出産後にルイボスティーは最適!お茶の魅力や毎日でも飽きない飲み方
出産後は授乳などにより、喉が渇きやすくなりますね。皆さんは、水分補給に何を飲まれていますか?もっぱら麦茶やお水ばかりで別の物が飲みたい、というママもいるかもしれませんね。では美味しいだけでなく産後のママにぴったりの飲み物「ルイボスティー」はいかがでしょうか?今回はその魅力や飲み方を紹介します。
ルイボスティーの主な栄養成分と魅力
南アフリカの先住民が愛飲していた健康茶
生息地は世界でたった1カ所、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈一帯です。山脈一帯の気候は太陽が照りつけ雨も少なく乾燥した土壌で、高地のため昼夜の寒暖差は30℃にもなります。ルイボスはこのような環境でのみ育つことができる植物のため、希少価値が高いといえるのです。
ルイボスには、厳しい環境を生き延びるために培った様々な成分が含まれています。そのため、このお茶は健康茶として何百年も前から先住民たちに飲まれ、今でも「奇跡のお茶」「長寿のお茶」として人々に愛されています。
ノンカフェインでミネラルがたっぷり
また、人間の体に必要不可欠な「ミネラル」もたっぷり含んでいます。ルイボスが生息する南アフリカは金などの鉱物産出国としても有名で、その土壌にはミネラルがたくさん溶け込んでいるのです。その大地にしっかり根を張り過酷な環境を生き抜くルイボスには、カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄・などのミネラル類が豊富に含まれます。
人間はミネラルを体内で作り出すことができないため、外から取り入れる必要があります。ルイボスティーには人が必要とするミネラルがバランスよく含まれているため、ミネラル補給に適しているといえるのです。
「SOD」の抗酸化作用が期待できる
たとえば、紫外線にあたると活性酸素が発生しシミなどの原因になります。しかしルイボスティーを飲めば、肌を守り美肌作りに役立ってくれるのです。また、腸内の活性酸素を減らし腸内バランスを正常に保つ働きもあります。便秘解消やダイエットにも期待ができますね。さらに、ルイボス特有の「アスパラチン」という成分も、抗酸化に強い力を発揮するとして注目されています。
また活性酸素の増加を防いで細胞を若々しく保つことは、体の免疫力を高めることにもつながります。産後のママは体調を崩しやすいため、免疫力アップをサポートしてくれる食品を上手に取り入れたいですね。
産後のママがルイボスティーを愛飲する理由
産後の乱れがちなホルモンバランスを整える
たとえば、産後は急激なホルモンバランスの変化が起こります。ホルモンバランスの乱れは体の不調だけでなく、イライラや気持ちが落ち込むなど精神的な不調も引き起こしてしまうものです。ひどくなると産後うつになることもあるので、できるだけ早めにバランスを整えたいですよね。
ルイボスティーには、イライラを鎮めるカルシウムやストレス緩和に役立つフラボノイドが含まれます。そのため、乱れたホルモンバランスを整える効果が期待できるのです。
産後の冷えやむくみを解消
コーヒーやお茶の種類によっては、飲むと体を冷やしてしまうものがあります。しかし、ルイボスティーは豊富に含まれるミネラルによって血行がよくなるため、体が温まるのです。またミネラルは代謝を上げる働きもあるので、脂肪を燃焼させることでも体温が上がり冷えの解消にもつながります。
体が冷えると血流だけでなくリンパの流れも悪くなるので、むくみやすくなりますね。冷えを解消することでリンパの流れがスムーズになり、体の老廃物も排出しやすくなります。その結果、むくみの解消にも役立つのです。
質の高い母乳が多く出やすくなる
さらに、バランスのとれたミネラルは赤ちゃんの健康にも必要なものです。ママが水分補給にミネラルたっぷりのルイボスティーを飲むと、母乳を通して赤ちゃんにも与えることができますよ。
ルイボスティーは体によいというだけでなく、ノンカフェインで母乳の質や量も向上させるため、授乳中のママにおすすめの飲み物といえるのですね。