夏にベビーカーを使うなら対策が大事!暑さや紫外線対策グッズを紹介
赤ちゃんと一緒にベビーカーで夏のお出かけを楽しみたいと考えているママもいますよね。しかし、夏のお出かけ前には暑さや紫外線対策が必要です。そこで今回は、夏にベビーカーでお出かけする際の注意点とベビーカーの暑さ対策、紫外線や日よけに便利なグッズなどをご紹介します。
夏にベビーカーでお出かけする際の注意点
夏のベビーカーの中はとても高温に!
しかし夏のベビーカーの中はとても高温になるので要注意ですよ。体が感じる暑さは身長によって変わるのですが、ベビーカーにいる子どもの場合、ママよりも地面に近い位置にいるので地面からの照り返し熱を感じています。
たとえば気温が30度の場合、身長160cm前後のママの体感温度は30度ぐらいとなっています。しかしベビーカーにいる子どもの体感温度は、照り返し熱のせいで38度ぐらいとされています。子どもが暑がっていないか注意したいですね。
夏のお出かけは時間帯に気をつける
しかし暑い夏のお出かけは、時間帯に気をつけることも大切です。夏の場合、朝8~10時ごろと夕方5時以降であれば比較的涼しいので、この時間帯に赤ちゃんとのお出かけを楽しむようにしたいですね。気候によっても温度が変わってくるので、赤ちゃんの体調も考慮して外出時間を調節するようにしましょう。
また赤ちゃんは体温調節機能が未発達なため、急激な温度変化で体調不良になることもあるので、暑い屋外と冷えた屋内の出入りにも要注意です。
赤ちゃんの熱中症には十分に注意する
直射日光を浴びず屋内にいても、高温多湿な環境に長い時間身を置いていると、赤ちゃんの体内に熱がこもり、水分が不足して熱中症にかかりやすくなります。屋内にいるから大丈夫と安心しすぎないようにしましょう。
赤ちゃんのおでこやわきの下に触れると熱かったり、尿が5~6時間出ていなかったりすると危険信号です。できるだけ早く小児科を受診するようにしたいですね。赤ちゃんは自分で不調を訴えることができないので、ママが注意するようにしましょう。
夏にベビーカーを使うなら暑さ対策をしよう
赤ちゃんの服装は白っぽいものを選ぶ
しかし夏のお出かけには、できるだけ白っぽいものを選ぶようにしたいですね。黒や紺のような濃い色の服は太陽の熱を吸収してしまい、温度が上がりがちです。しかし白のような色の薄いものであれば、太陽の熱を反射し熱も跳ね返すので温度が上がりにくくなります。
服はもちろん、帽子やベビーカーの日よけなどもできるだけ白っぽいものを選ぶようにしましょう。日よけカバーが黒いと、ベビーカー内部に熱がこもるのであまりおすすめできません。
保冷シートやジェル状の保冷剤を活用
市販の保冷剤の場合、冷凍庫に入れておくとカチカチに固くなり使いにくいので、ジェル状の保冷剤を使うとよいでしょう。ジェル状の保冷剤であれば、冷凍庫で冷やしても固くならずに柔らかいままなので使いやすいですよ。
保冷シートやジェル状の保冷剤を使って赤ちゃんの背中や頭をほどよく冷やし、赤ちゃんの体温の上昇を防ぐようにしたいですね。冷えすぎても体にはよくないので、保冷剤をカバーに入れたりタオルで包んだりして調節するようにしましょう。
ベビーカー用の扇風機を取りつけるのも一つ
普通の携帯用扇風機だと、メッシュ部分の幅が大きいことが多く、万が一赤ちゃんが中に指を入れると危険です。ベビーカー用の扇風機であればメッシュ部分が細かいので赤ちゃんの指が中に入る危険性も少なく、安心して使うことができます。
さらにベビーカー用のものであれば、クリップでベビーカーに取りつけることができるので便利ですよ。柄の部分が曲がるので、赤ちゃんに風が当たりやすいよう扇風機の角度を変えることもできます。
シンプルなデザインのものから、ライオンのような動物デザインのものもあるので、探してみてくださいね。
夏の紫外線や日よけに有効なグッズ
ベビーカー用サンシェードやネット
ベビーカー用サンシェードやネットを使うのもよいですね。紫外線カット効果があるサンシェードであれば、ベビーカーに取りつけるだけで簡単に赤ちゃんを夏の強い日差しから守ることができます。
コンパクトに畳んで収納できるタイプのものであれば、携帯しても邪魔になりません。手洗いできるものを選べば、いつまでも清潔に保つことができます。
足元までしっかりとカバーできる日よけネットもあると大活躍です。地面からの照り返し熱や虫から赤ちゃんを守ることができます。メッシュなので風通しもよく、外から中にいる赤ちゃんの様子を見ることもできますよ。