自己主張と甘えの違いとは?子どもの主張を尊重し心の成長を促す方法
「選択式質問」で子どもの視野を広げてみて
例えば子どもが着たいシャツが洗濯中だった場合、似たようなシャツを二つ提示して「どっちのシャツにする?」と聞いてみましょう。選択肢の中から選んだ子どもは、一番着たかった服ではないけれど自分の意見が通ったと納得するかもしれません。また「必ずしも選択肢は一つではない」という体験をすれば、子どものこだわりが緩み視野が広がります。
ただ、質問するときにせかして考える時間を与えなかったり答えを否定したりすると、子どもは自己主張するのが嫌になります。時間に余裕を持って穏やかな気持ちで質問しましょうね。
自己主張を受け入れてママの愛情を伝えよう
ママはまず「◯◯したかったのね」と自己主張した子どもの気持ちを受け止め、そのうえで子どもの主張が通らない理由を説明できるとよいですね。子どもがママの話を理解したら「ありがとう、わかってもらえて嬉しいよ」と抱きしめると、愛情を持ってわがままを諭すことができます。
ママの愛情を感じることで子どもは自分の気持ちを抑える大切さを感じ、だんだんと周りの状況を考えて自己主張ができるようになるでしょう。
まとめ
自己主張する子どもは、自分で考える力や社会性が育まれます。ママが自己主張を上手に受け止めると親子の信頼関係も深まるでしょう。
日常の些細なことは子どもの主張を尊重したいですね。主張がそのまま受け入れられないときは、選択式質問をするとよいですよ。