子育てママのコミュニティは身近に!家のように自然と集える場所
子育てをしていると、色々な悩み相談や情報交換ができるコミュニティがあればよいのに、と思うこともありますよね。そこで今回は子育て中のママのコミュニティについて、コミュニティはどんな場所なのか、家をコミュニティの場にしている事例などについてご紹介しています。
子育て中のママのコミュニティとは?
「コミュニティ」とは自然にできた集まり
しかし本来の「コミュニティ」の定義は、何かを軸にして自然発生的に人が集まった状態を指します。つまり何かをしたいと思ったときにすでにそこに人が集まっている状態なのです。
理論社会学者のマッキーバーによると、コミュニティは「ある地域にて形成される自主的な共同生活」とされており、ある目的を持って人為的、計画的に作られる繋がりである「アソシエーション」とは一線を画しています。
公園や児童館など、身近なところに
小さなコミュニティだと、サイトに情報を掲載していないということもあるので、公園や児童館にある掲示板をチェックしてみるのも一案ですよ。もしくはよく見掛けるママやパパに聞いてみるのもよいですね。もしかすると口コミで集まって活動をしているコミュニティがあるかもしれません。
公園や児童館に出かけるときは、時間帯に注意することも大切です。時間によって集まってくる子どもの年齢層も変わってきます。どの時間に行けば同世代の子どもが集まるのか、時間をずらして訪れてみましょう。
地域のコミュニティカフェも探してみよう
コミュニティカフェは、「地域に貢献したい」「ほかの人と繋がりたい」と願う人達によって運営されています。飲み物や軽食などがあるところがほとんどですが、どんな経済状況の人でも利用しやすいよう、値段は通常のカフェよりも低価格のところが多いようです。
中には、親子で参加できるワークショップやバザーを行っているところもあるので、近くにあれば参加してみたいですね。コミュニティカフェを通じて、仲良くできるママ友が見つかるかもしれません。
子育て中は人間関係も偏りがちなので、積極的に人と関わるようにしましょう。
コミュニティはママが悩みを相談できる場所
身近で本音で話せる実母や頼れる夫の存在
こんなときは、実母や夫に相談してみるのもありですよ。何よりも実母は育児について一通りのことを経験してきています。それに、安心してママ自身の弱みを見せることができるので、本音で相談することができることでしょう。
パパに子育ての相談をしたくても平日はパパも疲れているので難しいかもしれません。その場合、パパが休みの日で少し時間に余裕がありそうなときに相談してみましょう。ママには思いつかなかったようなアイデアやアドバイスをくれるかもしれませんよ。
共感してくれるママ友や相談しやすい友人も
同じ年齢の子どもを持つママ友なら、育児の悩みを共有できるかもしれません。「それうちも同じよ」と言われるだけで、ママの気持ちがすっと軽くなることもあるでしょう。
もしくは昔からの友人に相談してみるのも名案です。まだ付き合いの浅いママ友よりも、ママの性格をよく知る友人なら、何か適切なアドバイスをくれるかもしれませんよ。友人の子どもがわが子よりも年上の場合、先輩ママとしての話も聞けますね。
仲良しのママ友や知人を集めて、小さな子育てコミュニティを作ってみるのもよいでしょう。
支援センターや電話相談サービスを利用
通常、子育て支援センターには栄養士や保健師、保育士、子育てアドバイザーなどの専門家がいます。たとえば子どもの躾に困ったときや子どもの食事に悩んだときなど、専門家からアドバイスを貰うことができます。
匿名で相談をしたいときは、住んでいる地域の自治体の電話相談サービスを利用するのも一案ですよ。顔が見えない分、本音で相談しやすいですね。
またはネット上の子育てフォーラムやSNS上の子育てコミュニティを利用してみるのもおすすめです。
ママが家をコミュニティの場にしている事例
ママ友が集うカフェのような家
ママの中には自宅内に広めのプレイスペースを設け、ママ友が気軽に集えるような内装にしている人もいます。自宅をカフェのような家にし、仲良しのママ友や友人が集い、子どもを遊ばせながらゆっくりとおしゃべりができるという環境も素敵ですよね。
もし、そういったママ友と知り合い自宅に呼ばれるようなことがあれば、あらかじめ会費や持ち寄りなどについても確認し、お互いに気持ちよく過ごせるようにしましょう。