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子どもにお金の勉強をさせたい。始める時期や教えるポイント

子どもにお金の勉強をさせたい。始める時期や教えるポイント

幼児期からいろいろな習い事をしているという子どもは多いですが、「お金」について教えてくれるところはなかなかないですよね。お金がすべてではないですが、お金の大切さを学ぶことはとても大切です。何歳ころから、どのようにお金について勉強させたらよいのか、ポイントをまとめてご紹介していきます。

子どものお金の勉強はいつ何から始める?

お金に興味を持つ3~4歳ころから始める

子どもにお金の勉強をさせる時期は、子ども自身がお金に興味を持ち始める3~4歳ころが適しているといわれています。また、このころは簡単な数が数えられるようになってくる時期でもあります。

こんな場合はお金に興味を持ち始めているサインです。

・ママがお買いものするときに、レジでお金を支払っている姿をじっと見ている。
・おままごとのときに、意味はよくわかっていなくても、ママのマネをしてお金を払う仕草をする。
・「あれ買って!」とおねだりされたとき。(お金を払わないと手に入らないことが理解できている)
興味を持ち始めたときが、「お金」を教えるタイミングです。

今の日本はたいていの場合、欲しいものが当たり前のように買える環境にあります。テレビで戦後の厳しかった時代や、発展途上国の様子を見たときに、「お金がなくて物が買えない」ことを不思議に感じる子どもは多いでしょう。

小さい子どもにお金のことを教育するなんて…と、抵抗を感じるママもいるかもしれません。しかし先入観のない幼いうちだからこそ、お金の大切さや価値を学ばせるチャンスなのではないでしょうか。

まず教えたいことはお金の大切さ

子どもには、最初に「お金は大切」ということをしっかりと教えたいですよね。でもなぜお金が「大切」なのか、子どもが納得するような説明ができますか?

一般的にお金は「労働の対価」として手にするものです。もちろん社会保障として給付されるお金や、宝くじがあたって手にするようなお金もあります。しかし、基本的には「お家に住めたり、ご飯を食べたりできるのも、パパやママがお仕事をすることでお金がもらえているおかげなんだよ」と理解してほしいですね。

また、「お金」は欲しいものと交換することができるツールであることも、説明したい点です。おもちゃもおかしも、すべて「お金」と交換することで手に入るもの。そして「お金」は使うと無くなる、ということは、大人にとっては当たり前でも、子どもにはきちんと説明しないと理解しにくいようです。

生活するには「お金」が必要、そしてその「お金」はパパやママが一生懸命働いて稼いでくれているもの、という一連の流れを理解させましょう。そうすることで、お金の大切さだけでなく、両親への感謝、物を大切にする気持ちなども学ぶことができます。

子どもが楽しめるお金の勉強法とポイント

お金の種類や数え方を覚える

4~5歳くらいになると、徐々に大きい数まで数えられるようになり、一桁同士の足し算、引き算もできるようになります。

まずは「硬貨」と「紙幣」の種類を教えるところから始めてみましょう。実物で学ぶことに抵抗がある方は、おもちゃのお金でも大丈夫です。最近では100円均一などでも売られていますね。色や大きさ、穴が開いているかいないかなど、分かりやすい特徴を伝えて覚えさせていきます。

最初は「1こ、2こ」などと数えてもよいですが、お金の種類が覚えられたら、「円」という単位を使って「1枚で10円、2枚で20円」と数え方を教えていくとよいでしょう。小さな袋などをお財布に見立て、「このバナナは30円です」といって、子どもにお金を出す練習をさせると楽しいですよ。

お金の使い方を覚える

お金の使い方を学ぶなら、やはりごっこ遊びが一番分かりやすいでしょう。幼稚園や保育園でも「おみせやさんごっこ」を実施するところは多いようです。

欲しいものはたくさんあるけれど、所持金は限られているので、しっかり選んで大切に使わなくては…と幼いながらに頭を悩ませている姿は微笑ましいですね。おうちでも、ごっこ遊びの中で「ものには値段がある」「値段の分のお金を払ってものを買う」「多い場合はお釣りをもらう」などを、ステップを踏みながら実践してみるとよいでしょう。

また、最初からお金(おもちゃ)を持たせるのではなく、お手伝いの対価や、描いた絵などを売ったお金で欲しいものを買わせる、という一連の流れを持たせるやり方もおすすめです。

実際のお店でモノの値段を知る

ごっこ遊びでお金の意味や使い方をだいたい理解できるようになったら、実際のお店で子どもと一緒に商品の値段を見ていきましょう。同じ「バナナ」の中でも、100円のバナナと300円のバナナがあるなど、モノには同じ種類でもいろいろな値段があると知ることができます。

最近のスーパーでは、子ども用の小さな買い物カゴが用意されているところも多いですね。子ども専用のカゴを持たせ、予算を決めてお菓子コーナーなどで買いたいものを選ばせるのもよいでしょう。

レジでも子どもの分だけ別会計にしてもらって、自分で支払うようにさせると、より「お金」を使った実感がわきます。混んでいないときなどを見計らって、ぜひ実践してみてください。

子どもにお金の勉強をさせるメリット

金銭感覚を養いモノの価値を知ってもらう

幼いころから欲しいのもはなんでも買い与えられていた、逆にずっと「お金がないから買えないよ」といわれ続けてきた、など金銭感覚は育った環境によって変化します。子どもが将来社会に出て独り立ちしたときに、お金で苦労しないように教育したいですね。

まずは親として、しっかりと家庭のお金の管理がされているか確認してみてください。身の丈に合った使い方ができているか、将来を見据えて貯蓄できているか、など子どもにお金の教育をするうえで土台となる家庭の金銭感覚は重要です。

安いものを大量に買って消費しきれていない、ブランド品を買ってしまいこんでいるといったことがあると教育上あまりよくないですね。子どもの手本となるような金銭感覚を持ち、行動で示すことが大切です。

モノを大切にする気持ちが育つ

子どもはとてもかしこいので、「サンタさんにもらおう」「おばあちゃんに買ってもらおう」「泣いたら買ってもらえるかも」など、欲しいものを手に入れる手段を知っています。モノをなくしたり壊したりしたときに、「また買ってもらえばいい」と安易に思わせてしまうのはよくないですね。

親としては「モノは粗末にしない」という、人として大切な価値観を幼いうちから学んでほしいところ。今当たり前にあるモノは、すべて「お金」によってもたらされていると気づくことで、モノを大切にする気持ちが育つきっかけになるかもしれません。

「お金」を知ることで「モノは大切にしなきゃ!」と思うようになり、整理整頓できるようになったり、忘れ物をしなくなったりすることも十分あり得るでしょう。
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