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子連れサファリ旅行の注意点。移動中のお助けグッズや現地の治安

子連れサファリ旅行の注意点。移動中のお助けグッズや現地の治安

準備万端で南アフリカへ出発したものの、やはり滞在中「これを持ってくればよかった!」と思ったことが度々ありました。ほかにも準備していてよかったことや実際に現地で感じたことなどもあったので、ご紹介します。もし南アフリカへ旅行されることがあれば、この記事を読みつつ旅支度と心構えをしていただけると幸いです。

旅行に持参したグッズの反省点について

実際に持参して役立ったものはこれ!

持参した子どもグッズの中で特に役立ったものについてご紹介します。

・塗り絵やパズルのついたアクティビティブック
・いつも食べているおやつ
・スマホにダウンロードしたアニメ動画やオフラインで遊べるゲーム

飛行機の中での暇つぶし用に購入したアクティビティブックでしたが、実際は宿泊先でよく遊んでいました。ロッジにテレビがなかったり、あっても英語のアニメしか見られなかったりしたので暇つぶしにぴったりです。

それでも飽きた場合は、スマホに入れた日本のアニメやゲームをして過ごしました。宿泊先は各部屋にwifiがないことも多いので、オフラインで楽しめるコンテンツがおすすめです。

おやつが買える機会が少なかったので、最低限のおやつを持参していて助かりました。娘はよく蚊に刺されるので、虫刺され用の薬も大活躍でした。

持っていけばよかったと後悔したもの

子連れアフリカ旅行ということで、現地で何が調達できるのかわからず、用意できるものはすべて持っていったつもりでした。しかし滞在中「あれ持ってくればよかった!」と思ったこともあります。

南アフリカは暑いイメージだったので、半袖や薄手の服をメインに持参しました。しかし実際、現地は夏であるにも関わらず雨の多い時期だったので、肌寒い日も多かったのが計算外!仕方ないので寒いパリを出るときに着ていた冬服でしのぎました。早朝サファリでは娘はダウンジャケットを着てちょうどよかったです。

娘用に綿のカーディガン2枚を持参しましたが、すぐに汚してしまう上に毎日滞在先が変わるので洗濯がしづらいのも難しかったです。娘のカーディガンは余分に用意し、すぐ乾く素材のジャケットがあればよかったなと思います。

リュックやスーツケースの注意点

今回は日本への一時帰国の際に使っている4輪のついたハードタイプのスーツケースを使いました。しかし滞在先のロッジでは車をロッジ横に停められないことも多く、車のトランクからロッジまでの砂利道をトランクを抱えて運ばなければなりません。

毎回パパが運んでくれましたが、肩ひものついた大型スポーツバッグの方がよかったなと反省しました。ロッジには金庫がないこともあるので、貴重品をスーツケース等に入れてサファリに行けるよう大型荷物にカギをつけておくと便利です。

旅行用にリュックを購入したのですが、ネット通販で購入したため思っていたよりサイズが小さかったのが気になっていました。実際に使うと子どもの水筒やカメラ、双眼鏡を入れたらパンパンで後悔しました。旅先で使うリュックは大きめがベストです。

実際に南アフリカへ行き感じたこと

やっぱり英語は大事だと親子で実感

現地の公用語の一つは英語なので、レンジャーさんや現地の人とのやり取りはすべて英語でした。我が家は私は日本語、フランス語、英語を話し、パパはフランス語と英語を話します。娘は日本語とフランス語のバイリンガルです。

サファリのとき、私とパパはレンジャーさんに英語で質問したり、英語の説明を娘に訳して教えたりしたのですが、娘としてはそれが不満だったようです。「私もレンジャーさんに直接質問したかった。楽しくおしゃべりしたかった」と英語が話せないことが悔しかった様子です。

旅行中に英語の必要性を痛感した娘は、パリに戻ってから英語のフレーズを覚えようと頑張っています。ロッジではスタッフに娘が英語で話しかけられる場面も多かったので、やはり英語は身につけてほしいなと実感しました。

観光地は整備されている所が多い

南アフリカというと正直観光地が整備されている印象が少なかったのですが、実際に訪れてみると思っていたよりも整備されている観光地が多いことに驚きました。現地の人が暮らしている村などは訪問していないので、あくまでも観光地やロッジでの印象になります。

今回私たちが訪れたのは田舎ばかりだったのですが、絶景スポットの公衆トイレはパリのそれよりもきれいで正直驚きました。パリの公衆トイレは悪臭がする上に、便座が壊れていたり外されていたりするのでそれに比べると清潔感があります。

滝を眺めるスポットも足元や柵などきちんと管理され整備されているので、子連れでも安心して訪れることができますよ。ヨーロッパの観光地に比べ、ごみのポイ捨てが少ないのも印象的でした。

行動に気をつければ治安面も比較的安心

気になる治安面ですが、私たちは特にトラブルに巻き込まれることもなくパリに戻ることができました。しかし行動に注意を払うよう心がけていました。

ヨハネスブルグで換金しようと思っていたのですが、換金直後にひったくりに合った人の話を聞き、パリで現地通貨に換金してから出発しました。

南アフリカは貧富の差が激しいといわれているので、私たちのような観光客は余計な注意を引かないよう気をつけることも大切です。たとえば道中は、村の住人しかいないスーパーに立ち寄るようなことはしませんでした。

高速道路のサービスエリアでは後部座席の荷物をすべて車のトランクに収納し、車上荒らしに狙われないよう対策も講じました。ちょっとした対策で、トラブルの数を減らすことはできると思います。
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