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ロシア風クレープ「ブリヌィ」を焼こう!たっぷりバターが香る春の味

ロシア風クレープ「ブリヌィ」を焼こう!たっぷりバターが香る春の味

ママへのおすすめポイント

一枚目のブリヌィは失敗するもの

ロシアでは「一枚目のブリヌィは失敗するもの」とよくいわれます。フライパンが十分に温まっていないとうまく焼けないことからそういわれているようです。不思議なもので、熱々に熱したつもりでも、焦げすぎてしまったり生焼けになったり、うまく焼けないのであながち嘘ではないようです。

日本ではクレープをあまり自宅で焼かないかもしれませんが、ロシア人の家庭にはブリヌィ用のフライパンが必ず用意されています。ふちがなく平らなフライパンはブリヌィ専用で使いやすいですよ。

とはいえ、日本でブリヌィ用のフライパンを探すのは至難の業だと思いますので、なるべく浅いフライパンを使うようにしてみるとよいかもしれません。ホットプレートでもうまくできますよ。

トッピングは自由!軽食にもなる

ブリヌィはそのまま食べても素朴な味でおいしいものです。クレープに近いのでおやつのイメージが強いかもしれませんが、ロシアではお客様を迎えるときにもブリヌィを焼きます。

そこで用意されるのがイクラやキャビアです。ちなみにイクラはロシア語で魚卵という意味なので、イクラと言えば通じます。赤いイクラが日本でお馴染みのイクラ、黒いイクラといえばキャビアのことです。

ブリヌィにたっぷりバターを塗って、イクラを乗せていただきます。なんとも贅沢な食べ方ですが、バターとイクラのしょっぱさが意外とマッチします。

ほかにもスモークサーモンやハム、チーズなど、なんでも巻いて食べられます。ママも好きなものを巻いてオリジナルのブリヌィを作ってみてくださいね。

まとめ

私の住むキルギス共和国でも冬は厳しく、朝は8時過ぎまで暗く、夕方5時には真っ暗になってしまいます。やはり「春はまだかな~」と待つ気持ちが強くなります。

段々と日が落ちるのが遅くなってくるともうすぐ春、「バター祭りが始まる!ブリヌィを焼かなくちゃ!」となるわけです。2020年のマースレニッツァは2月24日から3月1日までです。

ぜひみなさんもバター祭りのブリヌィを焼いて、春の訪れを祝ってみてくださいね。
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