いつ生まれるか分からない正産期！出産まで気をつけることや心の準備

2019,9,5 更新

胎動の感じ方がそれまでとは異なる

お産の準備が始まる正産期になると赤ちゃんの頭が骨盤のなかに収まるため、動きが制限されて胎動を感じにくくなったり、胎動の位置が変わったりすることがあります。

胎動が減ったと感じて不安になったときは、しばらく安静にして胎動に集中してみましょう。家事や仕事をしているときは胎動を感じられなくても、楽な姿勢でリラックスしていると胎動を感じられます。

また、胎動を1回感じたらストップウォッチをスタートさせ、10回感じたら止める「胎動10カウント」を試すのもよいですよ。30分以内に胎動が10回あれば特に問題ありません。

30分以内に10回カウントできない、1時間カウントしても胎動が感じられない場合は病院に連絡したほうがよいでしょう。

出産や産後の生活に不安を感じてしまう

出産体験談などでは「陣痛は腰が割れるような痛み」「二度と経験したくない」と表現されていることがあります。これから出産するママは産むのが怖いと感じるかもしれませんね。

確かに出産には痛みがともないますが、数多くのママが乗り越えている痛みです。「思っていたより楽だった」ということも多いので、「痛みはあっても耐えられないことはない」と考えましょう。

また、産後の生活に経済的な不安を感じたり、先輩ママの子育て体験談を聞いて赤ちゃんとの生活に不安を感じたりするかもしれません。

産後の生活には数多くの不安がつきまといますが、病院や家族、保健師や自治体など、様々な人がサポートしてくれます。「案ずるよりも産むがやすし」という気持ちで出産に挑みましょう。

まとめ

お腹が張ったりむくみなどのトラブルが増えたりする正産期は、期待や喜び、不安などの気持ちが入り混じる時期です。

体だけではなく心も不安定になりやすいので、リラックスできる時間を作ったり、適度な運動でリフレッシュしたりすることでセルフケアをしてくださいね。

食べ過ぎによる体重増加に注意しなくてはならない、遠出は控えたほうがよいなどの制約はありますが、残りわずかな妊婦生活を楽しみながら心と体の準備をして、出産の日を迎えられるとよいですね。