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満月の日には出産が増えるの?出産と満月の不思議な関係について

満月の日には出産が増えるの?出産と満月の不思議な関係について

実際に満月の日にどのくらい出産している?

過去の満月の日の出産の統計

地球上に生息する生物の中には、満月の影響を受けて誕生したり、数を増やしたりするものがあります。これらは、さまざまな研究の統計による見解ですが、人間の出産に関しても同じように満月の影響を受けていることが、証明されているのでしょうか。

実際、現在のところは満月と出産率の関係を示す統計が少なく、はっきりと立証するのは困難ですが、数少ない統計によると、満月の日に出産率が高くなるということは証明されませんでした。

しかし、出産率が高い時間帯については明確な差が出ており、明け方に出産する方が多いということがわかりました。今後、さらに月と出産に関する研究が進むと、また新たな発見ができる日がくるかもしれませんね。

満月の日に出産が多いのかアンケート結果

人間は満月の影響により、陣痛が誘発されるという説があるくらい、満月の日は出産が多いといわれています。そこで、実際に出産を経験された方によるアンケート調査の結果をまとめてみました。

出産が多い日は満月や新月の前日、または3日後で、ほかの日より1割ほど増えている傾向がみられました。この調査では、満月の日に最も出産が多いという結果は得られませんでしたが、少なからず月の影響を受けていると考えてよいのではないでしょうか。

ほかにも初産婦と経産婦では、経産婦の方が満月の影響を受けやすいことがわかりました。このことから出産のタイミングは、それぞれの体の状態によって、月からの影響を受ける場合とそうでない場合があるといえるでしょう。

2016年11月のスーパームーンの日

スーパームーンとは、地球の周りをまわっている月が地球に最も近づいたとき、満月となることをいいます。2016年11月、68年ぶりの超特大スーパームーンは、各地で月と出産の関係を結びつけることとなりました。

アメリカのある病院の産科では、スーパームーンのときに創立以来最多の出産数を記録し、中でも、最も月が近づいた日は出産数がより多くなったそうです。

このことから、日本に限らず海外の産婦人科関係者も、月の影響により出産数が増えることを予測し、対応できるよう準備しているとのことです。

スーパームーンは、ほかにも地震などを引き起こすと考えられており、地球に与える影響は想像を超えるものになりそうですね。

まとめ

満月や大潮の日に出産が多いという説について、科学的な根拠はなく、現在のところ立証されていませんが、女性の体が満月や大潮による影響を多少なりとも受けていることには間違いないでしょう。

月の引力には、まだまだ解明されていないことがたくさんあり、神秘的なものを感じる方も多いのではないでしょうか。

出産の現場に立ち会う機会の多い助産師の方が、月のカレンダーや潮の満ち引きをもとに勤務体制を整えるように、出産を控えたママも心の準備ができるとよいですね。
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