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 アメリカで幼児バイリンガル教育!勉強法や教育の価値観の違い

アメリカで幼児バイリンガル教育!勉強法や教育の価値観の違い

アメリカは移民の国。バイリンガルも多く、幼児が多国語で上手におしゃべりをしている姿を見かけます。アメリカではどのようなバイリンガル教育がされているのでしょう?日本でバイリンガル教育を目指す場合でも、取り入れられる学習法もありますので、ぜひ参考にしてください。

成功する幼児バイリンガル教育法とは?

子どもとの会話は母国語で統一すること

アメリカに住んでいるのだから英語を話せなくては困ると、英語を優先的に考えてしまいそうですが、バイリンガルに育てるには親は自分の母国語で話すことが重要であり、近道です。

小さいころから聞いている言葉は自然に身につく言語になりますので、アクセントのないネイティブに近い発音ができるようになることが期待できます。

アメリカに住んでいれば英語は自然に耳に入ってきます。幼稚園など学校に行くようになると、今まで英語が話せなかった子どもでもあっという間に英語が話せるようになります。

もし、ママかパパどちらかが、または両親が日本人であれば、生まれたときから「家の中では日本語」「ママとは日本語で話す」など自然なルールを作るとよいでしょう。

子どもが興味のある動画を活用すること

日本語と同時に英語にも慣れさせたいときには、Youtubeで探せる人気の動画を利用するのがおすすめです。

・Micky Mouse Club House
ディズニーキャラクターが視聴者に問いかけ、一緒に問題を解決していくので親にも人気があります。

・Dora the Explorer
ドラというヒスパニック系の女の子が主人公で、移民系の子どもたちが英語を学ぶために作られたアニメです。ドラと一緒に冒険し、こちらも視聴者に選択肢を問いかけたり、ともに言葉を発するよう誘います。簡単なスペイン語も学ぶことができます。

そのほかにも、年齢に合わせた英語の歌などの動画がたくさんありますので、ぜひ子どものお気に入りを探してみてください。

親子で一緒に学ぶという気持ちを忘れないこと

多国語の環境で育つ子どもは母国語のみの環境で育つ子どもに比べ、話し出すのが遅めになったり、語彙力が劣ったりすることがあります。

年齢が上がるにつれ追いついていきますので、あまり心配をしたり焦ったりしないでくださいね。分からない言葉があれば、時間をかけて丁寧に教えてあげましょう。

また、ママが「バイリンガルに育てることができるかしら?」と不安に思うことがあるかもしれません。聞かれて分からないことがあれば「ママも分からないから一緒に調べよう」と提案すると、子どもは喜んで一緒に取り組み、モチベーションアップになりそうです。

「親は子どもと一緒に成長する」という言葉があるように、親子で一緒に学ぶという気持ちをも忘れないようにしたいですね。

アメリカ幼児の英語勉強法や学び方は?

アプリを使って自宅学習

アメリカで人気のある幼児用の学習アプリを紹介します。

・ABC Mouse
TVコマーシャルでよく目にする2歳から8歳向けのアプリです。リーディング、算数、理科、アートなど好きなカテゴリーを選べ、遊びながら勉強でき人気があります。

・Little Pim
5分ほどの短いビデオを観ながら、単語を学んでいきます。年齢に合わせて違うコンテンツを選び、成長に合わせて使うことができます。

・Lingo Kids
2歳から6歳を対象としたアプリです。2か国語を習う子どものためにデザインされており、日常生活で使う単語をゲームを通して学習することができます。

大人でも楽しめるゲームも多いので、ぜひ子どもと一緒に挑戦してみてください。

フォニックスを学び英語基礎を作る

アメリカでは日本の幼稚園年長の年に相当するキンダーガーテンから小学校が始まり、フォニックスと呼ばれる英語の読み方を習い始めます。

英語の単語は日本語の「りんご→Ringo」のように、アルファベットを1つ1つ発音していけば読めるわけではありません。

アルファベットの塊が単語になり、並び方によって発音が異なるので、はじめの単語は読み方が分からないと読めません。

フォニックスでは、Aはア、Bはブッ、Cはクッというように1文字ずつ発音の仕方を学習し、さらにアルファベットがOOOと並んだ場合にはこのような発音というように、さまざまな組み合わせ、例外の単語などを教えていきます。

フォニックスを覚えると、知らない単語でも発音し読めるようになります。

サイトワードを覚えて英単語を塊で把握する

英語には、サイトワード(Sight Word)と呼ばれる単語があります。Sightは視覚、Word は単語という意味で、目にしただけで読み、理解できなくてはならない重要な単語です。

各学年や年齢で身につけておくべきサイトワードのリストがあり、学校でフォニックスと並行して学習していきます。

英語圏で生活するにはサイトワードが欠かせず、日常会話の90%はサイトワーズでカバーされ、よく使われるサイトワーズのTop10は「the, be, to, of, and, a, in, that, have, I」といわれています。

日本でも有名なドクタースースの「Cats in the hat」はサイトワードだけで書かれていて、おすすめの本です。

日本の価値観とまったく違うアメリカの幼児教育

多文化社会だからこその差別問題教育

アメリカは多国籍で肌の色の違う子どもたちが同じ学校へ通うことが少なくありません。

アメリカではアニメや子供向けの番組には、白人、黒人、ヒスパニックやアジア人など、様々な人種のキャラクターを登場させるものが多くあります。

今アメリカでとても人気のあるアメリカンドールという会社では、多人種の人形だけではなく、車いす、歯の矯正器具などの付属品や髪の毛のない人形までが発売されているほどです。

また、自閉症などの子どもへの理解を深める活動や、サンクスギビングの前などは貧困家庭へ配るための食糧寄付を募る活動が行われている学校もあります。

地域によって差がありますが、様々な人がいるということを子どものころから学ぶ機会が多く与えられています。

個性に合わせた教育重視

高い学習力を持つ子どもが特別な教育を受けられる、マグネットやギフテッドアンドタレンテッドプログラム、他言語を学習するイマージョンプログラムなど、様々な子どもたちのニーズに合わせた特別な教育プログラムがあります。

「No child left behind(落ちこぼれを作らない)」というモットーのもとに、様々な取り組みがされています。

英語が母国語でない子どもたちのためのESOL(English as a second or foreign language)や、リーディングや算数を、クラス内でレベル別にグループ分けをしている学校もあります。

1人1人の能力を伸ばすことが重要視され、みんな同じように勉強する日本とは大きく違う部分があります。

幼児教育に必須のヘッドスタートプログラム

「ヘッドスタート」とは、小学校生活を順調に始められるように、アメリカでは長期にわたって継続されている就学援助のためのプログラムです。

アメリカ政府の健康および人的サービス省(Department for Health and Human Services、略してHHS)の行っているプログラムで、低所得者層の3歳から4歳の子どもを対象とし、小学校へ入るまでに、アルファベットが読め、10までの数が数えられることを目標としています。

低所得者層の子どもや家族に教育だけでなく、栄養や健康面、さらに両親までもが、様々なサービスを受けることができます。ヘッドスタートに通う子どもたちには、無料の朝食や昼食が支給されることがあります。

まとめ

バイリンガル教育には親の努力と根気がとても重要です。親が幼いころから2カ国語での生活環境を作ってあげると、その環境を自然に受け入れることができます。

大きくなって自分の意思で日本語を勉強したいと思ってから勉強することもできますが、子どものころは多言語でもどんどん吸収していきます。

アメリカで暮らすのなら英語をきちんとできるようにしないといけませんが、日本語はどこまでのレベルを目指すのか、年齢が上がったら目標を決めるとよいそうです。

そして、その目標に向かってぜひ親子で頑張ってください。

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