出産の痛みを例えるなら?パパへ伝える方法と出産の痛み対策
【先輩ママに聞きました】出産の痛みをどのように和らげましたか?
「呼吸法」と回答したママの体験談
- とにかく息を吸って細く長く吐いて整えるようにしました。陣痛の痛みはあったものの、呼吸に集中することである程度までは耐えられる感じがしました。
- 担当の助産師さんからのアドバイスで、よりできるだけ長時間をかけて息を吐く呼吸法でなんとか痛みを逃しました。陣痛中にあって良かったものは、腰部分を温めるカイロです。
「ツボ押し」と回答したママの体験談
- 友人からテニスボールで押してもらうことを勧められたので持って行って、付き添いの姉に押してもらいました。もっと小さいボールでも良かったと思います。
- 私はひたすら助産師さんにツボ押ししてもらっておりました。的確なので、痛みが緩和され本当に助かりました。ただ基本はずっと居て下さるのは難しいのでテニスボールで抑えるのも良いと思います。
「姿勢を変える」と回答したママの体験談
- 分娩室に入るまでは、抱き枕に抱きつくことで痛みが和らぐ姿勢が取りやすく、落ち着くことができたので良かったです。
- とにかく激しい痛みで、どんな姿勢をしていても劇的に楽になることはないのですが、四つん這いになるといくらかは楽でした。とにかく痛みを耐えなければいけないので、握りつぶしても壊れないボールなどを持って行くといいと思います。
■編集部コメント
ツボ押しや姿勢を変えることを取り入れたママもかなり多く見られました。その体験談の中でアイテムとして挙がったのが、テニスボール。陣痛時の腰の痛みの緩和や何かを握りたいときのために、1つは出産準備のバッグに入れておきたいですね。
次のコーナーでは、事前にチェックしたい出産の痛みを和らげる具体的な方法についてご紹介します。
事前にチェック!出産の痛みを和らげる方法
姿勢と呼吸を整えよう
横になって、クッションや抱き枕を抱える姿勢をとると、痛みをこらえるのに少し楽になるでしょう。また「四つん這い」の姿勢が楽、というママも多いようです。本陣痛が来る前に、自分が楽になる姿勢を見つけておくとよいでしょう。
もう一つ重要なのは「呼吸」です。陣痛時は痛みで呼吸が浅くなりがち。赤ちゃんにたくさん酸素を送るためにも、深く長い呼吸を心がけたいですね。鼻からゆっくりと吸って、口から細く長く吐きましょう。この方法はリラックス効果もあるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
楽になれるツボを探そう
足の内側のくるぶしから指4本分上にあります。子宮に働きかけ、血行をよくしてくれる、女性にとって大切なツボ。軽く圧迫したり、温めたりすることで、陣痛促進や安産につながるといいます。
【次髎(じりょう)】
仙骨(おしりの中心あたり)から指3本分上、左右対称に二つあります。骨盤内の血行をよくするのに有効なツボです。テニスボールで強めに押すと、痛みが和らいだというママも多いようです。助産師さんに正しい位置を聞いてから押すと安心ですよ。
【腎兪(じんゆ)】
腰に手を当てて、自然に背中側に親指が当たる部分。腎機能を高め、血液循環をよくしてくれるツボです。温めると、陣痛の痛みが和らぐといわれています。
リラックスできるアロマを焚いても
ママがリラックスすることが、安産になるためのポイントです。焦ってパニックになると、呼吸が浅くなったり、いきんではいけないところでいきんだりしてしまうことも。アロマを焚いて気持ちを落ち着けるのもおすすめですよ。
【出産時におすすめのアロマオイル】
・クラリセージ
・ジュニパー
・パルマローザ
・ローズ
・イランイラン
・ペパーミント
・ゼラニウム
・ジャスミン など
妊娠初期には使えなかったアロマでも、陣痛促進効果が期待できるので、出産時には使えるものもあるようです。
まとめ
出産は段階を経て進むもの、ということを知って、準備できることはしておきましょう。パパと一緒に赤ちゃんを迎える準備をすることで、2人で痛みを乗り越えることができるとよいですね。痛みの先に、赤ちゃんとの感動的な出会いが待っていますよ。