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2歳から始めるお金の教育!おうちで気軽に楽しめるお店屋さんごっこ

2歳から始めるお金の教育!おうちで気軽に楽しめるお店屋さんごっこ

子どもがママと一緒に買い物や食事に行ったり、おこづかいをもらったりする際に目にするお金。家庭での「お金の教育」はいつごろから始めたらよいのでしょうか?今回は我が家が実践する、お店屋さんごっこなどの親しみやすい遊びを通して、子どもにお金の大切さや使い方を学んでもらう方法をご紹介します。

私が2歳の娘にお金の大切さを伝えたい理由

きっかけは前職での経験から

私は大学卒業後、金融機関で生命保険・損害保険の営業の仕事をしていました。そこで感じたことは、当たり前かも知れませんが、世の中には自分のお金を貯める方法や健康などにあまり興味や関心を持っていない方も見受けられるな、ということでした。

また業務に携わる中で、「お金は短期、中期、長期に分けて置いておくとよい」ということも学び、在職時は自身でもそのことをお客様に伝えてきました。

そして今は私自身が結婚して子ども2人をもつママの立場になり、これからのライフイベントや転機を楽しむため、お金を計画的に準備して使うことの大切さを改めて実感しているところです。お金の計画的な使い方は学校ではあまり教わるものではないと同時に、すぐに身につくものではないと感じるため、2歳の娘にも今のうちから少しずつお金を使うこと・貯めることに親しんでいって欲しいなと考えています。

早くから遊びを通してお金に親しんでほしい

2歳にお金の教育と聞くと、まだ早すぎるように思う方もいらっしゃるかも知れません。しかし、言葉に関しても大人と問題なく会話できることが多くなり、たくさんのことを、ほぼ先入観なしに吸収できる2~3歳という年齢は遊びからお金の教育を始めるのによいのではないかと思います。

また2歳というと、イヤイヤ期と言われる、自己主張の強くなる時期に入る子どもも多いかと思います。私の娘もまさにその時期なので、後にご紹介するお店屋さんごっこは「自分でやりたい」を叶えられるという点で、今から始めるのにぴったりな遊びだと思います。

まずは「お金は使えばなくなる」を伝えたい

子どもに対するお金の教育の第一段階として、まだ細かいお金の計算はできないため、お金は使うとなくなることを学んでほしいと思っています。例えばおこづかいをもらうようになったり、親子で一緒に買い物に行ったりする場合に、欲しいと思ったらすべて買うのではなく、我慢することも覚えてほしいからです。

本当に必要なときのために、たまには我慢をして、メリハリのあるお金の使い方を身につけていってほしいと考えています。

2歳が好きなお店屋さんごっこで楽しくお金教育

お店屋さんごっこをやってみよう

2歳の子どもに分かりやすいお金教育の方法として、お店屋さんごっこがあります。おままごとなど、ごっこ遊びが好きな子どもには、親しみやすい遊びなのではないでしょうか。

実際に私の娘もすぐに夢中になり、ここ数日は朝起きるなり、お店屋さんごっこを始めています。簡単なやり方としてはまず、厚紙などで、お札や硬貨を表すお金のおもちゃを作ります。

次に、おうちにあるお菓子や品物になりそうなおもちゃなどの、それぞれの値段を考えてシールに書き、それに貼ります。そして品物を並べ、お店屋さん役とお客さん役になって、買い物のやりとりをして遊びます。

初めは、10円や100円など、分かりやすい金額の設定がおすすめです。2~3歳だと10円(=1円が5枚、5円が2枚)や100円(=10円が10枚、50円が2枚)などの数の概念を理解することはまだ難しいですが、「値段シールに書いてあるのと同じ数字のお金をください。」といった声かけで買い物を楽しむことができます。

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