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マタニティ用の腹巻はどんなものがよい?選び方と購入のポイント

マタニティ用の腹巻はどんなものがよい?選び方と購入のポイント

昔は戌の日に神社で安産祈願をして、腹帯を巻く慣習がありました。現在も儀式的に腹帯を巻くというママもいるかもしれませんが、多くのママが利便性などを考え、腹巻などに移行しているのではないでしょうか。そこで、マタニティ腹巻の効果と種類をご紹介します。

どうして腹巻を着用するとよいの?

冷えによる子宮収縮を防いでくれる

腹巻が作られる前から腹帯が存在していました。それではなぜ、腹巻や腹帯を妊婦さんに着用させるのでしょうか?それはまず、冷えを防ぐためです。

お腹の赤ちゃんが大きくなってくると、動きづらくなってママの運動量はどうしても減ってしまうものです。運動不足は、筋肉量が減り、身体から出る熱量を下げる結果となり、身体が冷えてしまうのです。

また、ホルモンバランスが変わることで冷えを感じやすくなるといわれています。そこでお腹を温めることで、冷えを防ぐ意味があります。

冷えがママの身体に与える影響により、子宮が収縮し、早産や低体重児になる恐れがあることが分かっています。その上、便秘にもなりやすくなります。冷えは百害あって一利なしなのです。

腰の痛みを軽減してくれる

お腹が大きくなると骨盤や腰に負担がかかり、腰痛や恥骨のあたりに痛みが出てくる人もいますね。マタニティ用の腹巻は、子どもが使う腹巻と違い、大きくなった下腹を支える作りになっているものもあります。

下腹を支えるために下腹部から腰部にかけてのあたりを支える形状になっているもの、腹巻に補助ベルトがついていて、冷えと腰への負担を軽くするものなどさまざまです。

下支え形状がない普通のタイプもあります。冷えると血行が悪くなり腰痛がひどくなる恐れもあるため、なにも冷え対策をしないよりした方が腰も楽かもしれませんね。

しかし、冷え防止とはいえ汗をかいてしまい、かぶれては困りますね。締めつけ過ぎず、素材も肌に優しいものを選ぶようにしましょう。

夏場の気づきにくい冷えを防いでくれる

夏は暑いから、腹巻は必要ないと考えるママもいるでしょう。しかし、夏は冷房がかかっているところがほとんどです。妊娠してお腹が大きくなってくると、通常より一段と暑く感じてしまう人もいるかもしれません。

そのため、自宅でも設定温度を下げてしまうなどして、知らず知らずのうちにお腹や身体が冷えてしまっていることもあります。また、外出して汗をかきながら歩いたあとにお店に入ると、思いのほか冷房が効いていることもあるかもしれません。

そんなちょっとしたことから、ママの体内で血管収縮が起こり、赤ちゃんへの悪影響が出ては大変です。赤ちゃんを守れるのはママだけです。腹巻などを利用して身体を冷やさないことで、自分の身体と赤ちゃんの生命も守りましょう。

自分にあうマタニティ用の腹巻を見つけよう

パンツやベルト内蔵など自分にあう物を選ぶ

マタニティ腹巻にも、さまざまな種類のものが販売されています。普通の腹巻を大きく長くしたもの、大きく長くしたものに下腹と腰をサポートするための形状が施されているもの、パンツタイプのもの、補助帯内蔵のパンツタイプ、補助ベルトと腹巻がセットのものなどがあります。

どれにするかは、人それぞれとなります。パンツタイプの方が楽という人もいれば、締めつけ感があってあまりよくなかったという人もいます。また、腰痛だけでなく、恥骨も痛んで歩くのも辛いママには、腹巻だけでは痛みが軽減されません。

その場合は、助産師さんからすすめられるベルトで楽になるのですが、この場合はパンツタイプではなく、腹巻タイプの方がお手洗いのときに便利かもしれません。

敏感なお肌のために素材にこだわる

素材は大切でしょう。今までは大丈夫だった素材が、妊娠することで敏感になり合わなくなる人もいます。また、汗をかくことも考えて、吸湿性や通気性なども気をつけた方がよいでしょう。

素材は、オーガニックコットン、シルクのもの、綿やポリウレタン、ポリエステルが混ざっているものなどがあります。各社、綿と化学繊維が混ざったものが種類も豊富に揃えられています。

オーガニックコットンやシルクの腹巻は、肌触りもよく、伸びもよく締めつけられないのでよいと評判が高いようです。

ただ、オーガニックコットンとシルク素材は、そのほかの素材のもののように下支え機能がついているものは少ないようです。あくまで、冷え防止のために使うものでしょう。

妊娠中から産後まで着用シーンを考える

腹巻タイプのものには、産前産後も使うことを前提に伸びる素材で作られているものがあります。産後に、緩んでしまった骨盤を締めるためにベルトを着用するママもいるでしょう。

そんなときにベルトをそのまま下着の上に直につけると硬くて痛かったり、かぶれてしまったりということも起こるかもしれません。その痛みやかぶれを防ぐために長めの腹巻を着用することもありますから、もしそれを想定する場合は、長く使えるものを考えるのもよいかもしれませんね。

冷えると、母乳の出にも影響するといわれます。産後もできるだけ冷やさないようにするためのアイテムとしても、マタニティ腹巻は最適なのではないでしょうか。ただし、伸びる素材のため綿100%ではないようです。

マタニティ用の腹巻はどこで購入するの?

楽天などネット通販で自宅でじっくり選ぶ

妊娠中は身体の変化も起きて、妊娠前のように身軽に動けないというママもいますね。商品を自分の目でじっくり見て選びたいでしょうが、車で行くしかない場所に店舗があるのに妊娠中は運転を控えているママや、体調がすぐれなくて外出が厳しいママもいるでしょう。

そんなときに便利なのが、自宅で買い物ができるネット通販でしょう。手で触ったり、パッケージをじっくり見たりはできませんが、おおよそのものはネット通販でも大丈夫です。

量販店での販売がなく、ネットでしか売っていない品質や評判がよいものもありますので、時間を気にせず選べるのも利点ですね。また、近くのお店で目をつけていたけど高かった、というものがネットでは安いということもありますよ。
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