新車は子どもが汚す前に防止策を！汚れ防止と新車のにおい対策の方法

2019,4,27 更新

子どもの車酔いに影響！新車のにおい対策

においが車酔いの原因になる理由とは？

車酔いの原因として挙げられるのは「新車の独特なにおい」です。新車は、接着剤やシートのクッションなどから様々なにおいが発生しています。その複数のにおいが混じり合い、車内に充満しているのです。

子どもは大人より嗅覚がするどいといわれており、新車の独特なにおいを敏感に感じ取ります。においは自律神経や脳にある嘔吐中枢という部分を刺激するため、気持ち悪くなるなどの車酔いが発生してしまいます。

また、長時間車に乗っていた場合だけでなく、車に乗ってすぐに酔ってしまうこともあるようです。

一度車酔いを経験すると、ドライブが苦手になってしまうかもしれません。家族でドライブを楽しむためにも、車酔いの対策やケアをしっかり行いましょうね。

気にならなくなるまで換気や水拭きをする

子どもの車酔いを予防するためにも、新車のにおいを消す万全な対策を行うことが大切です。

まずは、濡れたタオルで車内全体を拭きましょう。ハンドルやダッシュボードはもちろん、シートや天井など、車内のあらゆるところをまんべんなく拭くことで、においの原因が取り除かれて、嫌なにおいが緩和されますよ。

次に、車のすべての窓やトランクルームを開け、風通しをよくして十分に換気をしてください。換気をすることで、車内のにおいを外へ出すことができます。

換気は、晴れた日などに太陽の光で車内を乾燥させながら行うのがおすすめです。なお、1回の換気でにおいを完全に消すことは難しいため、何度も続けて行いましょう。1週間ほどで、においは次第に薄くなっていきますよ。

光触媒の消臭スプレーを使う

拭き掃除や換気をこまめにする時間がないという忙しいママやパパには、光触媒の消臭スプレーがおすすめです。

消臭成分の酸化チタンには、紫外線に当たると酸化チタンが触れている有機物（においの原因物質）を分解するという作用があります。香りでカバーする置き型などの消臭剤とは違い、においを包み込んで取り除いてくれるスプレーです。

車内にシューッとスプレーをするだけなので時間も手間もかかりません。さらに、即効性もあるため、新車のにおいが原因でドライブを楽しめない家庭にはうってつけですよ。

また、子どもが車酔いで吐いてしまった場合、車内に嫌なにおいが残りますよね。そういうときも、シートにスプレーするだけで簡単に消臭を行うことができます。

まとめ

新車の購入は、パパやママだけでなく家族みんなにとってもうれしい行事ですよね。しかし、「子どもが汚してしまったら…」「車酔いをしてしまったら…」などといった不安もあるかもしれません。

最初から「くつを脱ぐ」「カバーをかける」「車内で飲食をしない」といった汚れ防止の対策を行うことは、衛生面だけでなく、子どもの意識づけや今後の買い替え時の査定にも役に立つことでしょう。

また、新車のにおいもしっかりと消臭対策を行うことで子どもの車酔いも起こしにくくなり、安心してお出かけを楽しむことができますよ。