乳児が発するたくさんの「ママ好き」サイン!サインの種類と応えかた
言葉を話せない赤ちゃんですが、実は様々なサインで「ママのことが大好き」という気持ちを表しています。笑顔や嬉しそうな声を挙げるばかりではなく、一見ママにとっては困った行動ですら、ママを特別な存在に感じているが故ということも。今回は赤ちゃんが発するたくさんの「ママ好き」サインの種類と応え方をお伝えします。
注目!赤ちゃんからのママが好きのサイン
見るだけで幸せ、赤ちゃんの笑顔
今まではこうした赤ちゃんの笑顔は、顔の筋肉が動いているだけで心からの笑顔ではないと思われていました。しかし、実はこうした笑顔もママに向けられたもので、笑顔になることで本能的にお世話をしてもらえると知っていて、同時に「ママが大好き!」という気持ちの表れだそうです。
赤ちゃんの笑顔をみると、こちらも笑顔になってしまいますが、これを繰り返すことで笑顔になると楽しいと記憶され、笑顔の多い赤ちゃんになります。「笑顔になるとみんなに好かれる」と赤ちゃんが理解しているともいわれています。
お腹にいた頃から得意、ママの声に反応する
それらに比べて、ママの声は身体の中を通して聞こえるので、赤ちゃんはほかの音よりもクリアに聞くことができます。そのため、赤ちゃんにとって、ママの声はお腹の中にいたころから馴染みのある音として記憶され、生まれてからもママの声に敏感に反応するようになります。
ママが妊娠中にお腹に向かって語りかけていた声はきっと優しく、穏やかなものだったはずです。生まれてから、授乳時や寝かしつけの際にこの声を聞くたびに、赤ちゃんは心から安心しているのです。
母乳の匂いと関係、口を開ける
まだ視界がボンヤリしているときに頼りになるのが嗅覚です。赤ちゃんはママの匂いとママの母乳の匂い、両方をかぎ分けることができるそうです。ほかの人の母乳とママの母乳の違いがわかるなんてすごいことですね。
赤ちゃんはママが恋しいとき、口を開けてママの匂いを探します。口を開けるのは、母乳を与えてもらえる、ママが近くにきてくれることにもつながり、ママと一緒にいたい気持ちの表現にもなっています。
何気ないしぐさのなかにも「ママが好き」の気持ちはあふれているのですね。
困った行動も実はママが好きなサイン
ママにベッタリで離れない
ママが視界にいることや肌に触れて匂いを感じられることは、赤ちゃんにこれ以上ない安心感を与えてくれます。眠っているときも、ママが離れてしまうとすぐに起きてしまうので、一日中抱っこして家事がままならないこともあるかもしれませんね。
ですが、こうした日々はいつか終わりがきます。1人遊びができるようになったころや自立心が芽生えてくると、ママがいなくても大丈夫なときが訪れます。
そうなる前のひとときをたっぷり楽しんでくださいね。
ほかの人に焼きもちを妬く
ママとほかの人が仲よくしていたり、ママがほかの赤ちゃんを抱っこしたりすると嫉妬心から泣き出してしまうのがそのサイン。パパとママが仲よくしていると、必ず間に入ってママの注意をひこうとするのもママを独占したい気持ちが強くあるからです。
独占欲が強くあるのも、ママが赤ちゃんにとってかけがえのない存在、世界のすべてだからです。泣くほどママが好きだなんて嬉しいですね。
寝ぐずりや夜泣きも、ママが好きなサイン
赤ちゃんは潜在的に眠ることは怖いと感じます。とくに目が覚めたときに今までの状況が変わっていることに恐怖を覚えるそうです。
目を閉じたら大好きなママも見えなくなってしまいます。眠ってしまったらママが遠くに行ってしまうのではと不安になっているかもしれません。
目覚めて真っ先に呼ぶのはママです。そこには、一時もママと離れたくないという強い思いがあるのです。