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微熱の赤ちゃんのお風呂はOK?熱以外の体調を考慮して正しい入浴を

微熱の赤ちゃんのお風呂はOK?熱以外の体調を考慮して正しい入浴を

発熱は免疫を増やすための働きの一つ

実は「発熱は体に免疫を増やすための働き」の一つでもあります。少し意外かもしれませんが、赤ちゃんや幼児は発熱することでメリットも受けているのです。

発熱は、体中に侵入した何らかの細菌やウイルスが発熱物質を作り出し、体温が上昇することから始まります。すると体は防衛機能として、白血球などの働きを高めて体内の病原体を攻撃・排除するのです。白血球の一種の「リンパ球」は、ウイルスを記憶して抗体を作り、再び同じ病原体と出会った際には初回よりも迅速に排除する働きを持っていて、これが「免疫」となるのです。

このように、発熱は体内に免疫を作る働きをしているのです。つまり、成長過程での発熱はデメリットだけではなく、免疫作りをするメリットも含まれているわけですね。

お風呂に入らないときは汗を拭きとって

赤ちゃんは新陳代謝が高く汗かきです。お風呂に入れないと汗疹や湿疹、おむつかぶれなどの肌トラブルも心配ですよね。

汗を拭き取るだけでも肌トラブルを防ぐことができます。汗を拭き取る際には、温かいお湯、バスタオルと体を拭うガーゼ(またはタオル)を用意し、床にはレジャーシートや新聞紙を敷くとよいですよ。寒い季節には部屋を暖めておきましょう。

温かいお湯につけたガーゼを絞り赤ちゃんの顔や耳の後ろ、首を丁寧に拭きます。次に上半身の衣類を脱がせて胸や背中、脇の下や両腕も拭き、上半身にバスタオルをかけて保温しましょう。次に衣類とおむつを外して下半身を順に拭きます。ガーゼが徐々に冷えてくるので、ときどき湯につけて絞り直しをしましょう。

まとめ

微熱があっても赤ちゃんの機嫌がよく元気があり、食欲もあるならば入浴してもOKです。

入浴時には、低めのお湯に短時間つかる程度にして体力の消耗を防ぐ、部屋を暖めて湯冷めを防ぐ、という点にも注意しましょう。また、お風呂に入れないときには、湿らせたガーゼやタオルで汗を拭き取るだけでも、かぶれや汗疹などの肌トラブル防止に効果的です。

発熱なのか少し体温が上がっただけなのか判断できないこともあります。毎日同じ時間に検温をして、平熱や1日の体温の変化を把握しておくと判断がしやすくなりますよ。
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