ロシア風クレープ「ブリヌィ」を焼こう!たっぷりバターが香る春の味
極寒のロシアでは春の訪れを待ちわびる気持ちが、どの地域の人よりも大きいかもしれません。そんなロシアの春のお祭りが「マースレニッツア」です。そこで食べられている「ブリヌィ」はロシアの隠れた定番料理で日本でも有名なあるものにそっくりです。では早速作り方をご紹介します!
春の訪れを告げるマースレニッツァとは?
ロシア正教の復活祭前のお祭り
ロシアの春のお祭り「マースレニッツア」は、謝肉祭にあたります。お祭りでは冬の象徴である案山子(かかし)を燃やして、春を迎えにぎやかに過ごします。
ちなみにマースレニッツァを直訳すると「バター祭り」となります。復活祭前、40日間は四旬節や受難節といって乳製品や肉類を控えるため、マースレニッツァの一週間でたっぷり美味しいものを食べるという意味があるそうです。
まん丸のブリヌィは太陽を表す
ブリヌィはみなさんがよくご存知のクレープに味も形もそっくり。材料として、重曹や炭酸水を使うレシピもありますが、今回は基本の牛乳ベースのブリヌィをご紹介します。まん丸の形と黄色い色がまるで太陽のようなので、春のお祭りの定番となっています。さらにバターをたっぷり乗せて食べれば格別のおいしさです。
作るときにもバターをたっぷり使うので、まさにバター祭りの主役といっても過言ではありません。食べ方はスイーツとしてでなく、軽食やごちそうとしても振る舞われます。
大人も子どもも大好きなブリヌィのレシピ
基本のブリヌィの作り方
・卵・・・2個
・牛乳・・・500cc
・小麦粉・・・200g
・砂糖・・・大さじ1
・サラダ油・・・大さじ1
・塩・・・少々
・バター・・・適量
(重曹を生地に一つまみ入れると、ブリヌィ特有の水玉模様ができます。あればぜひ)
【作り方】
①ボールに卵を割り入れほぐす。
マッシュポテトを巻いたブリヌィ
・ブリヌィ・・・5枚
・じゃがいも・・・3個
・玉ねぎ・・・1個
・ひき肉・・・150g
・牛乳・・・200cc
・バター・・・大さじ2
・塩、コショウ・・・適量
①じゃがいもは皮を剥いて一口大に切る。鍋にじゃがいもがかぶるくらいの水を入れて中火にかける。