ルイボスティーは赤ちゃんでも飲める?ママも嬉しいメリットと選び方
美容や健康によいお茶として人気が高いルイボスティーですが、ママだけではなく赤ちゃんも飲めるお茶といわれています。その理由は、ノンカフェインのお茶で渋み成分タンニンが少なく、赤ちゃんでも飲みやすいためです。またミネラル分も豊富で、お腹のすっきりを手助けするなどの健康効果があるようですよ。
赤ちゃんやママにルイボスティーがよい理由
ノンカフェインでミネラルを豊富に含む
緑茶や紅茶の原材料となる「チャノキ」ではなく、ルイボスティーの原材料は「ルイボス」(学名ではアスパラサス・リネアリス)というマメ科の植物で、カフェインを含みません。授乳中のママでも安心して飲めるお茶といえますね。
カルシウムやマグネシウムをはじめ、鉄分などのミネラルやルイボスティー特有のフラボノイドであるアスパラチンも含まれ抗酸化作用もありますよ。
低タンニンで苦味が少ない
ルイボスティーには、タンニンが少ないという特徴があります。そのため渋みが少なく、ほのかな甘みを感じます。赤ちゃんや子どもでも飲みやすいお茶となっています。
タンニンは渋みだけではなく、鉄分の吸収も阻害してしまいます。鉄分が不足しやすい赤ちゃんにとっては、低タンニンのルイボスティーは鉄分の吸収阻害といった心配も少ない飲み物ともいえますよ。
腸への働きかけで便秘解消の効果も
ルイボスティーに含まれるミネラルは、腸の働きを自然に高めてくれる働きがあります。妊娠中から便秘に悩むママもいますが、お薬に頼らずに便秘改善を目指したいという方の中には、ルイボスティーを飲むことですっきりできたという方も多いようですよ。
同様に、便秘に悩む赤ちゃんも少なくありません。お薬に頼らずすっきりできるとよいですよね。授乳中のママがルイボスティーを飲めば、母乳を通じてミネラルが赤ちゃんに届き、すっきりを応援できる可能性もありますよね。
赤ちゃんにルイボスティーを与えてみよう
ルイボスティーは生後1カ月ごろから飲める
ルイボスティーの場合も、生後1カ月くらいから赤ちゃんも飲めます。ただ赤ちゃんは消化器官が発達しておらず、ミネラル分豊富なルイボスティーが負担になってしまうので、最初は薄めて与える必要があります。
ルイボスティーを与えて下痢気味になったら、すぐに与えるのは控えましょう。また、嫌がる様子があるときには、無理に与えるのは避けたほうがよいですね。様子をみながら濃度が薄いルイボスティーを与えましょう。
煮出して作り人肌くらいの温度のものを
水出しタイプの場合や手軽に淹れられるティーバッグの場合は、細菌の繁殖リスクがあります。茶葉を煮出してルイボスティーを淹れることで水や茶葉に含まれる細菌類を殺菌できるため、煮出したものを冷まして与えることが必要です。
もちろん、煮出してすぐの熱いルイボスティーはやけどの心配もあるため、赤ちゃんに与えるときには人肌くらいまで冷ますようにします。暑い季節でも冷たすぎるとお腹に強い刺激となり、下痢気味になってしまいます。手で触っても熱くない程度を目安にするとよいですね。
初めて与えるときは白湯で薄めて少量から
熱いルイボスティーを水で薄めるのではなく、白湯を使うのもポイントの一つです。水に含まれる細菌を一度煮沸させ、殺菌した白湯を使うと安全ですよね。
量もはじめはティースプーン1杯くらいから様子を見ながら与えるようにします。少量からはじめてお腹が緩くなったり体調が変わったりしなければ、薄い状態で少しずつ量を増やしてもよいですね。まだ消化器官が未熟なので、薄めのルイボスティーにしてくださいね。