽しいですが、確実に採取したい場合は、トラップを仕掛けるのも一つの手です。代表的なトラップをいくつか紹介しましょう。まずは「バナナトラップ」です。

バナナを2センチぐらいの大きさに切ります。そこに焼酎、砂糖、ドライイーストを入れ混ぜます。そして混ぜ合わせたものをジップロックなどに入れ、半日ほど発酵させます。発酵するときに、袋が膨張することがあるので、途中数回確認して、中の空気を抜くようにしましょう。バナナが黒っぽくなり、匂いもきつくなればできあがりです。

これをストッキングなどに入れ、明るいうちに木につるします。使い終わったトラップは、必ず回収することを忘れないでくださいね。

シロップなどの甘い液体トラップ

次に紹介するのが「甘い液体トラップ」です。樹液のかわりに、黒蜜やメープルシロップなどを木に直接塗ってトラップを仕掛けます。メープルシロップ自体が楓の樹液から作られているので、効果が期待できそうですね。

そのまま直接塗ってもよいですし、さらに匂いでおびき寄せるために、焼酎を混ぜてぬってもよいでしょう。木に塗るだけなので簡単です。

注意点として、シロップにはちみつを使うことは避けましょう。カブトムシの口には、ブラシのような毛が生えています。はちみつは糖分が高く、このブラシ部分を固めてしまうのです。そのせいで餌が食べられなくなり、死んでしまうことがあります。水で薄めると危険性が低くなるようですが、できるだけ避けた方がよいでしょう。

カブトムシの習性を利用した光トラップ

最後に紹介するのは「光トラップ」です。夜、外灯に虫が集まっていることありますよね。カブトムシの採取にも、この習性を利用します。

準備するものは、照明器具と白い大きめの布です。カブトムシがいそうな雑木林などで、白い布を照らすように照明器具を設置します。そうすると明かりに引き寄せられたカブトムシが、白い布にやってくるというわけです。照明はLEDライトのように狭い範囲を強く照らすものではなく、蛍光灯などのライトにしましょう。ライトの色は暖色よりも、青白い光のほうがよく集まるそうです。

風の強い日や月の光が明るい夜は、トラップの効果が低くなるので注意しましょう。このトラップはカブトムシだけでなく、いろいろな夜行性の虫にも有効ですよ。

まとめ

カブトムシ採りに行くときには、「危ないことをしない」「自然を汚さない」など気をつけることを子どもと一緒に確認しましょう。最近ではマダニなどの被害もありますので、長袖長ズボンなど服装にも気をつけてください。

最近ではペットショップでカブトムシを購入する家庭も増えていますが、この夏は親子でカブトムシ獲りにチャレンジしてみませんか?子どもは、自然の中でカブトムシを自分でつかまえることができれば、とても感動することでしょう。きっと忘れられないすてきな思い出になりますよ。

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teniteo WEB編集部

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