子ども服の洗剤はどう選ぶ?気をつけたい成分や人気の洗剤3選
洋服を洗う洗剤には、いろいろなものがありますよね。しかし子どもがいる家庭だと、どのような洗剤を使えばよいのか悩むことがあると思います。ここでは、選び方のポイントや避けた方がよい成分をみていきながら、おすすめの洗剤もご紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。
子ども服の洗剤はどう選ぶ?3つのポイント
洗浄力とやさしさを兼ね備えたものを選ぶ
洋服やタオルなどは子どもの肌に直接触れるものなので、洗剤に入っている成分を見て、無添加でやさしいものを選びましょう。(成分については、後ほど詳しく述べていきますね)
やさしいと洗浄力はあるのか、気になるママもいると思います。子どもは食べ物をこぼしたり、うんちをつけたりと、いろいろと汚すことが多いものです。そのため、しっかり汚れも落としてくれる洗浄力も必要です。
今ではやさしくて、洗浄力のある洗剤もあるので安心してくださいね。両方のよいところを兼ね備えたものを選ぶことが大切です。
無添加表示はしっかりチェック
無添加洗剤とは食物繊維由来の成分を使っている石けん系の洗剤のことをいい、表示には石けん素地、純石けん、脂肪酸ナトリウムなどの記載があります。分解が早いため環境にやさしく、肌への負担が少ないことが特長です。
通常の洗剤である合成洗剤は、洗浄力は高いですが、いろいろな成分が入っているので注意が必要です。記載されている表示を参考に選んでみるとよいですよ。
香りだけで選ぶのは慎重に
衣服から香り成分がまだ香るということは、洗濯後も残っている成分が多いということです。肌によい影響は与えません。できれば香りの成分が入っていないもの、または成分があまり残らないものを選ぶとよいと思います。
香りの成分は合成香料のケースがよくあります。合成香料は肌への刺激もあり、衣類などの至近距離から強い香りを感じることで嗅覚が鈍くなったり、頭痛をともなったりすることもあるようです。
子どもの肌や感覚、体調などを守るためにも、香りで選ぶときには慎重に選びましょう。
子ども服のお洗濯には気をつけたい成分
皮膚への刺激が懸念「合成界面活性剤」
特に肌への刺激が心配なのが「合成界面活性剤」です。主に石油成分からつくられていて「合成洗剤」とも呼ばれています。洗浄力にすぐれていますが、すすぎ残しがある場合や肌のバリア機能が弱っているときは、肌トラブルを起こす可能性があります。
仕上がりをよくするために添加物として酵素、蛍光増白剤、漂白剤などが含まれています。
また「天然界面活性剤」というものもあります。こちらは石けん洗剤や植物・食物由来の洗剤成分をもつ洗剤のことで、安全性が高いので安心です。
乳幼児は避けるよう推奨「蛍光増白剤」
この成分は洗濯後も衣類に残るように作られています。体に害があるわけではないですが、肌の弱い赤ちゃんや子どもは、刺激を受ける可能性があるので心配ですね。経済産業省でも「乳幼児用製品にはできるだけ使用を避ける」ように警告しています。
子どもの衣類には、必要のない成分です。今は無添加のものでもちゃんと汚れを落としてくれるので、安心して使える洗剤を選ぶとよいと思います。
使用する場合はすすぎをしっかり「抗菌剤」
抗菌剤は入っていない方が安全ですが「バイ菌が気になる」というママもいると思います。その場合は使っても大丈夫ですが、しっかりとすすぎも行いましょう。1回のすすぎで心配なときは回数を2回にしたり、時間を長くすると安心ですよ。
アレルギーやアトピー肌の場合は、特に成分に対して注意が必要だと思います。しっかりすすいで、成分の残りがないように気をつけましょう!
乳幼児特有の汚れにも!人気の洗剤3選
泥も食べこぼしも!「ウタマロせっけん」
植物性石けん以外の界面活性剤、リン残塩は配合していません。蛍光増白剤を配合していますが、安全性が確認されているものを使用しているので、安心して使えます。
使い方は汚れた部分を十分に濡らし、ウタマロせっけんをさっと塗ります。しっかりもみ洗いした後に、いつも通りに洗濯機で洗うだけ。
固形タイプが苦手な方には液体タイプもあります。液体には蛍光増白剤が入っていません。ドラッグストアやスーパー、通販などで100円前後で購入できるのもありがたいですね!