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 “こども古本店”さんに聞いた読み聞かせにぴったりの絵本【vol.4】

“こども古本店”さんに聞いた読み聞かせにぴったりの絵本【vol.4】

5〜6歳におすすめの絵本

おこだでませんように

作:くすのきしげのり
絵:石井聖岳
出版社:小学館
【内容】
「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。休み時間に、友だちがなかまはずれにするからなぐったら、先生にしかられた」いつも誤解されて損ばかりしている少年が、七夕さまの短冊に書いた願いごとは…?
【中島さんのおすすめポイント】
「ぼくはいつもおこられる」そんな風に自分を責める小学生の男の子が、七夕さまの短冊に書いた願い事とは…?感情を表に出すのが苦手な子どもにも、つい怒ってしまうママにも、心に大切な”気づき”を与えてくれる絵本です。

けがをした恐竜 化石が語るティラノサウルスの話

作:黒川みつひろ
出版社:こぐま社
アメリカで発見されたティラノサウルスの化石には足の骨折が治った痕が…。作者は、その事実から、けがを負ったお母さんの世話をした家族がいたのでは?と、想像する。ティラノサウルスの家族の物語。
【中島さんのおすすめポイント】
1990年、アメリカで不思議な化石が発見されました。それは、世界最大のティラノサウルスの骨格。驚きなのは、足に骨折した跡があり、そして治っている痕跡があるのです。語られることのない、けがをした恐竜の物語とは?「強くて獰猛」という部分でとらえられる事の多いティラノサウルスにも、人間に近い温かさがきっとある。そんなことを感じられる絵本です。

大人にもおすすめの絵本

おじいちゃんがおばけになったわけ

文:K・F・オーカソン、絵:E・エリクソン
訳:菱木晃子
出版社:あすなろ書房
【内容】
おじいちゃんは、土にも天使にもならずに、なんと、おばけになっちゃった。いったいどうして?心に沁みいるデンマークの傑作絵本。
【中島さんのおすすめポイント】
死んじゃったはずのおじいちゃんが、夜になって孫のエリックとのところにおばけになってかえってきました。なぜ自分がおばけになっているのかをおじいちゃんもわかっていません。ただわかったのは、「この世にわすれものがあると、人はおばけになる」という事だけ。さあ、おじいちゃんがおばけになった理由とは…!?それを知ったとき、心がぽっと温かくなります。

楽しく遊ぶ学ぶ ふしぎの図鑑

監修:白數哲久
出版社:小学館
【内容】
「小学館の子ども図鑑 プレNEOシリーズ」から、幼い子どもが暮らしの中で感じる素朴な疑問に答える図鑑です。大人の「聞かれて困った!」の際にも役立つ、実は大人も教えられない題材を集めました。【いきもの】【しぜん】【からだ】【たべもの】【せいかつ】のふしぎを5章構成で、Q&Aで図説した、いわば「大人の虎の巻」図鑑。
【中島さんのおすすめポイント】
「スーパーで買ったたまごって、あたためたらかえるの?」子どもにそう聞かれたとき、パパやママは答えられますか?子どもから日々聞かれる世の中のあらゆる「ふしぎ」を、この1冊が答えてくれます。大人も思わず「へぇ~」となる図鑑です。

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