子どもにネイルしても大丈夫?爪への影響を知って安全に楽しもう
ママがネイルをしていると、子どもは興味津々。おしゃれ大好き女の子だけでなく、男の子もママと一緒の爪にしてみたい!なんていわれてしまうことも。洋服やアクセサリーと違い直接爪に塗るものなので、安心して使えるか気になりますよね。今回は安全に子どもとおしゃれを楽しめるよう、ネイルについてご紹介します。
ネイルが子どもの爪に与える影響
大人のマニキュアは化学薬品のかたまり
子どもの爪や肌は、大人より薄く刺激に対して敏感に反応します。大人用のネイル用品を使うことで、ひどい場合は皮膚が赤くなったり、かゆみを伴うアレルギー反応を起こしたりすることもあるのです。またネイル用品は揮発性が高いものが多く、有害な化学物質を吸い込んでしまうことも考えられます。
ママが普段使っているネイルですが、子どもにとっては色々な点で注意が必要なのです。子どもには大人用のマニキュアを使用することは避けましょう。
ジェルネイルは大人になってから
ジェルネイルには、光沢と持続性を持たせるために多くの化学物質が使われています。さらにジェルネイルは性質上UVライトを照射して乾かし固めるので、照射するUVライトによる肌へのダメージも心配されます。ネイルを剥がすときにも、強い薬品が入ったリムーバーを使用しないといけません。
このようにジェルネイルは、多くの負担が爪や皮膚にかかるのです。子どもがつけたがっても、大人になるまで我慢してもらいましょうね。
除光液には特に要注意
またマニュキュアを頻繁に使用していると、爪が黄色くなったり爪の滑らかさがなくなったりします。これは除光液に含まれる成分に、脱脂性が強いものが含まれているために起こる現象なのです。
このように除光液は、有害といわれる物質を多く含みます。影響を受けやすい子どもには、特に注意が必要です。
子どもの爪はデリケートなので要注意
子どもの爪は伸ばし過ぎないように
爪が伸びていると、子どもが園庭や公園で友だちとボール遊びをしたときに爪が割れる危険性があります。また、爪の中に泥が入りやすくなり、雑菌が繁殖するなどして指を清潔に保つのが難しくなります。
子どもは手づかみでお菓子を食べることもあるので、手はできるだけ清潔に保ちやすいようにしておきたいですね。また、何かの拍子に爪が剥がれるケースも考えられます。爪が剥がれるとものを持つのも難しくなり、治癒に時間もかかります。
ネイルをしたいからといって、子どもの爪は伸ばし過ぎないように気をつけましょう。
甘皮は取らずにネイルをしよう
特に子どもは公園の砂場で遊んだり、外であちらこちらを手で触れたりするので、雑菌に触れる可能性も高いです。子どもの爪にネイルをするときは、甘皮は取らずに楽しみたいですね。ママの真似をしたがる場合は、ママが自分の爪の甘皮を取る過程は、子どもから見えないところでするのも一案です。
子どもがおしゃれをするのは見ていると微笑ましいですが、子どもの健康を第一に考えるようにしたいですね。
爪の表面を磨くだけでもキレイに
後にご紹介する水溶性のマニキュアを塗った場合、手を洗っただけでマニキュアが取れてしまいますが、爪の表面を磨くのであれば数日間は爪がピカピカしている状態を楽しむことができます。磨くだけなので色はつきませんが、艶やかな爪になるだけでもおしゃれな気分を楽しめることでしょう。
衛生面を考え、ママの爪磨きとは別のものを用意するようにしましょう。子ども用に爪磨きセットを用意すると喜ぶかもしれませんね。
子どもも安全に楽しめるネイルグッズ
ペタっと貼れてすぐ可愛い「ネイルシール」
まず貼ってネイルが楽しめる「ネイルシール」です。シールなので貼り付けるだけで、簡単に仕上がります。子どもの爪にデザインを描こうと思っても、爪が小さくて難しいですよね。そんなときは、このシールで可愛いネイルが手軽に楽しめます。
シールのデザインは豊富で、幅広いキャラクターものも用意されています。シールを組み合わせて、オリジナルのネイルを作ることも楽しいですね。子どもの年齢などにより爪のサイズが違ってくるので、5本の指に対して6サイズが入っているところも便利です。