フランス生まれの簡単メイン料理!食べ応え満点のタルティフレット
じゃがいもはフランスではよく使われる食材で、じゃがいもを使ったレシピも豊富です。中でもタルティフレットは、冬になるとよく食卓に登場するグラタン料理の一つですよ。パリを始めとした、フランス国内でのクリスマスマルシェでも見かけることが多いタルティフレットを、ぜひ一度作ってみてくださいね。
タルティフレットはフランスの定番グラタン
出来合いやテイクアウトも人気
タルティフレットはフランスのサヴォワ地方の郷土料理で、パリでも冬になるとよく見かけます。じゃがいもとルブロションチーズ、ベーコンを使ったグラタンで、冬になるとスキー場やクリスマスマルシェなどでも人気の一品です。スキー場では、ラクレットやチーズフォンデュと並ぶ定番料理ですよ。
クリスマスマルシェではタルティフレットのテイクアウトも人気です。パリ市内のクリスマスマルシェにもあるので、冬にパリを訪れたら食べてみてくださいね。パリのスーパーでは冷凍食品コーナーにもありますよ。
クリームを使わなくても、上に乗せたチーズがトロトロに溶けて美味しいグラタン料理なので、きっとパパも子どもも喜んでくれることでしょう。もしルブロションチーズが手に入らなくても、カマンベールチーズで代用できるので、自宅でも作りやすいはずです。
ほくほくおいしいタルティフレットの作り方
フランス流タルティフレットのレシピ
タルティフレットは用意する材料も少ないですし、調理方法もシンプルです。ここでフランス流タルティフレットのレシピをご紹介するので、ぜひ一度作ってみてくださいね。
所要時間:60分
【材料4人分】
・じゃがいも・・・1kg
・玉ねぎ・・・500g
・角切りスモークベーコン・・・200g
・ルブロションチーズ・・・1個
・白ワイン・・・適量
今回はタルティフレット用のチーズを使ってみました。同量のカマンベールチーズでも代用できます。
①じゃがいもの皮を剥き、食べやすい大きさにカットしてから鍋で茹でます。じゃがいもに火が通ったら水からあげます。玉ねぎもくし切りにカットしましょう。
②フライパンにバターを溶かし、くし切りにした玉ねぎを炒めます。玉ねぎが半透明になったら、大さじ1杯の白ワインを回し入れます。後でオーブンで焼いている間に白ワインのアルコール分は飛ぶので、子どもや妊娠中もしくは授乳中のママが食べても大丈夫ですよ。
③②にスモークベーコンを足して炒めます。少しカリっとするぐらいが香ばしくて美味しいですよ。角切りタイプのベーコンがない場合は、1~2cm幅にカットしてから入れましょう。
④耐熱皿にバターを塗り、中に茹でたじゃがいもを入れます。そしてそこに炒めたベーコンと玉ねぎを足してまんべんなく混ぜます。混ぜたらそこに大さじ2杯の白ワインを回し入れます。
⑤円盤型のチーズにそのまま横から包丁を入れ、二つに切ります。包丁にチーズが張りついて切りにくいので、注意しましょう。切ったチーズを④の上に乗せます。切り口が下になるようにしてくださいね。
⑥180℃に予熱したオーブンで20~30分焼きます。チーズが溶けて表面がカリッとしてきたら出来上がりですよ。