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自粛生活下での散らかり問題。5~6歳児と考えるストレスフリーな片付け

自粛生活下での散らかり問題。5~6歳児と考えるストレスフリーな片付け

自粛生活をしていると、部屋の散らかりが気になるというママも多いでしょう。外出禁止令が出ているパリに住む私も、娘が散らかす様子を見ては毎日ため息をついています。そこで今回は、自粛生活というストレスが溜まりがちな環境の中で、ママと子どもがハッピーでいられるストレスフリーな片付け案についてご紹介します。

自粛生活では室内におもちゃが散らかりがち

散乱するおもちゃに悩むママは多い

新型コロナウイルス感染症の拡大により緊急事態宣言が出され、自粛生活をしている家庭も多いですよね。私たちが住むパリでは3月17日から外出禁止令が出ており、生活に必要な買い物へ行く以外は外出しなくなりました。娘はずっと部屋遊びをしているので、自然とおもちゃも子ども部屋からリビングへと侵略し、日によってはリビングで足の踏み場もない状態になっています。

外出禁止令が始まった当初は片付けを徹底していたのですが、外で友だちと遊べない娘の気持ちを考えると、毎日何度も片付けを強いるのは娘に負担になっているのではと思い始めました。しかし散らかったままだと、掃除機もかけられません。床に散乱したブロックを踏んで悲鳴を上げたこともあります。

生活動線をキープし、最低限の掃除ができる程度には片付けたいと願うママは多いはずです。そのためには、どこまでどのようにして片付けるのかを子どもと話し合いがながら決める必要があります。

子どもの言い分にも耳を傾けてみる

ママから見ると、ただの「散らかったおもちゃの大群」でも子どもにとっては何らかの理由があってその場所でおもちゃを展開していることもあります。片付ける前にまずは子どもの言い分にも耳を傾けてみましょう。

たとえば子どもが自分の部屋ではなくリビングにおもちゃを広げている場合、なぜそこで遊ばなければならないのか子どもに聞いてみるのもよいでしょう。子どもなりの理由があるのかもしれません。5~6歳であれば理由も子どもなりに説明してくれるはずです。

我が家の場合、リビングの床上にレゴで作った遊園地があり、娘が遊ばずに何日か放置していたのでその理由を聞いてみました。すると「パパがせっかく作ってくれたものだから壊せない」とのこと。

「なら、自分の部屋に置いたら?」と聞くと「自分で持つと壊れるから動かせない」と。壊したくないから壊れるのが怖くて遊べないし片付けることもできないということなので、そっと移動して子ども部屋に置くことにしました。

このようになぜそのおもちゃがそこにあるのか、子どもに聞いてみるとママにはわからない理由があるのかもしれません。理由を知れば、今片付けてよいのか一緒に遊んでから片付けたらよいのか、判断しやすくなります。

ママと子どもの妥協地点を見つけよう

お互いがストレスを溜めない片付けを目指す

自粛生活中は、ママだけでなく子どももストレスを抱えがちです。保育園や幼稚園、そして小学校などがお休みになると子どもはいつもの友だちと会えず、寂しく感じています。

ママも気軽に買い物に行けない、さらに息をつく暇もなく1日中育児と家事に追われストレスを溜めていることでしょう。部屋がすっきりと片付けば、ママは一時的にすっきりとした気持ちになれるかもしれませんが、子どもがまたおもちゃを引っ張り出してきて遊び始めるとゼロに戻ってしまいます。

毎日何度も「片付けて」といって子どもとの関係を悪化させるよりも、ある程度見た目がすっきりで掃除がしやすく、家事の動線を邪魔しない片付けを子どもと一緒に心がけてみましょう。

リビングの床上にマスキングテープを貼り、「ここから先は散らかしてよし」と陣地を分けてみるのも名案です。こうすれば少なくとも片付いた場所と散らかっている場所のメリハリができ、ママも過ごしやすいはずです。我が家では娘が床にマスキングテープを貼っています。

子ども部屋は子どもの領域なので、自粛生活中はあまり目くじらを立てずに「最低限片付いていればOK」とルールをゆるくすれば、子どものストレス緩和にもなりますね。
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